人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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それは頼もしいっ!
( 相手くらいの小ささならば咀嚼されずに丸呑みかとあまり想像したくないそれを一瞬考えすぐにやめ、何とも頼もしい言葉に素直に言葉を送っては先程に比べて輝きを増した羽によってより鮮明になった天上に逆さにぶら下がる蝙蝠に苦笑いを浮かべて。「──にしてもジメジメしてるねぇ。これじゃあ外が今何時くらいなのかもわからないや。…天上に咲く花だったら泣けるね」どれくらい進んだだろうか、湿気と空気の悪さにふぅと一息付けば今一度天上に視線を向けてぽつりと呟きを落とした後、もしかしたら岩壁の隙間なんかに咲いてはいないだろうかと両手でペタペタと壁に触れて歩き )
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