VIVID COLOR PARADE【3L】　

＞Noah

おいおい、ハンバーガーの絵でも描く気か？ それともステーキか…何でも良いけど、何が食いたい？ ただし腹に溜まるもの限定。特に無いんなら俺の行き付けの店になるけど。
（皿を洗い終えるまでのたった一分の間で着替えを済ませてきた彼の方へ目線を遣ると、もはや身体の一部であるかのように何時もの如く小脇に抱えられたスケッチブックを見て小さく吹き出してしまい。わざとらしく呆れた声と表情を作ってみせながら彼の肩へ腕を回し、そのままキッチンを出て玄関の方へ進むよう促して。ろくに何かを食べている姿を見た事もない彼は見た目にもかなりの痩せっぽちだが、実際身体に触れてみれば尚更その肉の薄さに驚かされる。弱冠二十歳の若者がこれではいけない、栄養価の高い食事をとらせなければと使命感に燃えつつ、一応は相手の希望を確認しておこうと質問。サンダルを履きつつズボンのポケットから家の鍵を取り出して。）


＞Junlong

俺も大いにそう思うさ。あの女、そのうちきっと後悔するぜ。
（“友人を餌にして釣った女にナンパしたら逃げられた”なんて笑い話にはなるけれど、我ながら愚かで情けない話だ。真面目な彼のことだからよもや厳しく叱りつけられるかとも思ったが、なかなかどうして批難するどころか逆に褒められてしまったので意外な反応に一瞬きょとりと両目を瞬かせたものの、こちらとしては好都合であるし悪い気はしないのでその言葉に賛同しておくに留まる。するとそんな話の後で突然何かを思い出したように“今暇か”などと尋ねられたので、皮肉を込め"As・you・can・see.（ご覧の通り）"と単語を区切りつつゆっくり発音。「あいにくデートするはずだった女に逃げられちまったもんでね。」わざとらしく肩を竦めてみせ。）


＞Leone

こいつ…ロッキーが走って来たから止めようと…。……あー、なんていうか、ええっと…、取り敢えず……ほら！
（予測は的中、この手の中にある仮面こそが大慌てで駆け寄って来た彼の素顔を常日頃から覆い隠していたものであり、今それが取り除かれて初めて、彼と文字通り面と向かっている。──筈が、目が合ったのはほんの数秒、すぐに彼は真っ赤に染め上げた顔を隠すように床の上で小さくなってしまった。今まで彼の素顔を無理に暴こうとしたことはないが、頑なに仮面を外そうとしなかった理由にはなんとなく合点がいき、しかしフォローしようにも咄嗟に上手い言葉が見つからず。まずこれを返すべきかと仮面を見るも、べっとりと犬の唾液で濡れていてすぐには使えそうにないので、代わりにズボンのポケットからサングラスを引っ張り出し彼の足元に向け床を滑らせて）
このジャック様が光り輝いて直視できないほど眩しいんだろ？ 仕方無い、特別にそれ貸してやるよ。

-　-　-　-　-　-　-　-　-　-　-　-　-

※参加・募集状況＞100 COLOR CHART　
　新規参加希望者様は常時募集中です！ご質問等もお気軽にどうぞ！