人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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──あ、実は………っ、!!?
( これであの花は水中にしか咲かない花でした。何て言われた矢先には本気で立ち直れないかもしれないと木の根元に目を凝らしながら思っていた矢先、ふいに何者かに話し掛けられれば特に何も考えずに振り向き質問に答えようとして。されど自分に話し掛けて来た相手がそれこそ絵本や映画の中でしか見た事がない所謂妖精と言うものだと気付くと同時、音として放たれるはずだった言葉は後半がいとも簡単に消え去り代わりに双眸真ん丸に見開く事しか出来ず。「…も、もしかしなくても妖精?」ややして驚愕は消え去るも好奇心と戸惑いが湧き上がってくれば瞳にはありありとした喜びの色を浮かべつつ、それでも手を伸ばす事はせずにいて )
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