人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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───ごめんね、魔法使いさん。
( 母親に叱られる事はよくあるがそれとはまた違う、例えるならばきっと父親の叱咤に近いものなのだろうと最早記憶にはない父親の叱る姿をどこか寂しくも感じられる気持ちで思えば自然、薄く開いた唇の隙間からは謝罪の言葉が零れ。それと同時に「魔法使いさんってお父さんみたいだね」と言う余計な一言も。課せられたペナルティは当然のものであろう。結果的に事態は悪い方へと転がった訳だが自業自得であれば今此処で反論する気はないようで小さく首を縦に揺らし。それからゆっくりと顔を上げ立てられた三本の指を視界に映しては、こんな真夜中にもしかしたら寝ているかもしれない友達の妖精を呼ぶのは可哀想だと魔法使い相手にはなかった気遣いのもとで、「…この前と同じやつがいいな。あれ全然痛くなかったから」とはにかんで見せて )
(/ 何か背後がお早い登場のような気もしないではないのですが…。一度家に帰って1週間後、森の中で午前はジュリーとお話、午後からラウルさんの授業のままでOKでしょうか?それか、一週間の間に何か挟みますかね? )
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