人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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何を仰る!ジュリーが私の側に居てくれる事はこの上ない喜びなんだからねっ!自覚してくれないと。
( 自身の瞳の奥の深い所を通して見える相手の瞳は温かく柔らかな慈愛に満ち溢れたもの、むず痒いような気持ちを誤魔化すように演技がかった口調と共にふん、と胸を張れば続けられた名案にそれはいい考えだと大きく頷き「勿論だよ!せっかくだしさ、同じベッドで寝ようよぅ」相手にはドールハウスがあるが、こんなチャンスは滅多に無い。へらりと笑いつつ要望を重ねて。もちゃもちゃと餅に齧り付きあっという間に平らげた時には励ましの言葉もすんなり受け入れられるというもの。「もっともーっと頑張るよ!」とまずは意気込みを一つ。続けてそう言えば、とばかりにパチンと両の手を打ち鳴らせば徐に椅子から立ち上がり近くの引き出しを開けて「確か──、…あ、ほらこれ。この前の探索でいくつか採れた欠片だけど。実は明日森でこれの力使ってみようと思ってたんだよね」ドロップスの欠片のようないろんな色の鉱石の欠片が入った透明な小瓶を取り出してはそれを相手の目の前のテーブルにことん、と置き見せて )
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