人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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(時刻は夕暮れ。空は灰色の雲に覆われ、冬の冷たい風がヒュルルと口笛の如く音を鳴らし肌を刺す。白い息を吐きながら帰路に向かう人々は足早に歩を進める中、自分は透明化の魔法を行使し宙をパタパタと舞い、一直線に友の家を目指していて。理由は至極単純。先日贈られた石の加工が終わり、完成したアクセサリーのお披露目をする為。遊びに行くには時間が遅いが、その分日中よりは家に居る可能性が高いとも思えれば訪れた次第で。真っ白なモコモコの上着で体は守られても、寒さに晒された頬や耳先は赤くしながら。友の部屋に明かりが灯っているのが見えれば、無駄足にならずに済んだとほっと息をついた後、窓ガラスに近寄ってはコンコンと控えめなノック音を鳴らし)
ヨル、いる?ジュリーよ。遊びに来たわ。此処、開けてくれないかしら?
(/了解致しました!流れに任せるのも賛成です。どっちのパターンも二人とも可愛くて想像するだけで癒されますね。改めて宜しくお願い致します!では背後から失礼致しました…!)
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