VIVID COLOR PARADE【3L】　

>Leone（Event Ver.)

……あ、えっと。レオーネ、あの、……。

(彼が忘れ去りたいもの。ふとした言葉と物思いに沈む様子に、彼の抱えるものの一端を垣間見た日のことを思い出せば胸をぎゅうと締め付けられるような心地がして、おろおろと数度口を開閉させたものの結局は何も言えず無力感と共に閉ざしてしまい。「……、」自分がついているという旨を伝えたところでどの程度彼の慰めになるかは分からないが、せめて繋いだ手を少し力を込めて握ってみせて。他方、彼からの誘いによって、空想の世界へ半ば埋没しかけていた意識が一挙に引き戻され「えっ、あ……うん！　俺そういうの初めてだなぁ、」未知の体験に期待を煽られ弾む声で応じ、手を引かれるままに彼の後を追い。繋いだ手のひらからは温もりと共に自分への確かな情までもが感じられひどく心地よく、こうして人目を気にせず繋いだままでいてくれることが堪らなく嬉しい。まあ、こうして仲良く手を繋いでいれば相対的にフードで顔が見えにくい自分が女性に見間違われることは想像がつく為、それほど奇異な視線に晒されることもないだろう。スケッチブックを少し高めの位置で胸元に抱けば、どうにも緩みっぱなしの口元をそっと隠しつつ彼へ追従し)

(/時間の都合上今はイベントの方のみロルを返させていただきますね。申し訳ありませんが、もう一方へのお返事はもうしばらくお待ちください。

こちらこそ、見事な収束を有難う御座います！ 今後につきましては、我儘の内容に想像がつか無さ過ぎるあまり、このままでは夜も眠れぬ日々を過ごしてしまいそうなので、是非続行を希望したく思います……！ それから、これは至極どうでもいい感想なので蹴っていただいて構わないのですが……。少し期待こそしていたものの、まさかの息子様からのふぇっ！？発言には物の見事に膝から崩れ落ちました有難う御座います……有難う御座います……。)


>Jack

えっ……も、もちろんだよ！　貴方が良いなら、喜んで……！

(襟首から手が離されればようやく息苦しさから解放され、安堵と共にふうと一息吐き。下された命令にはぱちくりと目を瞬かせた後、むしろ至極嬉しそうに頬を緩ませ何度も首肯してみせて。頭上から降り注ぐ太陽光線がフードを被ったままの頭へ順調に熱を籠らせている中、冷たい氷菓子は自分にとっても非常に有難く。そんな事情もあり嬉々として彼の行く先を見ると、仁王立ちで佇む巨漢の店員に途端顔を強ばらせて。「あ、ああああそこで、買うの……？」震え声で彼の意志を再確認しつつ戦々恐々と店員の様子を伺っていれば、不意にこちらへその強面の顔が向けられ視線が交錯。思わずヒッ！　と大仰に肩を跳ねさせ、傍らの彼の後ろへと緊急避難して、)


>Junlong

え、そ、そうなんだ、まあ貴方は俳優業で忙しいもんね。……俺もちょっと懐かしいな、こういうの。

(こういった場所は久しぶりだと言う彼の様にははしゃげないものの、童心に帰るという意見には同意と共に微笑みを返して。券を購入し終え、改めてざっと園内を見回せば、カラフルな色合いの観覧車にメリーゴーランド、ジェットコースターにフリーフォールなど様々な遊具が目に入る。華々しい雰囲気に気圧され多少の居心地の悪さを感じながらも「え、えっと、まずは何に乗ろうか。貴方はやっぱり絶叫系が好きなのかな……？」と高所にて客の絶叫と共に滑走するジェットコースターへと恐る恐る目をやり。ああいった代物は初体験なので臆す気持ちも多分にあるが、設置されたレールの様子を見るに激し過ぎる高低差や360度ぐるりと回転する輪などもないようなので、まぁどうにか乗れないこともないだろう。)