VIVID COLOR PARADE【3L】 

 VIVID COLOR PARADE【3L】 

◆  2018-04-03 00:00:02 
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    ✧✦ VIVID COLOR PARADE ✦✧       


 Run, jump, step and dance on the canvas.
    Dye the world in your color.


       TABLE OF CONTENTS

     >01 INTRODUCTION / RULE
     >02 COLOR CHART / PF
     >03 HOUSE / NPC


    【!】芸術家/シェアハウス/3L



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  • No.115 by Noah MacNeil  2018-04-25 12:58:34 



>Junlong

え、栄養を取って、筋トレ……。うわあ…………うわあぁ……。

(有難いはずの彼のアドバイスは、疲れやすく人目を嫌うあまり通学以外の用途では滅多に外に出ず、自室でひたすらキャンバスに向かっては、その合間にインスタント食品やパンなどで適当に腹を紛らわせるという不健康の極みのような日々を過ごす自らにとってあまりに過酷すぎて。それらを実行している己の姿が微塵も頭に思い浮かばず、虚ろな目と共に曖昧な笑みを浮かべ「……まあ、あの、まあ……あの……が、がんばる……」と絶対に頑張らないであろう台詞で茶を濁し。次いで、楽しそうに何事かを考えている様子の彼をじぃ、となおも絵描きの眼で観察していれば、不意の問いかけに対し半ば反射的に口を開き。「……──明るく。とにかく、明るく綺麗な絵を。」如何なる手を使ってでも彼を不快にさせない絵を描かなければ……。そんな強すぎる思いが先行し、相手の問いかけの真意を読み取れず、極めて真剣な顔とやたら決意に満ち満ちた声音で固く端的な返答をしてしまい。)


>Leone

……! っ、うん、うんっ……! 君の言うことなら、いくらだって、何だって聞くよ! ……俺こんなだし、あんまり信用とか出来ないかもしれないけど……でも絶対、死んでも君を裏切らないって──それだけは、約束する。

(陽気ながらも品のある振る舞いに加え茶目っ気や愛嬌までをも併せ持ち、常に余裕の笑みを口元へ湛えているような印象だった彼が、今はただ、恐怖や怯えと闘いながら懸命に想いを吐露している。今まで覆い隠してきたのだろう弱く脆い一面を晒してでもそうしてくれたことに、だんだんと目頭が熱くなり、視界がぼやけてきて。──届いた。届いたのだ、自分の声が、……彼に。そう確信を得れば、強ばっていた顔をぱあっと分かりやすく輝かせ、こくこくと何度も首肯してみせて。彼の言うところの“我儘”がどういった内容かは見当もつかなかったが、その即答に迷いなどあるはずもなく。正直、どれほど勇気を振り絞ろうが、如何に彼へ心からの言葉を叫ぼうが、どう足掻いたところで届く筈がないと言う冷静な自分が心のどこかにいて。しかし、その認識は誤りだった。それは彼だけでなく、自らにとっても救いであるという事実に初めて気が付く。ずっとずっと、他人の顔色を伺ってはお願いだから嫌わないでくれと跪き乞い願わなければいけないような、情けなく惨めったらしい自分が大嫌いだった。今だって、己を好きになれる部分など頭の天辺から足の爪先に至るまでただの一つとして存在しえない。けれど、もしも彼がこの手を取ってくれたなら。彼の助けになれたなら。少しだけ、そんな自分にも赦しを与えられるような気がして。)

す、素敵……!? お、おおお俺が……っ!?

(そんなことを言われたのは初めてだと仰天し思わず石の如く固まってしまったが、まさかいつまでも差し出されたそれを放っておくわけにもいかず。しばしの逡巡の後、動揺も冷めやらぬまま恐る恐る自らの手をそうっと彼の手に重ねる。……人の体温は苦手だ。他人に触れているとどうにもそわそわとして落ち着かず、居心地が悪い。しかし、掌からじんわりと伝わる彼の熱は不思議とそう不快ではなく、むしろこちらを包むような優しい暖かみがあるように感じられ。「……っ、」本当に、こんな自分を受け入れ認めてくれたのだという事実が、その時ようやく心に染み込んで。一応は落ち着いたはずの胸奥の熱が温度を増して再燃すれば、今にも泣きそうな顔で笑みを形作り「まさか、ここで友達が出来るなんて……。俺、俺……っ、すごく、嬉しい。……うれしい、な……」湧き上がる想いを噛み締めるように、ゆっくりと言葉を紡いで)


>Jack

えっ、ち、ちち違うよ……! こ、これはただ持ってるだけっていうか、ええっと……、うわっ!?

(これから外食に行こうと言うにはあまりに不釣り合いなスケッチブックが彼の笑いを誘えば、顔を赤らめ言い訳も上手く言えず口篭っていたところ、急に肩へ男らしい腕が回りビクッと一瞬体を強ばらせ。これほど人と密着するといつにも増して緊張してしまい落ち着かないのだが、そうして気安く接せられること自体はまるで親しい友人同士のようで決して悪い気分ではなく。おろおろと忙しなく瞳を揺らしながらも特に振り払う素振りは見せず、そのまま大人しく玄関へ足を運び。「えっ、た、食べたいもの? ……俺の? ……、……そういえば、近くのコンビニにビーフステーキ味のカップラーメンが新しく売られて、」こちらの希望を聞かれるとは思わず目を瞬せ、履きなれたスニーカーに足を通しつつ黙考した結果とんでもなく頓珍漢な回答が何の気なしに口から滑り出て。食への関心が薄く、常時インスタントやレトルト食品で適当に済ませているが故の弊害に青ざめるも時既に遅し。「あ、ああああっ、う、うそうそうそうそ! え、ええっと、あー……そう! ジャ、ジャック行きつけのお店に行ってみたいなぁ……! すごく美味しい店とか知ってそうだよね……!」せっかく彼と食事を共にする機会に恵まれたと言うのに、よりにもよって何故自ら全力で溝に捨てるような真似を、と大慌てで即撤回し、懸命に取り繕おうとして)

(/イベントと絡み中断の件、了解致しました。一応ロルを返すだけは返しておきますね。良ければ、イベントの方でも宜しくお願い致します!)

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