主 2017-10-17 12:39:34 |
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最後にもう一度。ただ単に拳を振り翳すだけが闘うという事ではない。ただ単に鞘から刀を抜く事を闘うと云うのでもない。自身の武器を知る事。それからやっと初めて闘えます。皆にもそれが何か、その答えをいち早く見付けてほしい。それだけです。これで本日の訓練は以上とします。後は、ゆっくり休んで明日の任務に備えて下さい。((零課災害庁西日本支部の訓練場にてそれらの首長は浮き沈みもない声色の冷淡な口調で上記の台詞を口にしては、構造物設計の緻密な計算を介した様な規則正しく並ぶ一般隊員の何列もの横隊を前に軽く一礼すると、踵を返せば早々とその場を後にしてしまい。この日は休日ではありながら訓練教官として時間を潰された事に顔を歪めながら訓練場入口へと向かい。そこには自身の荷物を抱えた秘書と送迎の黒光りする車が用意されており、秘書から荷物を受け取ると諸々の伝達事項を聞かされながら車に乗り込み。秘書のそれらを遮る様に運転手に向かい「取り敢えず神座町に。」とだけ伝えれば秘書から目を反らす様にふいっ、と窓枠から外を眺めるも秘書の小気味良いリズムの伝達事項が己を攻撃し。それも今では上の空、単なるBGMの様子。何時間経ったのか外の景色も学生時代の頃のそれになっており、「あ、適当な処で降ろして。あと、この人は本部に送ってあげてね。」と秘書から早く去り仕事の事は忘れたいのか上記を運転手に告げ。車から降りると束の間の休日に独り、懐かしの町を宛も無く歩いて行くと1歩1歩踏み出すに連れ、日々の任務やら戦闘での疲れも次第に薄れていく様な気がして
(参加許可有難う御座います!二神くんとの喧嘩、主も楽しみです!絡み文投下します。色々と絡んで頂けると幸いです。宜しくお願いします。)
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