Shall We Dreaming ？ / 非募集

(ネオングリーンのシャツに深紅のベスト、濃紺のスーツの上下と同色のツバ広帽子。髪型は流石に下したままでは無くセットをして右側を編み込みながら纏め、左下で緩く結んだ姿。部屋のテーブルの上には丁寧にラッピングをしたプレゼントと、吸殻の貯まる灰皿が。恋人がいる初めてのクリスマスなのだから、喜ばせたいと思い帽子屋の元にああでもないこうでもないと口煩く注文した末に出来たのは素材に拘ったモフモフのルームウェアである。派手な色彩は選ばずに、余計な装飾を付けたくなる気持ちを抑え込んで選んだのは彼の髪色の様に真白で。共に入れているのはルームウェアがシンプルだからこその薄らと桃色掛かるグレーに袖口は赤みを帯びた紫のボア、ボアの上には黒色のリボンがアクセントとなり、左手の薬指の辺りにはリングがはまっているように見えるシルバーの飾りを利かせた手袋で。直ぐにでも渡せる物なのだから、早く渡す方が良いと分かっている物の中々渡せず、普段そこまで嗜まない煙草にも手が伸びてしまう。付き合いは悪いが押しにも弱い、加えて渡すタイミングが頭に有ればドードーに釣れられ飲みたがりばかりが集まる場へ真昼間から連れられており、アルコールに至っても強いと言えるほどではない。にも拘らず押されるがまま呑まされると簡単に潰れ、恋人である彼の名前を繰り返すその姿に流石に反省したドードーが部屋へと連れてきたところ"わかったわかった、今だーい好きな恋人連れてきてやるから"と腕を担ぎ引き攣れるように歩く中で潰れるフラミンゴに言い聞かせるドードーの声が廊下を響かせ、部屋の前に来ればナイスタイミング。担がれていた腕を外して千鳥足に彼の元へ「よう、何処行ってンだよォ」がば、と抱き着くと言うか凭れ掛ると言うのが良いか、そんな動きで腕を回し。その傍らではドードーが『悪い！少し呑み過ぎて潰してしまった！お前に会いたいと言って聞かなくてね、探しに行くところだった』と潜め声にて詫びる様に状況を説明し"後は任せた"の言葉を軽く残せば飲み会会場に戻るべく足早に消えて)

(/交流文の先出を有難う御座います…!早速絡まさせて頂きますねっ。長くなってしまい申し訳ないです…!がっつり削って下さいませ！/蹴り可)

（ノックした扉の中、音沙汰は無く人がいない事を己に知らしめる。ピクリ、と跳ね上がった片方の眉毛。突然過ぎたか、片手を首後ろに回し憂うように目蓋伏せ踵を返そうとした。が、タイミングが良いと言うべきか、それともバットタイミングと言うべきか。背後からの騒音、鼻先に漂ってくる酒気。気付いた時には細い腕が己の胴体に絡まっていて。足早に消えていくもう一人の高い背中を常よりも細めた瞳で意味深に見送る。普段よりも滑舌の悪い喋り口、色々と問い詰めたい事柄は山程、然し今はそれよりも、と絡みつく細い肢体を奪い去るように力強い腕で抱き上げては彼の部屋の中へ乱暴な足取りで入室を果たす。酔いに酩酊する身体を彼のベッドへ横たわらせるよう誘導しては、自身はベッドの傍に片膝付き顔を覗き込むように見上げて。「全く、何処でそんな呑んできたん？…水持ってきたるさかい、回らん頭でよォ言い訳考えとき」何時もは鬱陶しいぐらいに闊達とした様子は鳴りを潜め、冷んやりとした声音と淡々とした物言いでぴしゃりと言い放つ。離れる間際、彼の前髪を撫で上げるように触れた手だけは妙に優しさに満ちて。相手の返答を待つ事なく、一度で部屋を出て階下より水差しとグラスを持ってきては冷えた水をグラスに注いで"零さんよーに飲み"と言葉添えて差し出し）

（/酔っ払いのフラミンゴ君、有難う御座いますー‼︎ご褒美かと思いましたっ。此方も可愛過ぎるあまり長文になってしまいそうですが、適度に省きつつ御返事頂ければと思います‼︎またお仕置きも兼ねていつもよりフラミンゴ君に対して冷たい対応をしてしまうかもですが、愛故の態度ですのでお許し下さいませ…っ）

＿＿(逆上せた様な頭は冷静な判断には程遠く、もしも欠片の理性が残っていたならばプレゼントを隠す事無く堂々と机の上に置いているこの部屋に彼のことを何が何でも通すことは無かった筈である。気づいた頃には彼は端からこの部屋に入っていなかったとでも言い聞かせるが如く、余韻一つ残さずに消えてしまっており眺めるのは只々天井のみ。時に酔っ払いとは性質が悪いにも程が有り、直ぐに戻って来た彼が渡してくれた水の入るグラスをNOとでもいう様に真直ぐに伸ばした指先の手の平を向けて拒否し、酒のせいで普段よりも高い体温のその手を伸ばし彼の頬を撫でる様に触れ、今目の前に彼が居るのだと言う事を柔らかな頬を撫でる事で確認し、実感して眉尻を落としながらもくしゃりと目元に皺を刻んだ笑みを浮かべ。滑らせるように親指の腹で形の良い彼の唇を撫でれば「――なら、零さねェように飲ませてくれヨ」彼が怒っていた空気感にすら気付く余裕が無いようで、剰えそんな要望を述べて)



（彼の為に運んできた水、グラス内で波が畝る。それと言うのも不意打ちで頬を撫ぜる彼の柔い人差し指が与える接触と、周りに花が綻ぶ程優しく咲いた笑み。ピクリと動く肩、見開いた瞳。ふっと抜けた吐息と共に張っていた力を抜き、グラスを持っていない方の手で項垂れるように目を覆い隠してしまい。結局は惚れたものが負け、諦めたように目を隠していた手を離し、一口水を含んでは、彼の顎を掴んで上向かせ、そっと触れた唇から水を受け渡す。唇の端から垂れる雫は持っていたハンカチで拭いてやる程の理性はどうやら残っていたようで。「ふーちゃん、悪い子やねェ。クリスマスに一体俺以外の誰と呑んでたん？それも…こんな可愛く酔っ払ってまうほど…」火照る頬も、潤む瞳も、何時もより緩んだ表情も、どれも己の自戒を揺るがすもの。徐に伸ばした指先を彼の首元に伸ばし、丁度頸動脈が触れる付近を上から下に撫ぜて。「いっその事、首輪付けて繋いだろか？」冗談か本気か、敢えて仄かに口許に微笑浮かべ、そっと空気に溶かすように言葉を落として）

(口移しで与えられた水は冷たさが落ち着いて飲みやすく、それでも変わる事の無い冷たさが喉を通り身体の内より冷やしてくれると唇より伝い零れた水も合わさり幾ばくかの冷静さを取り戻すことが出来て。至近距離の恋人の姿、プレゼントを隠すことも無く用意してある己の部屋、グラスを使い飲んでいないことを教える様に彼が手にするグラス、一つずつを視線を泳がせる様に動かすことで冷静さはより鮮明に変わり、＿＿首を撫でる感覚にカッと眼を大きく開けば愈々頭は普段とさして変わらない程しっかりと状況を見ることが出来る様になり「綿菓子――ッ」ハッキリとした声色でその名を口にすれば水の伝った後を拭うように口元を手の甲でゴシと力強く触れて、時間を戻すように己の中の最後の記憶を辿り「ドードーに少しだけ顔出せって連れてかれて、ライオンの持ってきた酒飲んで、＿＿東洋の酒だ」記憶を飛ばしたのは侯爵夫人が持ち寄った見慣れない瓶に入る日本酒と呼ばれるものが切欠で間違いが無い、部屋の時計を確認すればサーと血の気が引く。己だって初めてのクリスマスを恋人と過ごしたかったのだ、気まずそうに体を小さくすれば男らしく潔くか、ガバッと頭を下げれば、余計な言い訳は綴らずに「悪ィ」の一言を)

（ゆるゆると撫で摩る指の腹で彼の柔肌を堪能しながら、嫉妬に揺らめく瞳で目の前の人物の変化を見遣る。可愛らしい唇から溢れる他の住人の名に眉間に寄る皺は濃くなるばかり。はぁー、と腹の底から深く溜息を零しては、ガリガリと雑な仕草で己の後頭部を掻き。こんな事を言っては困らせるかもしれない、大人な彼と比較して幼稚な己を露呈してしまうかもしれない、そんな恐怖が一瞬口を動かなくさせる。戸惑ったのは数秒、「一体、今日だけで何人に嫉妬せなアカンのや」ポツリ本音を漏らしては、目の前に見える旋毛に伸ばした人差し指をチョンと当てて。気不味い空気で今日を過ごしたい訳ではない、グリグリと彼の旋毛に何度か弱い力で悪戯しながら、気持ちを落ち着かせ。漸く気持ちの整理が出来たならば、両手で彼の頬を包むようにして持ち上げ、ピタリと視線を合わせては「俺との約束守ってくれたら今回は許したる。此れからは俺の居らんところでお酒呑むんやったら一杯まで、勿論俺と一緒やったらめっちゃ酔ってくれてもええけどなァ」最後の一言は意地悪げに口角上げて伝え、滅多とない機会をフル活用すべく更なる難題を甘ったるい声で付け足して）
なァ、ふーちゃん。ホンマに悪いん思ってるんやったら、ふーちゃんからキスして欲しいわァ。

(ぽろりと零れる様に伝えられた言葉は己が彼に対して思うなら未だしも、逆は有り得ないと悲しくも胸を張って伝える事が出来てしまう事。それを指摘するような余計な事は旋毛に触れるその刺激で黙る事が出来、続くように伝えられた約束に暫し迷うような間を。と言うのも、あの飲み会の場に彼を連れて行けば引っ張りだこになるのが分かる為、連れて行きたくないし見せたくない。"うぐぐ"と言葉に詰まる様子で黙ること数秒、天秤にかけるのは己の我儘と彼も同様に思ってくれているのならと言う自惚れで。悪戯めいて付け足された言葉が尚更その自惚れを助長させると"く、"と息を漏らすように笑みを零し「約束―――ッ」"する"と言葉を続ける途中に伝えられた難題、触れたいしキスしたいと言う思いは勿論のこと、羞恥と言う思いが邪魔をすると下唇に歯を立ててから、バッと勢いよく立ち上がり。そのままテーブルの上に置いてあるプレゼントを手に取れば再びベッドの上に戻ってからグイと彼の顎元に手を添えて顔を上げさせてから唇を重ね「――メリークリスマス、」今持って来たプレゼントの入るそれをグイグイと彼の胸元へ押し付けて、照れくささから小さく呟くようにそれを伝えてから顔を隠す為に彼の肩口へ顔を置き)

（返答に戸惑い迷う間まで、彼ならば愛しいと感じるから不思議なもので。先程までドロドロと凝り固まっていた悋気の炎は緩りと雪溶けの水の様に溶けては消え。普段ならば目敏く気付かずのテーブルの上に放置されていたプレゼントの存在にも気付いていなかったからか、不意打ちで押し付けられたプレゼントの存在と、唇に触れる柔らかい感触にパチリと瞳見開き、軈て嬉しさに目尻が下がる。肩口に置かれた顔、己の頬を刺激するように触れる髪先の感触にクスクスと小さく肩を揺らして笑い。あぁ、この喜びをどう表そうか。思いっきり、今の気持ちのままに細い彼の体を両の腕の中に納めては「有難う、ふーちゃん。嬉しいわァ。めっちゃ大好き」万感の思いを込めて気持ちを言葉に。唇へのキスのお返し、とばかりに己から垣間見える彼の首筋に数度キスを。「せや、ふーちゃん。ちょっと待っといてェや」一言断りを告げ、名残惜しげに腕を離しては彼の部屋を後に。意地悪で彼にダミーの中からプレゼントを探して貰おうと思っていたが、満たされた心は最早彼に己のプレゼントを渡し喜んで欲しい一心。己の部屋から丁寧に包装された箱を持って来ては彼へと差し出して。彼が受け取ったならば自分は彼から貰ったプレゼントを大切そうに持ち上げ「なァ、折角やし同じタイミングで開けん？」とパチリと片目瞑り提案持ちかけて）


（/昨年は本当に楽しい時間を有難うございました‼︎此処まで永くお相手して下さり感謝でいっぱいですっ。今年も宜しくお願い致します‼︎此れからも末永くお相手して頂ければ幸いです）

(冷静さを取り戻せば取り戻すほど羞恥心がふつふつと込み上げてくるのは未だ慣れず、首筋に感じる刺激が何を表すか気付かぬほど鈍感ではないからこそ尚更と羞恥が頭をショートさせようとして、そんな思いを知ってか知らずか、彼が離れてしまえば引き留める言葉を掛ける間もなく姿を消してしまった為、反射的に引き留めようと伸ばしかけた指先を丸め緩い拳を握ってから、グラスに手を伸ばし中に入る水を煽る様にグイと一度に飲み干して。そう時間を置かずに彼が戻れば期待していなかったと言えば嘘になる己へのプレゼントの登場で、堪らずにク、と息を付く笑い声を零し「さんきゅう、＿＿良いケドあんまし期待すんなよなァ」最初は嬉しさのまま素直に感謝を、続いて持ち掛けられた提案には一瞬の内にプレゼントが気に入って貰えるかの不安と開く瞬間を見たい思い、彼からのプレゼントを一刻も早く開きたい思いが天秤として比較され、勝ったのは後者の思い。だからこそ前置きを置く様にその一言を忘れずに承諾し)

(/明けましておめでとう御座います！今年もどうぞ宜しくお願い致します。可愛らしくて格好いいテファン君は勿論のこと、ソヨンちゃんもソジュンくんも可愛らしくて日々癒しを頂いております！どうぞ此れからも末永く交流を取らせて頂ければ嬉しい限りです！改めましてどうぞ宜しくお願い致します！/蹴り可)



（プレゼントを開封する前に付け足された一言は彼らしいの一言に尽きる。彼からのプレゼント、ただその事実だけで己をどれだけ喜ばせるのか彼はまだ自信がないらしい。「ふーちゃんから貰えるってだけで、めっちゃ嬉しいねんで？俺のお嫁さんは相変わらず控えめやなァ」そんな所も可愛い、と頬を緩ませ。綺麗にラッピングを剥がしていき、中からプレゼントを取り出す。きっと彼是とデザインや生地はどれが良いのか等、頭を悩ませ考えてくれたのだろう。手触りの良いルームウェア。その他にもボアに手袋、中でも気に入ったのは薬指に密やかにあしらわれた飾りで。ぎゅ、と再度彼の細い体を抱き締め、感動に震える声音のまま振り絞ったような声量で「ホンマ有難う。大事にするわなァ」囁きを耳元へと落とす。こんなに素晴らしい物を与えてくれた彼に、今度は自身の方が不安になってくる。彼のプレゼントに見合う物が他にももっと有ったはず。へにゃり、と眉尻下げては「あかん、今からプレゼント考え直したいわ」情け無くも弱気な発言を。そうは言っても愛情だけはたっぷりと詰められた代物。ドーム状の容れ物の中には彼の好きな可愛らしいお菓子がアクセントとして並び、中央には自分達を象った人形。周りには仄かに煌めく結晶、全体的な色合いは彼の髪色と己の髪色を合わせたような淡い白桃色。夢の世界を大切に仕舞い込んだような、まさに二人だけの世界。果たして気に入ってくれれば良いが。チラリと彼の反応を窺い見て）


（/嬉しいお言葉有難うございます‼︎実はご相談と言いますか、私の我儘になってしまうのですが、三人を扱っているとどうしても別の全く性格の違うキャラを扱いたくなってしまい…。勿論一人三役まで、との事なので、若しかしたら今後双子の方はリセットさせて頂き新キャラを提出、なんて事は可能でしょうか？本当に双子にもよくして頂いているので申し訳ないのですが…若い子をやっている反動で渋いキャラをしたくなるという…っ。無論、其れが無理ならばバッサリと断って下さっても大丈夫ですので…‼︎ご相談までに、とお声掛けさせて頂いただけですのでっ）

(盗み見るようにチラチラと彼のリアクションを覗き見ながら、丁寧にされたラッピングを解き。丁度ラッピングを解いていたタイミングにて抱き締められると驚きから反射的に"ぅお"と声を漏らし、囁くように伝えられたその言葉が欲しくて選んだような物。満たされる以上の思いで己も片腕を彼の背へ回しポンポンと撫でるように数回触れて。気の利いた発言の一つでも出来れば良かったのだが、満たされたことに満足し胸一杯で有る事を除いても、彼からもらったプレゼントに対する期待にて言葉が喉を通らずに。愈々待ちきれないと中身を除けば其処に入っていたのは市販物では有り得ない品、彼が態々このイベントの為に作ったのだと言う事が伝わる品であり。小さなスノードームには己の好きな物だけが、好きなもの以外は全て遮断された箱庭のような夢の世界が広がっていて思わずくく、と肩を揺らして笑いを零し。雪を降らせるためドームを一度逆さにしてからチラチラと舞い散る雪の様子を眺めつつ"馬ァ鹿"と一声かけてから「これ以上のプレゼントなんか無ぇヨ」市販のプレゼントじゃないからこそ掛かる手間暇を考えると愛しくない訳が無い。慈愛に浸る眼差しを嬉しさからきゅうと細めて目尻に皺を刻んでは壊してしまわない様に気を配りテーブルの上へそれを置いてから彼をベッドへ向けて押し倒し、覆い被さる様に手を付けば「一度しか言わねえぞ、――俺の"嫁"になって下さい。」指輪代わりのデザインを喜ぶ姿が愛しかった、己なんかの為に手作りのプレゼントを用意してくれたのが愛しかった、共に居て愛しいと思う感情は日々募るばかり。プロポーズと言うには唐突の、雰囲気も何も無いそれを、それでも勢いが無ければズルズルといつまでも言えずにしびれを切らした彼が己から去ってしまうかもしれないそれを真剣な表情で伝え)

(/ご相談を有難うございます！原則でありますと一人三名までとさせて頂いているのですが、これは個人的な私の我儘であれですが、私個人がソヨンちゃんもソジュンくんも大好きで、加えて背後さまの扱う新しいお子さまともお会いしたいと言う思いが有り、もしご負担でなければ是非このまま増やして頂くと言う事でも構いません…!ですが、伴って背後さまのご負担が増えると言う事でしたら遠慮なく此方の我儘は蹴ってくださって構いませんのでっ。)

（彼の手の中に納められたプレゼント。渡したドーム内に雪をモチーフにした結晶がひらりひらりと舞い。肩を揺らし嬉しそうに笑う彼の表情を愛おしげに細めた目で見つめ、この瞬間の幸せを噛み締める。スノードームがテーブルの上に置かれるのを視線で追っていたからか、次の彼の行動は予想だにせず、されるがまま背は柔らかなベットのシーツへと沈み込む。ぽかりと驚きに見開いた言葉は、続けられた言葉にこれ以上ない程に見開かれて。言葉に表現出来ぬ感情の漣に瞳は揺れ、暫しの間、息をする事も出来ず。漸くじわじわと稼働し始めた頭で言われた内容を理解すれば、衝動のままに彼の首へと両腕回し自身の方へと引き寄せて。「なん、ふーちゃん。イケメンすぎるやろォ。ホンマはふーちゃんを俺のお嫁さんにしたかってんけど、旦那さんポジションは譲ったるわァ。そん代わり、絶対離さんから覚悟しィや？」普段は見れぬ真剣な表情も声音も、胸にトキメキを齎す。言葉ばかりは普段の軽い調子、だがその奥に隠された本音は言葉通りのもの。そっと、倒された身体を起こし、二人向き合った形になれば、彼の細い手を片手ですくい取って。可愛らしいリップ音を彼の左薬指へおくり、「今度一緒に指輪買いに行こな？」と逸る気持ちのままに誘いの言葉を告げて）


（/わわ、嬉しいお言葉を有難う御座いますっ。そう言っていただけて、とても嬉しいです‼︎此方の我儘に付き合わせてしまい、何とお礼とお詫びを申して良いやらっ。では双子はそのままに、新キャラを提出させて頂きたく思います…っ‼︎重ねて我儘を申し訳ないのですが、扱ってみたいキャラが2名いるのですが、良ければ背後様に何方が良いか選んで頂ければと…‼︎）

(一世一代のプロポーズなどする日が来るとは思っていなかった。そもそも恋人が出来たという事さえ奇跡だと思っているくらいなのだから、そんな己の行うプロポーズが受けて貰えるのか。黙っていては指先が震えてしまいそうな程の緊張感を持ちながら随分長い間のように錯覚する返事までの沈黙を待ち。首に両腕が回されれば返事を聞くよりも先にそれが悪い答えじゃないと言うことが伝わって思わず吐露する小さな吐息、緊張しているのは己だけとでも言いそうな飽くまでも普段と変わらない軽い調子のその彼の言葉が僅かながら胸に張り詰めた緊張感を解してくれて「悪趣味なやつ」なんて捻くれた言葉を、それでも告げる表情とはくしゃりと顔を緩める笑みで口にして。改めて向き直り、正面切って告げられた発言とその行動は己が行った不器用なそれよりもよっぽど様になる物で「＿＿＿ン。」短い返事ではあるが、彼の要望を承諾するそれで。)

(/我儘だなんてそんな…！双子のお二人が可愛くて仕方ないんです…っ。そして背後さまの扱うキャラクターがドツボなので選べれるか不安なのですがぜひ相談に乗らせて下さいませっ)



（精一杯捻くれた言葉を零すも、裏を返せば其れは彼なりの愛情。溢れる幸福感に擽ったげに肩を揺らして満面の笑みを浮かべる。この先もずっと一緒に居れたらいい。捧げ持っていた手を今度は恋人繋ぎのように指を絡め、ぎゅっと握る。指輪が承諾されたら次には、と次々と欲求は溢れ出す。軽く啄むように彼の唇へ己の唇をくっ付け、甘い感触を堪能しては、少しばかり離れ、それでもしゃべればお互いの吐息が感じ取れる距離で「指輪買ったら、次は結婚式開かなアカンなァ。きっとふーちゃんやったら、タキシード姿もウェディングドレス姿も似合うやろォな」夢のような幸せの未来像を語り出す。何だかんだと己を甘やかしてくれる彼ならば願いを叶えてくれるかもしれない。じっ、と笑みに細めた瞳で少しの反応も見逃さぬよう見詰めて）

（/有難うございますっ‼︎勿論、何方のキャラも相性的に難しそうだったり、好きな感じのキャラでなければ遠慮なく断って下さって構いませんので‼︎そしてキリが良さそうなので一旦此れで〆とさせていただきますっ。続けて三人からのプレゼントと新キャラ達のプロフを投下させて頂きますので、先に連続で投稿してしまうこと、此処で御詫び申し上げておきますっ）

（不思議の国で初めて迎えるクリスマス。せっせと三人で準備した住人たちへのプレゼントはお決まりの白い大きな袋に詰めて。テファンは白い髭のサンタに、ソヨンはモコモコのトナカイへ、ソジュンはまん丸の雪だるまへと変装をしてはいざ其々の住人たちの元へ。道中三人でぴーちくぱーちく喋りながら、寒さで其々頬を真っ赤っかに。それでも顔には楽しくて仕方ないと満面の笑みが浮かぶ。漸く着いた先、コンコンとノックしては、出てきた住人たちへ三人揃って声をかけようか）

メリークリスマス！サンタさんからのプレゼント！



帽子屋邸の三人→帽子屋へは赤と黄色のチェック柄、三月ウサギには青と白のチェック柄、眠り鼠には緑と栗色のチェック柄のお揃いのティーセット
双子→アクセントにヴァイオレット色の薔薇が目立つネクタイピン
チェシャ猫→ふわふわな手触りの軽くて暖かい白いマフラー
ライオン→三人で手作りした色んな味の点心セット
ジャバウォック→ステッキの持ち手に装着出来るカバー、側面には赤い薔薇の刺繍
ドードー鳥、フラミンゴ→三人で作ったディナーとソジュンが汚い字で書いた肩たたき券

名前/ギール
年齢/50歳
性別/男

性格/飄々としており大抵の事では動じぬ芯の強さを持っている。本来は責任感が強く、請け負った仕事や約束事は守る義理堅さがあるが、今では進んで昼行燈を装っており、ぐーたらと怠惰な生活を送っている。男所帯で長い事暮らして来た為、がさつであり、下ネタやジョークを良く口にする。また手を出すのも早い、要約すると只のエロ親父。

容姿/頬骨が高く、太いきりっとした眉に、切れ上がった瞳。鼻も唇も肉付きが良く大きい。年齢に応じた皺が徐々に目立ちつつある。髪は白髪が混じり始めロマンスグレーの短髪。前髪は目を隠す程度に長く、面倒の一言で髪も適当に自身でカットしている為、何とか見れる程度に整っているのみ。隠れた目は鋭い眼光を秘めており、青みの強いヴァイオレットの瞳を持つ。骨格の太い身体をしており、その上年齢の割に鍛えた身体を有している為、縦にも横にも大きい。身長は190cm。大小様々な傷が体に刻まれており、左手は義手。義手を隠すように常に黒の長袖タートルネックに、下も黒い動きやすいズボンを履いている。足元は黒靴。上からロングコートを羽織り、手には手袋という徹底振り。

備考/記憶のない幼い頃に火事にあい両親を残し孤児院に拾われる。だが自分の後にも何人も幼い子供が拾われ孤児院は切迫した財政難に。それを知り早々に国が国民より兵を募っているのを良い事に軍人になる。五年前大きな戦で左の肩先から手をなくし、年齢的にも身体にガタがきているとのことで退役。今はしがない流浪人。昔より通っている精神病棟にだけは今も律儀に顔見せを行なっている。

ロルテ/（昔に比べ豊かになった国。未だ争いの爪痕が残る道の傍らを精神病棟目指し歩く。途中途中すれ違う好みの人物を見付ければ挨拶のように軽口で口説き文句を告げる姿は、過去戦場に立った男には見えない。無論相手にされる事はなく、本人も其れを気にもせず、通い慣れた病院へ到着。何とかかんとか暇な診察の時間をやり過ごし、背伸びをしつつ廊下へと出る。ふ、と香った魅力的な匂いに誘われるように視線を彼方へ向けると、廊下の先に好みの後ろ姿を見付ける。ひょいひょいとこの時ばかりは身軽に追い掛け、角を曲がった背に習うように己も角を曲がれば其処は花園。気付いた頃には知らぬ薔薇の庭園に囲まれているというお間抜けな展開に。前髪の隙間から周囲を見渡し、はて？と首を傾げ。右手を顎に当て、顎髭を摩る。流石の異常事態にお手上げだ、と肩を竦めはするものの、頬に触れる風の感触も、肌に伝わる温度も本物だと察すれば、一度息を吐き、気を落ち着かせる。マジマジと赤い薔薇を見つめ、不躾にもクンと鼻を鳴らして芳しい薔薇の香りを嗅ぐ）
おいおい、困ったぜ。こりゃ想像もしてねェ展開だ。流石に俺でも花は相手に出来んからな。ま、綺麗な奴さんがいりゃ、お前らの香りを纏わせるつーのも良さそうだがな。

名前/リュカ
年齢/27歳
性別/女

性格/異常な程に他人が大好きな博愛主義者。不意打ちで気障ったらしい台詞を恥ずかしげもなく告げることの出来る厚顔の持ち主。良い意味でも悪い意味でもマイペースで自分のペースを崩そうとしない。好意を言葉でも行動でも示す。誰でも優しく愛を持って接するが、裏を返せば誰の事も特別ではなく、ある意味では残酷。

容姿/意志の強そうなくっきりとした眉に幅広の二重瞼、長い睫毛に縁取られた瞳はグリーン。笑むと柔らかく涙袋が浮かぶ。すっと通った鼻筋に厚めの唇、口元には黒子が一つ。職業柄端麗な顔つきで一見女性には見えず、良くて中性的、悪くてとても男らしい雰囲気。程よく引き締まった肢体、178cmの長身はシンプルな白のVネックニットに下は黒のストレッチパンツ、上からキャメルのチェスターコートを羽織っている。肩先まである前髪は根元を立ち上げ緩く左サイドに流しており左目を隠している。襟足はすっきりと切り揃えられショートスタイル。髪色はアッシュブロンド。

備考/幼少期に火事にあう。その後は特に何事もなく平凡な人生を謳歌。現在は己の外見を活かし舞台俳優やモデルとして活躍している。性別は女性であるが舞台俳優と示している通り、モデルも専ら男役。

ロルテ/（本日で主演の舞台は千秋楽、出待ちしていた女性達との熱いハグが終わり両手には持ちきれぬ程の花束が。ほくほくと高揚した気分のまま、運転手付きの車に乗り込めば、行き先はとある小さな診療所の名を言い渡す。静かに走り出した車内で本日の公演の余韻に浸っていると目的地に着くのはあっという間。運転手にウィンク付きで礼を述べ、勝手知ったるとばかりに診療所の扉を開く。中には幼少期よりお世話になっていたドクターが。大きく広げた腕の中に相手を迎え入れ、親愛を示すように頬へリップ音を届ける。相手からはお座なりに対応してされるも、その動作も可愛らしいとばかりに笑み。雑談も交えつつ、診察が軈て終了する。そのまま帰るわけもなく、お節介にも手伝いをして申し出て。任された仕事をするべく奥の部屋に繋がる扉を開けた瞬間、目も開けられぬ程の突風が吹き抜ける。閉じた瞼を開いた先、広がっていたのは赤い薔薇が咲き誇る夢の国。ヒュ〜、と軽く口笛鳴らし、周囲を確認してみれば、背後にあったはずの扉は忽然と消え、一人庭園に放り出されたようだ。さわさわ、と意思を持っているかのように揺れ動く薔薇の花弁へ指先を添わせ、まるで囁くように言葉を落として）
あぁ、ごめんよ、可愛らしいお嬢さん方。君達を驚かせるつもりはなかったんだ。此処は君達、お嬢さん方の国なのかい？

(/交流の回収を有難う御座います！同じく、下にお礼のプレゼントを載せさせて頂きました…！素敵なプレゼントににまにまとする住人たちが目に浮かぶようです…！
　そして素敵な新キャラさんのお二人に既に心を奪われてしまい…！どちらもドツボなおじさまとお姉さんで不甲斐なくもどちらかを選ぶと言うのが難しく…ッ。ご負担で無ければこのままお二人を是非登録させて下さいませ…！おじさまの魅力も、麗しいお姉さんも何方も素敵過ぎてっ。力になれず申し訳ないです！orz)


帽子屋邸の三人→眠り鼠が作った白い猫の編みぐるみに、三人それぞれの服装を真似て帽子屋が作った服を着せ、三月兎がラッピングし似顔絵入りのメッセージカードを添えた物。ソヨンちゃんには内緒でピンクゴールドのリボンが付いた髪飾り。
双子→三十センチはある赤色ベースのキャンディポット、中にはキャンディもだがチョコレートやガム等様々なお菓子が詰められており、ラッピング箱の裏面には大きくDee＆Dumの文字。
チェシャ猫→ストロベリー、ミルク、ホワイトの三種類のソリッドチョコレートが複数入るチョコレートの詰め合わせ、パッケージは水色と白のストライプで中央に猫のシルエットが。
ライオン→透明なガラス瓶に詰めた手作りのキャラメルプリンの詰め合わせ、ソジュン君にだけ別の袋にてこっそりと野菜を隠し味に使うマフィンを。
ジャバウォック→チェーンを付ければネックレスにも姿を変える、リング形の小さい時計。テファン君には黒色、ソヨンちゃんはゴールド、ソジュンくんはシルバー。テファン君だけこっそりと撮った写真がそのまま現れるインスタントカメラを。
ドードー、フラミンゴ→蜂蜜を使った甘い香りのハンドクリーム、ラッピングはフラミンゴのデザイン。ドードーからこっそりとフラミンゴを好きな時に部屋から引っ張り出せるチケットを。

（/此方こそ素敵なプレゼントを有難う御座いますっ。三人が三人とも飛び跳ねて喜んでる事でしょう‼︎新キャラも確認及びに二人共気に入っていただけたようで良かったですー‼︎是非是非、此方が登録をお願いしたいぐらいですっ。早速ですが次の交流は新キャラの何方かで住人様と絡みたいなーと思っているのですが、先ずは何方のキャラが良いとか有りましたら是非教えて頂ければと！なお何方もスキンシップが多く、オジサンの方は軽くセクハラするかと思いますが…先に背後から無礼を謝罪しておきます…っ）

(/是非是非！是非とも交流させて下さいませ…！そして何方も魅力的すぎて選びきれずにあみだくじを引いてしまいました…！今回はギールさんとのお相手をお願いします…！リュカさんは是非とも次回交流をさせて下さいっ。早速お迎えに上がりたいと思うのですが、お迎えに上がり希望は有りますでしょうかっ、有りましたらぜひぜひ！)