人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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そうか。名を知った所で何かが変わるとも思わんが、断る。俺は貴様と違って仲良くなりたいとは思わん。……あぁ、そう言えばそんな名前だったな。夜の名を戴くならば、星達が輝く静けさを少しは見習ったらどうだ
(相手が此方の意に沿わず主張するならば、自分とて我を通しても構わないだろう。そんな思考の元、首を左右に振っては取りつく島を与えず。改めて名乗られれば、文面で交わした契約書に書いてあった相手の名をうっすらと思いだし。名は体を表すと言うが、相手は自分の好む時間帯とはかけ離れた存在であり、睨むように瞳を鋭くしては上記を述べ。「それは構わんが、もし貴様が魚に負け湖に落ちたとしても俺は助けんからな。そのつもりでいろ」嫌みへの返答には、小魚一匹に苦戦していた姿を頭に描きつつ、突き放すような言葉を返し。七夕へのさらなる情報を耳にしては「叶う保証は無いのか。俺にはその気持ちは到底理解出来んな。そんな時間があるならば、願いを掴む為に行動したほうがよっぽど有意義な時間の使い方だろうが」今まで魔法の研究等に没頭していた生き方をしていれば、祭りを楽しむ事や娯楽への意味を見出だせず。口をへの字に曲げつつ、次いだ質問に答えるべく口を開き「出来るとも。星読みとは名の通り、暦や月の満ち欠けによって変化する星の位置と名の関係性や法則、今と過去と照らし合わせた動きの流れ等を細部まで分析し、それが今へと繋がる意味を読み上げる。貴様ら人間の身近であれば占星術に応用されている手法だが、簡単に学べる類いのものでは無いだろう」事、魔法に関しては饒舌に回る舌により小難しく長々と説明するが、最後は淡々とした口調にて締め。目当ての魚を釣り上げ興奮する相手を一瞥してから魚に視線を戻しては、その状態を確認し「まずまずだな。あぁ、口だけを動かしていないで日が暮れる前に最低でも一匹はこれを釣り上げろ」と感想を呟き、相手に返事をしては魚が口に咥えていたルアーを外し、水中に設置した籠へと一旦保護し。先ほどと同じ位置に戻り座り直したならば、再び湖へとルアーを投げ入れ)
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