『NL/戦闘』彼の世と此の世を紡ぐ者『一部指定人数制限/途中参加歓迎/リメイク』

『NL/戦闘』彼の世と此の世を紡ぐ者『一部指定人数制限/途中参加歓迎/リメイク』

主  2017-10-17 12:39:34 
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時は20xx年。何の異変もない現代日本にて普通の人の目には見えぬ此の世の者ではない異形と日夜人知れず戦う者達がいた…彼等彼女等は退魔士や退魔師と呼ばれる。

【ルール】
・セイチャルール厳守
・戦闘あり
・1人1役。ただしモブや敵などと戦う際は使用しても可
・本体様同士の喧嘩禁止
・ほのぼの、戦闘、ギャグ、シリアス、恋愛何でも可
・ロルは60文字以上回す事。特に戦闘時に確定ロルを回した場合避けられたりしても文句を言わない
・荒らしはスルー
・レス蹴り闇落ちは寛大に
・なるべく皆様と絡むように
・恋愛はDキスや押し倒しまで
・Pro提出して参加お願いします。キャラ希望が被った場合は選定式となります。また、Proが簡易過ぎると感じた場合はお断りしますのでご了承を
・ドッペルあり。イベントによってはドッペル不可にもなります

【Proについて】

「キャラの台詞を」

名前:
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備考:


>1 人数制限の募集キャラ
>2 人物相関図
>3 用語
>4 主キャラプロフ

暫くレス禁

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  • No.21 by 匿名さん  2017-10-20 02:00:55 

「――はい、これにて本日の修練はおしまいです。皆さんよく頑張りましたね。ささやかですがお食事を用意していますから、しっかり栄養をとって霊力を回復してくださいな」

「お二人とも、流石に今日くらいは大人しくしていて……って言ってる傍から喧嘩しないでください!今回のお仕事は隠密だって私言いましたよね?考えなしなの?馬鹿なの?ちょっとそこに直りなさい今すぐに」

「少しだけ…本当に少しだけね?みんなを率いて戦うのが怖いなって思う時もあるよ。でも、それ以上にしっかりしなくちゃいけないって思うの。それが八雲を背負う私の役目だから、って…」

名前:八雲 透子(Yakumo Touko)
所属:フリー(八雲家)
年齢:23歳
性別:女
身長:162㎝
体重:48㎏

容姿:艶やかな黒髪を腰まで伸ばしており、重めの前髪は眉にかかるぐらいの長さ。髪型は毛先を真っ直ぐに切り揃えた所謂姫カットで、結わえずに下ろしている事が多い。紫苑色の瞳は奥二重の切れ長気味で、大和撫子然とした涼やかな顔立ち。華奢で線は細めだが着やせするタイプでそれなりに女性らしい体型。八雲を継いだ証である大字の《捌》は右太腿の内側、付け根の部分に刻まれている。
服装は和服と洋服が半々で、落ち着いた色合いの小紋や紬か、シックなワンピースやスカートスタイルのオフィスカジュアル。仕事の際は各界の重鎮などの名だたる人々と顔を合わせる事が多いため基本的にはスーツで、場合によっては訪問着や振袖を着ることもある。

性格:思慮深く真面目な性格で、何かと世話焼きな委員長気質。困っている人を放っておけないお人好しであり、頼まれると何だかんだ断れない苦労性。そんな責任感の強さが災いして何かと一人で抱え込んでしまう自己犠牲的な部分があるが、同期三名、その中でも特に二神とのやり取りが丁度良くガス抜きになっている様子。
仕事柄各方面に顔が利き、幅広い人脈の構築とその維持に注力する抜け目ない一面も。また、場合によってはそれを利用して問題児二人の起こす不祥事を握りつぶすなど、意外と強かな性格をしている。しかし普段はしっかり者だが時たま抜けている事があり、特に自他に関わらず恋愛関係では普段の聡明さが嘘のような鈍感&天然っぷりを発揮する。長年続いている両片思い同士のすれ違いは最早コントの域。
基本的には丁寧な物腰で敬語を使って話すが、自宅などで外部の目が無かったり、気を緩めていたり、プライベートな事について語る時などは敬語が取れたりもする。また、窘めたり叱りつける時は厳しい口調となり、二神相手だと言っても聞かない事が多過ぎるため手が出る。

備考:
[八雲家]
八雲家は古くは将軍家の懐刀と呼ばれた由緒ある家系で、現代でも各界の要人からの相談や依頼が後を絶たない。対外的な意味での八雲家とは本家である谷頭(Yagashira)家と複数の分家からなる一族の総称で、退魔師集団としての活動の隠れ蓑に、表向きは政治家や有名実業家を多く輩出する名家としての顔を持つ。町に流れ込む霊脈の始点に広大な土地を持ち、そこに構えた大きな日本屋敷が総本山。しかし透子は学校と本部の程近くに修行を受けに来る退魔士や退魔師を受け入れるためのビルを所有しており、その最上階に住んでいるため屋敷にある当主の部屋には寄りつかず、自宅と言うよりは用事がある際に赴く職場のように思っている。八雲家は嫁取り婿取りはあまりせずに代々一族から当主を立てる事が多く、定期的に各家から子供たちを集めてはあまり表沙汰にはできないような訓練を施し、残った者から当主を選出する。当主となった者の後見人(大抵は親)は望むままの富と名誉を約束されるのと、子供が招集に応じなかった家は一族から放逐されるため、方向性は様々だがどの家も最後には招集に応じてしまうとか。透子も傍流である夜代(Yashiro)家の生まれで、両親からは当主になるためだけに厳しく育てられた。生まれつきでは霊力を持たず、そのせいで散々な扱いを受けたものの招集の日まで一年をきっても霊力は発現せず、痺れを切らした両親に5歳の時に蠱毒の壷に三日三晩放り込まれ、極限状態で生死の境を彷徨った事で無理矢理だが霊力を得た。その際に何かと会話をした気がすると後に語っており、方法が方法だけに蜘蛛を使役する八雲の術と相性がよく、後に若干10歳の時に先代八雲の死に際して当主の座を受け継ぐこととなる。それと同時に娘からの復讐を恐れた両親は手に入れた富を手に高跳びしており、今現在は生死不明(探すつもりもない、とは本人の談)。

[能力]
八雲には四体の強力な毒蜘蛛とその眷属が代々受け継がれており、未熟な当主が立とうものなら外部に出る前に即刻使い魔たちに殺される(それが初代から今まで数字落ちしたことが無く、八雲が名家と言われる所以)。召喚方法は術者によって様々だが、透子は自らの影を媒介に蜘蛛たちを呼び出す事が多く、より大きな霊力を込める際は自らの血を併用する。霊力の量によって大きさや強さをある程度変える事が可能で、小さくて脆いほど省エネ。また、蜘蛛が有する毒自体は実体に作用するものだが、実体があった場合と同等の効果を霊体に及ぼす術式を使い魔が行使できるため霊体にも影響を及ぼす事ができる。
「翡翠」普段透子が騎乗している白に近い淡い青緑の蜘蛛で、全長5メートルぐらいで顕現させることが多い。機動力が高く、人一人を乗せているとは思えない俊敏さで動く。実質毒を有する。
「鼈甲」通常の刃物では傷一つ付けられない分厚く堅い殻に覆われており、防御に秀でている。色は黒に近い茶色で斑模様が入っており、大きさは時と場合によって様々。小さめで顕現して盾のように扱う事も。腐食毒を有する。
「琥珀」全ての脚の先が鋭い鉤爪となっていて、非常に攻撃性の高い個体。色は透明感のある焦茶色で、対象の治癒力を阻害する攻撃を行う。小さめで顕現して剣や槍のように扱う事も。血液毒を有する。
「珊瑚」一見何の変哲もない薄紅がかった半透明の蜘蛛で、顕現する際の大きさもごくごく小さい。しかし強力な毒を有するため、敵の懐に忍ばせてじわじわと侵食する事で弱体化させることが可能。睡眠剤代わりにもできる優れもの。神経毒を有する。
上記の四体の眷属は霊力の続く限り無限に顕現できるが、大きさは昆虫としての蜘蛛と同程度で所持する能力も効果が弱いものとなる(数が揃えばCランクを辛うじて相手できる程度)。また、眷属に限っては術者と視界を同調させたり、声を届けたりすることが可能となる。
使役タイプの常として術者本人が前線に出る事はまず無いが修行の一環で鍛えているため、他の同期たちほどの実力はないが薙刀や棒術の心得がある。卒業後に一人で仕事をした際に接近戦を余儀なくされた時に使い魔を振り回すと言う暴挙に出て、どうやら手ごたえを感じてしまった模様。

[学生時代と人間関係]
在学時は奇跡の世代と呼ばれた中で主席をキープしていた事から分かるように、実技も座学も優秀な成績を修めていた優等生。卒業時には零課災害庁からスカウトが来たが、家の仕事との兼ね合いもあり辞退。しかしその代わりに仕事の無い日は希望者に対しての訓練を請け負っており、正式ではないが外部顧問のような立ち位置に収まっている。登校初日に大喧嘩していた二神と九鬼を四切と一緒になって止めたのが後の仲間たちとの出会いで、後日実力から機械的に組まれたはずのチームで寸分違わぬメンバーが集った際にはやや遠い目をしていた。
四切というストッパーの居る九鬼と違い、呼吸するように問題を起こす二神への第一印象は最悪の一言に尽きるが、人の感情とは分からないもの。問題を起こす度に叱りつけ、何だかんだ放っておけず世話を焼いたりしているうちにお人好しな部分などの良いところが見えてきたり、ここぞという時は頼りになるギャップなどに惹かれ始める。それから同じチームとして長く時間を過ごすうちにはっきりと恋心を自覚するが、二神が金持ちは敵だと言って憚らないのと、彼を自らが背負っている八雲の家に縛り付けてしまう事を厭うため、8年前からずっと好意を胸に秘めたまま言い出せずにいる。世話焼きの一環でせめて仕事の時くらいちゃんとした格好をしてもらうため、何かにつけて服や装飾品を贈っているが基本的に不発(と本人は思っている)。また、卒業時には少しだけ勇気を出して幼い頃から日々欠かさず霊力を込め続けた、蜘蛛を一体内包する琥珀のブローチをお守りと称して渡しており、これは入学当初のまだ印象が最悪だった頃に"いつか大切な人が出来たら渡したい"と世間話の一環で四切に対して語っていた品でもあるとか。反対に二神から貰ったものは大切にしたいからと大事にしまい込んでおり、付けたり使用するのは自宅の中でだけ。彼以外からの贈り物は普通に身に着けて外出したりもするのですれ違いを加速させている。
初対面から謎の連帯感が芽生えていた四切とは学校生活を共に過ごすうちに親友同士となり、彼女が北日本支部の支部長になった際は離れ離れになるのをとても寂しがった。仕事で北日本支部の方へ行く場合は何かにつけて立ち寄り、互いに余裕があればお喋りに花を咲かせている。
⑺の弟子は実の弟のように可愛がって世話を焼いているが決して甘やかすことは無く、良き師、良き姉として教え導こうとしている。二神屋に三宮が居る事と合わせて、彼が来たおかげで二神への世話焼きがやや落ち着いたとは周囲の談。
自身を慕ってくれている三宮の事も弟子同様に可愛がっており、二神が彼女に迷惑をかけると自分が迷惑を被った時以上に怒る。

[時計塔]
透子が所有しているモダンなデザインの四階建てのビルの通称。屋上部分に大きな時計を擁している事からいつの間にかそう呼ばれ始めた。一階はロビー、二階は訓練場と講義用の部屋が二つ、三階は八雲家ではなく透子個人のオフィスや図書室・会議室がいくつか、四階は住居といった作り。

ロルテ:
ふふっ、何事も慣れですから…今日掴んだ感覚を忘れないように、しっかりと復習してくださいね。
(自宅ビルの訓練場にて遠方から修行のために東京へ出て来たという退魔師への教導を終え、興奮冷めやらぬと言った様子を微笑ましく思いながら一階のロビーまで見送りに出る。何度も何度も振り返っては頭を下げる姿が見えなくなるまでその場に佇み、やがて振っていた手を下ろしてソファの横の柱時計に視線を移せば時刻は午後六時。先日受けた依頼の指定時間は日付を跨いだ頃なのでまだ十分に時間があるため、夕飯の買い物に出も行こうかと一旦鞄を取りに戻ってからビルを出ればその瞬間に嫌な気配が掠めて「C…いや、Bランクかな」と呟けば大通りから外れて奥まった道へと入っていき。途中こちらに向かって全力疾走してくる小学生男子2人に気付けば得心がいったような表情を浮かべ、擦れ違い様に念のため監視用の蜘蛛を付ければ黙々と足を進める。やがて住宅地の裏手の寂れた公園に辿り着けば、端の草むら辺りに転がる壊れた人形と元はその人形に宿っていたらしい少女の陰魂を見つけてやっぱり、と呟きを落とし)


(/>5で八雲のkeepをお願いしていた者です。設定を練っていたら筆が乗ってしまい…超長文となってしまった事を先にお詫び申し上げます。勢いに任せて本当に好き勝手作ってしまったので、やり過ぎや不備等がありましたら、ビシバシご指摘いただけると大変助かります…!)

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