ある日、森の中(〆)

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人外好き  2017-08-01 03:59:39 
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  • No.1032 by 皐月 夜  2020-08-05 07:32:32 



え、そうなの?…妖精の里ってやっぱりそう簡単に人が招かれていい場所じゃあないんだ。
( 物珍しそうな様子の相手の言葉。あの日ジュリーとの約束は会話の中の流れで出たもので、ごく自然と何て事のないような雰囲気で誘われたが、よくよく考えれば妖精を珍しいものの対象として捕まえる人間も少なくは無いはず。ましてやたくさん集まる場所を教えるなんて以ての外。それだけ信じてくれ、好いてくれてるのだと胸の奥がほんわかと熱を持ち。それは魔石の欠片を否定されなかった事で更なる持続を持つ。「あのね魔法使いさん。実は前にも一回これの力、借りた事があるんだ。たーっくさんの桜吹雪を散らせたくて、あっという間に力使い果たしちゃったんだけど一応は成功したんだよっ」まるで子供が今日あった宝物のような素敵な出来事を親に話して聞かせるかの如く、キラキラと光る瞳を向けつつ以前妖精としたお花見の話を掻い摘んで語り。案の定兎に人間の言葉は通じていないようだ。やる気に満ち溢れているその姿は噛みつかれるのも時間の問題だと言う事を物語っている。それに加えて頼みの綱である魔法使いは助けてくれる気など毛頭無い様子。だが、助言は得た。木登りはもし登られた時に捕まる。自分を浮かせるのは力量的にまだ無理。となれば──。兎を真正面に鞄から杖を取り出しては「ウサちゃん、これ以上来ちゃいけませんっ!…全ての力の源よ 風よ 我が元に集いて舞い上がれ 『ウィンド』」呪文と共に風の魔法を。杖の先から生み出された風は最初の頃よりも遥かに安定感を保ったまま自身と野兎との間に壁のように割って入り、触れるものを吹き飛ばすだけの力も今は得ているだろう )


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