人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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──えぇ……
( 自らがあげた一つ一つを復唱している様子をキラキラとした期待に満ちた瞳で見つめていたも、結局曖昧な言葉しか返って来なければ途端に肩を落とし。もし犬の耳でも付いていたらそれはぺったりと頭に張り付いていた事だろう。されどいつまでも落ち込んではいられない。要求を求められては、ピシッと背筋を伸ばし座り直し「あのね、洞窟の入口に魔法使いさんが入れないような結界を張りたいんだ。何かこう…結界を張る魔法とか、道具とか、そういうのをラナさんなら知ってるかなーと思って」両手をいっぱいに広げて尚足りない大きさの洞窟の入口を表現しつつ、「あ、勿論今回も対価は用意するよ!」と相手にとってのメリットもきちんと提示して )
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