人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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えー、リスより兎とか、猫の方が可愛くないかしら?リスを使い魔に?……ふふ、ヨルはリスに何を手伝って貰うつもりなの?
(以前食べた餅に似ているが、青々とした鮮やかな緑が練り込まれた食べ物を不思議そうに見つめつつ、まだ不服そうな声を上げる。木の上をちょこまか駆ける小動物よりは、どこか守ってあげたくなるような庇護欲の湧く兎や、しなやかな体で綺麗さを兼ね備えた猫の方がと主張してみせ。話が使い魔へと転がれば、表情を少し和らげつつ首を傾げ見上げる。鳥なら空の偵察を、猫なら夜目が効く、犬なら嗅覚、魚類なら水中を。自分の相棒として、時に目や足の代わりとして使役する存在を相手はどうしたいのかとの思いからで。「そうそう、一つずつ物にしていきなさい。ちゃんと出来るようになったら、その時は手伝ってあげない事も無いんだから」今は火への挑戦は諦めたように見えれば、それで良いとばかりに頷く。自分の居ない場で試されては、万が一が起きても助ける事も出来ない。それは嫌だからこそ、何度も口を酸っぱくしてしまうのだ。相手が今より成長した時は、また違うかもしれないが。そうしてまたマシュマロに食いつき、頬を膨らませ。相手が意気揚々と立ち上がれば、食べていた物をごっくん、と音を立て飲み込み。「あら、いよいよ見せてくれるのね。頑張ってねヨル。此処で見守ってるわよ」楽しみだと瞳を輝かせては、食べる手を休め。小瓶の蓋が引き抜かれては、周囲の魔素に呼応するように魔石は輝き、力を増したように見える。これからどんな現象が彼女の手によって巻き起こるのか。そわそわと落ち着かない気持ちで、相手の次の動きに注目するように眼差しを注ぎ)
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