人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
通報 |
でも一番初めに会った頃に比べたら少しは話してくれるようになったんだよ。何か…多分私がもっと魔法使えるようになって、魔法使いさんの役に立てるようになったら認めてくれると思うんだ。
( ぼそりと落とされた感想を目敏く聞き拾ってはそんな事はないとばかりに首を左右に振ると同時に相手には勘違いだと思われても致し方ないような都合の良い返答を返し。相手が己の性格の一部を好いてくれるのと同じように己もまた相手のさり気ない優しさや、時折垣間見得る母親のような雰囲気が好きなのだ。それを言葉にするのは照れくさく「たまにはこれくらい勢いのいい所も見せないとね!」と照れ隠しに言葉を強めては続いてある程度片付いた衣服に満足そうに頷き、「──これでおしまいっと。何かすんごい集中したから疲労感が半端ないよ」杖の先に集めていた魔素を空気へと散らして一つ大きな溜息をつきつつ、それをポケットにしまいながら再び相手の目の前へと腰を下ろしてカラカラになった喉を潤すためにシャンメリーを一口。「明日も森に行って魔法の練習と薬草の勉強しようかなぁ」片手に持つグラスをゆらゆらと揺らしながら明日の予定をぼんやりと思い描いて )
(/ どうもありがとうございます!私も一度失礼させてもらいますね。 )
トピック検索 |