人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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では、いざ!
( 互いに準備完了なれば後は店内へと赴くだけ。妖精を肩に乗っけてお買い物だなんて誰も想像もしないだろうと内心楽しげで、ほんの僅かの優越感と共に店内へと入れば特別なイベントが近い訳でもないのにたくさんの人で賑わっており。「ドールハウスは──あっちだね」ぐるり、店内を見回して天井から吊るされている案内板を目印に目的のコーナーを見つければ怪しまれぬよう小声で肩の上の相手に話し掛けつつ足早にそこに向かい。果たしてそこにあったのは棚いっぱいに並ぶ家や小物。ゴシック調のものやログハウス、お城、はたまたレストランなんかもおいてあり。「っ、ジュリー!これは予想以上だよ!これだけ種類があるなら選び放題!」怪しまれる、の思考は何処へやら。すっかり興奮を抑えきれぬようになってしまえばあれやこれやと家を指差して回り )
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