半獣と人間の禁断の恋

待ってよ。(後ろから抱き締めてにっこりと笑い)

………………何…(見つめ)

しばらくこのままでいさせて。(ニコッと笑み向けて抱き締める腕に少し力を入れ)

………………いや、だ……！(暴れて)

お願い。(抱き締めたまま相手を見つめて)

…………………燃やされたくなかったら……今すぐ離せ。(睨みつけ)

分かったよ…。(少し寂しげにしつつも離し)

…………………………(逃げて行き)

…。(心配なので相手の後ろを付いて行き)

……………………ついて来るな。燃やすぞ……(振り返って)

…。(足を止め相手をじっと見つめ)

……………………何で、俺に付き纏うの？(見つめ)

君が心配だから。それに、さっきみたいにあんな事されたら悲しいし。(真顔で見つめ近付いて)

…………………俺が何をしようがお前には関係ないだろ……(睨みつけ)

関係あるよ。僕は君の友達だから。(相手の目の前まで近付いて笑み浮かべ)

………………友達……？(睨みつけ)

違う？(キョトンとして目を見開き)

………………お前なんかが？(見つめ)

少なくとも僕はそう思っているけどね。(ニコリと笑顔向けて)

……………………(見つめ)