人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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──チッ、もうそんな時間か
(森の奥、何重にも用心深く結界の張られた古びた洋館の一室にて魔法使いは鋭い舌打ちを一つ響かせた。月に数度訪れる、避けようのない人間の少女との邂逅の日。硝子瓶を満たす実験途中の魔法薬を両手に、眉を寄せどうした物かと思案。そして以前少女が口に出していた言葉を珍しくも思い出し、不機嫌そうに曲がった唇から呪文の言葉を紡ぐ。周囲の魔素が一点に集い、やがて一羽の小鳥の姿へと変貌を遂げる。それを青の瞳で見下ろし「行け」と端的に命令を告げれば、光の鳥は硝子窓をすり抜け空へ。──そして、己を呼びつける待ち合わせ場所と半ば化している切り株の上へ使い魔の鳥を待機させては、己はまた実験を再開してゆき)
(/魔法使いや妖精が主体となるとイマイチ内容が思い付かないので、こんな話が聞きたい等ありましたら、その時は教えて下さいませー
諸々了解致しました!使い魔を通じてですと、体調不良は流れによっては魔法使い本体は登場せずに気遣うだけになってしまう場合もある事をご了承下さい。占い師との交渉材料はどんな物を用意されるか楽しみです!相談等はいつでものりますので、遠慮なさらず声を掛けて下さいね。久しぶりに魔法使いを動かすので、少し違和感を与えてしまうかもしれませんが、改めて宜しくお願い致します!)
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