人外好き 2017-08-01 03:59:39 |
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貴様は誰に向けて師匠等と呼び掛けているんだ
(梟ね白目の存在しない黒く大きな丸い瞳孔は、じっと未だ彼女を警戒し姿を捉えたまま。対して主人たる魔法使いは、フードの奥に隠された眉をピクリと片方だけ持ち上げ、不愉快そうに低い声を溢し、敬礼ポーズの彼女を淡々と見下ろし。紡がれる説明には途中で口を挟むことなく静かに聞き入り。相変わらずよく喋る口だと内心で思いながら、取引を持ちかけられた所で再び口を開き「……貴様は本当の馬鹿だな。交渉したいならもっと頭を使え。そこまで知れれば実物は最早不要だ。俺の手だけで入手出来る」白く柔らかな食べ物、振り掛ける粉、同じく白の甘味類の菓子。外見や中身の特徴まで明かされては、人間用の食品を扱う店で捜索し購入するのも容易い。馬鹿にしたようにフン、と鼻を鳴らせば頭を左右に振り「しかし何故知りたがる。香水なんぞ貴様等の文化にもあるだろう?書籍を見れば中には多少なりとも工程作業について載っているだろうが」中身は人が作る調合とは異なるが、物自体は珍しく無い筈。そう解釈していれば何に興味を惹かれているのかと訝しげに問を重ね)
(/背後様も影響が無く良かったです!いえいえ、此方こそありがとうございましたー!)
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