人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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ふふ、はいはい。自覚しておくわね。私も、ヨルの隣はすごく居心地が良いわ。……同じベッドで?ヨルって寝相は良い方かしら?私、ぷちっと押し潰されて終わりは嫌よ?
(大袈裟な口調で紡がれる優しい言葉。肩を震わせ、開いた唇から楽しげな笑い声を漏らし。照れ臭いからか、軽く流すように相手の言葉を受け止めては、お返しとばかりに、自分も同じ気持ちだと付けたし。どうせなら、と続けられた発言にはドールハウスに向けていた指先を、相手のベッドに向け直し確認するように復唱。勝手なイメージながら、普段と変わらず寝相も落ち着いてはいない印象であれば、冗談と本気交じりに相手を見つめ。きな粉餅一つでお腹がいっぱいになってしまえば、箱から飛び出したティッシュを一枚拝借し、服や口許に付着した粉を叩き、拭い。やる気の炎を灯す相手は微笑ましいが「ゆっくり、無理しない程度に頑張ってね。」と、一つ釘を刺し。「あら、結構集まってたのね。すごいじゃない!それに、瓶に入れるとオシャレで綺麗ね。紐か鎖を使ってネックレスにするともっと可愛いかも。──そうね、一度試すのもいいと思うわ。けど量には気をつけてね?加工もしていない欠片は、多分一度魔法の補助に使えば砕け散っちゃうでしょうし、強すぎる力で支えられて成功した魔法は、今度は操るのが難しくて暴走、もあり得ない話じゃ無いからね」すくっと立ち上がり、何かを探しに向かった相手。その行方を瞳で追いかけ、戻ってくれば目の前に置かれたのは、硝子瓶に詰められた欠片達。目を凝らせば一つ一つ淡く発光し、魔素が凝縮された片鱗が伺え。色彩豊かなな一品に装飾品としての価値を見出だしつつ、しかしコレを実験に使うとなれば、と注意点を。実際に使用してみなければの話だが、使いきりの消耗品になる可能性や、利点以外の可能性を告げ)
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