◆ 2018-04-03 00:00:02 |
通報 |
>Junlong
ああ、それでツナと卵だったのか。それならトマトとチーズの方が好きかな。
(ようやく合点がいくと、淡々と自分の好みを口に出し。生活リズムの違う相手にご馳走になる日が来るのかは定かではないものの、その時に向けて意気込む様子に苦笑して。予定はあるかと問われれば「あるにはあるよ。それにしても、今日はやけに質問が多いね」素直に答えず悪戯に口元に弧を作り)
>Jack
逃げるわけないだろ、ジャズ・キング。OK、すぐ行くよ。
あれ? ――ロッキーッ!? Aspetta un attimo! そっちはダメだって!
(ソファーで横になりながら執拗に顔を狙ってくる彼と戯れている間に、キッチンの方から呼ばれ言葉を返せば、彼に降りるように促し起き上がり。途中何やら不思議で香ばしい匂いがしたから、焼き物だろうかと想像を膨らませ、舐められた箇所を軽くハンカチで拭う。ダイニングへ向かう前にテーブルの上に置いた仮面を付け直そうと視線を向けるも、見当たらず眉を顰めて。ふと興奮しきった様子で尻尾を振り撒く彼に目を向ければ、探し物の仮面を銜えて満足げに此方を見据え、目が合った途端に先に目的地へと走り出していく。声を荒げ飛び上がり“ちょっと待って!”と伝えたところで彼に通じるはずもなく、血相を変えて後を追いかけて)
>Noah
(虜になった時から、ずっと僕を隠し現実から遠ざけ支えてくれている大事な存在。安らぎと引き換えに手にした呪いは、月日が流れる毎に後戻りが効かないほどに狭く暗闇の奥へと引きずり込み、それでもいいと隔離された世界を受け入れてきた。自ら望み身を投じておきながら、外の世界への憧れは卑しい欲へと移り変わり、虚しく弱い自分を濁らせる。臭いものには蓋をして、澱んでいない部分だけを見せればいい。そうして作り上げてきたものは、現実に溶け込み一時の仮初めの夢幻を叶えてくれる。けれど、彼の瞳の奥に宿る意志は純然たる覚悟を表し、固く握られた拳はその決意を強調させ、惹かれるように妬ましくも卑しい欲が現実を突き付けてくる。ああ、またキミは――僕が成し遂げられないことばかりやってのける。彼らのように偽りなく前に進む者たちに、枷を外せない僕はまた置いて行かれてしまう。対照的に濁り荒んでいく姿を決してその瞳に映したくないと、視線を逸らし頻りに仮面の呪いに触れ夢幻が醒めていないことを自身に言い聞かせる。それなのに、安堵に反し息苦しさばかりが先行し、覆い隠す手の震えが止まらない。二重に隠しているはずなのに、目の前の一人の観客に、何もかも見透かされ呪いさえも剥がされる――ゾッとするような恐怖に駆られ、心地よかったはずの空気は重く鋭利なものに、不規則な荒い呼吸は鼓動をバクバクと忙しなく操り耳障りな音を奏で続ける。その調べから逃れるように、首を左右に揺らしか細く震えた音を絞り出す。「ち、違う…僕は、キミが思っているような、人間、なんかじゃない……何も出来ない、卑怯者で、だから、逃げて……」呪いを掛け覆い隠しているはずなのに、声も表情も何一つ繕えず晒したくもない素ばかりが口走る。救いとなる乞い願った言葉さえ、疑心暗鬼の暗闇の底では弱い僕を押し殺し閉ざしてきたものをこじ開ける凶器にすら感じ、見えない壁を作るように一歩、また一歩と影を落としながら後退りし)
…すまない、友と共有するのは感動だけが理想なんだけど。こういう時はなんて言うんだろうね。
(差し伸べたはずが更に助長させ溢れんばかりに流れ落ちる雫に困惑するも、顔を隠し徐々に落ち着きを取り戻す様子に、胸を撫で下ろしては自身の頬を手の甲で拭い。しどろもどろな言葉から気がかりだった誤解が解けたものの、普段はもらい泣きする立場ばかりでいざ逆の立場になると思ったほど出てこない。ましてや、決して喜ばしい理由でもなくこの状況を作り上げた自身に呆れ肩を竦めて)
トピック検索 |