人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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……ほぅ
(その先をと促したが相手が出来るかどうかと言えば、後者であると勝手に判断していた部分があり。だからこそ、ほんの僅かな時間ながら魔素によって宙に浮かんでいた二つの花の内、片方がゆっくりと今にも落ちそうになりながらもフラフラと頼りなく自分の元へと向かってくれば小さな、けれど確かに感嘆の意を込めた息を漏らし。「……正直侮っていたが、ただの馬鹿で阿呆で他人の物を勝手に盗もうとするだけの人間の小娘なだけでは無かったようだな」捻くれた批判的な言葉ながら、森に来ない間積み重ねていたのであろう相手の努力の一部がより垣間見えた事を認めれば、今一度目の前にある花に視線を向け。プレゼント云々は兎も角それも薬の材料に使える中の一つだからこそ、貰って損は無いと判断の上で片手を伸ばし受けとればローブのポケットの中に押し込め。今一度相手へと首を傾け「出し物は以上か?」終わったならば帰れと、暗に伝えるかのようにその後問いかけ)
(/お待たせ致しました!そして優しい気遣いの言葉もありがとうございました。夜ちゃんの背後様も体調を崩されないようお気をつけ下さいませ。では背後から失礼致しました)
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