人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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月見草か……悪くない
(相手の訪れが途切れ、再び己の平穏な日常が戻れば今日は薬草の採取に精を出し。冷たい風が頬を撫で、木々に覆われた空から僅かに差す月明かりだけが先の見えない暗い道を照らすが、暗闇に慣れた瞳と馴染みのある道に苦労する事は無く、鈴が揺れるような虫の声や枝葉の揺れる音を耳にしつつ、軽い足取りで先へと進み。道中目当ての植物を発見してはしゃがみこみ、腰に下げた布袋の中へと納め、ふと岩影に、真っ白な花弁を大きく広げ月を見上げる小さな花を見つければ瞳を緩やかに細め、足を止め薬の材料にと手を伸ばすも、ひっそりと咲く花の邪魔をするのは無粋かと思い直せばその手を引っ込め。その場から踵を返そうとすれば、近くで何かが落ちた鈍い音と人の声に気付き、舌打ちを一つ。自分の存在を示すかのように木の葉を踏みしめそちらへとずんずんと近付いて行けば、嫌でも聞き覚えのある声にひくひくと口元を引きつらせ、まさかと思いながら茂みの奥から姿を現し。「……おい貴様、何故こんな所に居る。ガキは寝てる時間だろう。それに夜は付き合わんと言ったはずだが?」怪我にはまだ気付いていない為、その場に寝転び星空を楽しんでいるとした思えないその姿に苛立ちを募らせれば、幾分か低い声で不機嫌さを隠す事無く、冷ややかに相手を見下ろしながら上記を言い放ち)
(/わーい!←
優しさ、なんですかねアレ。ですが、ありがとうございます!
展開も了解致しました。
それなら安心致しました。私も、お声掛け下さった中に背後様が居て下さり、今とても幸せに思います
気持ちも落ち着かれたようで良かったです。では、背後はそろそろ失礼致しますね!ありがとうございました)
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