燭台切光忠 2017-03-18 23:04:23 |
通報 |
ふふっ、分かりやすくて良いね。
(改めてこうして彼と恋仲になれことは自身もとても嬉しく。それは彼も同じようで何処か気恥ずかしい素振りを見せる彼にクスリと笑いを零し。彼もこんな顔を見せるんだなと思いながら「僕も嬉しいよ、長谷部くん」と微笑み)
(その言葉を聞けて視線戻すなり嬉しそうに微笑み返すと不意に部屋の壁時計を見遣れば、告白の返事を貰った後からだいぶ時間が経過していて。現在の時刻は昼を過ぎた辺りで朝食を摂ってから時間が空いており「腹は減っているか?」と空腹かどうかを問うてみて)
うーん、少しお腹空いたかな
(腹は減っているかと聞かれると朝食を摂ってから時間が経っていたようで。小腹が空いた程度だがこくりと頷き、「長谷部くんも空いてるなら何か簡単なものでも作るよ」と微笑み)
俺もお前と同じで少し空いただけだな
(自身も余程空腹状態という訳ではなく、互いに小腹が空いた程度で軽食なら少し入りそうなので上記の言葉を述べ「それなら俺も手伝わせてくれ」と先に自ら申し出て)
じゃあよろしく頼むよ
(手伝ってくれる事に礼を述べては、部屋を出てキッチンへと向かい。二人とも小腹が空いた程度、サンドイッチでも作ろうと思うと彼にもそう伝えて野菜などを切っていき)
(軽食にピッタリなサンドイッチを作るとの事でどんな食べ物なのか実際に食した経験があり、彼の言葉に頷いて比較的簡単な四角形サイズのパンに食べる分だけのマヨネーズとケチャップを丁寧に塗っていき)
よしっ、完成!
(しばらくして作り終えたサンドイッチを皿に盛り付けると机へと運んで。同時に準備していたコーヒーを持っていけば椅子に座り。「いただきます」と手を合わせ挨拶をすると口へと運び)
――…なぁ、春休み中に花見をしないか?
(同じく手を合わせ挨拶をするとサンドイッチを口に運んで咀嚼しつつ恋仲関係になった為に、二人の思い出を作りたいと思えば色々と思考を巡らせ。思考した結果、今の季節は春なのであの小さな公園で花見をするのに打ってつけ故に、皿の上に手にしたサンドイッチを置くと彼を見つめ提案してみて)
あっ、それいいね!桜もちょうど咲いてる頃だってテレビでも言ってたし、しようか。花見
(テレビを眺めつつ食事をしていると、丁度桜の開花情報が流れていて。彼も見ていたのかは定かではないが、花見をしようと誘われると笑みを浮かべその楽しそうな提案に乗ることにして。花見なんて何時からしていなかっただろうかなどと思いながら「じゃあその日は豪華な料理にしよっか」と続け)
ふっ、お前の料理は美味いから楽しみだな
(一旦皿の上に置いたサンドイッチを口に運んで食事を再開すれば、此方の提案に快く乗ってくれた事に嬉しげな笑みを零して然り気無く彼の料理が一番好きだと告げ。「花見はあの小さな公園で良いか?あと、いつ頃にするかだが…」とそれから花見をする場所と日時を計画的に決めないと気が済まない性格故か、一人でぶつぶつと言っていて)
そう言われると頑張っちゃうなあ
(自身の料理が好きだと言ってくれる人は沢山いるが、やはり恋仲である彼に言われるとまたひと味違う気がして。嬉しさから頬を緩ませ、彼のこんな笑顔が見れるならいくらでも作れるとそう告げて。それから提案した彼が何やらぶつぶつと考え出したのを見ては「まだ時間はあるんだし、ゆっくり考えていいんだよ」と笑い)
はは、張り切り過ぎて無茶するなよ
(彼の言葉に自身も恋人の料理ならばいくらでも食べれる等と、笑みを零したまま本気か冗談か分からぬ声色で言うも先程の発言で頑張ると頬を緩ませた表情で口にした為、密かに毎日料理を期待しているがそれで怪我をされては元も子も無いので上記を述べ。まだ頭の中で花見の計画を練っているとそんな様子を見た彼に笑いながら言われたので「…それもそうか、俺だけで考える訳にもいかないしな」と一度冷静になり)
もちろん、程々にね
(張り切りすぎて怪我でもしたら彼も悲しむだろう。そこはしっかりと考えてると頷いては彼と同じように花見の時は何を作ろうかと考えていて。予定の事はまだ考える余地もある、「僕は長谷部くんとならどこでも楽しめるから、どんなプランでも乗るつもりだよ」と微笑み)
分かった。お前が楽しめるように、確りと計画を立てておく
(まだ花見に行く事しか決めておらず折角二人きりで出掛けるならば思い出作りに、他の場所に赴くのも良いかも知れないと頭の片隅に入れて、何より時間の許す限り彼が楽しめる様計画性のある予定を作る為に頷き。今の現代には便利な端末機器があるのでそれを借りて考えようと思い)
楽しみにしてるね
(しっかりと計画を立て自身の楽しめるようにと考える彼はやはり真面目な性格なのだろうと改めて思い。彼の気持ちに答えられるように自身も料理を頑張ろうと思えば笑み浮かべ上記を述べ)
御馳走様でした
(区切りの良い所で話もだいぶ固まったので残りのサンドイッチを食べ終え、締めにコーヒーを飲んでは再度手を合わせ挨拶をすると食事済ませ。少ない食器を重ね目の前の彼が食べ終えるのを待ち)
(こちらも食事を終え「ごちそうさま」と告げてを合わせ。それからしばらくしていると先程まで晴れていた空が暗くなっているのに気付き。これは雨が降るなと思っているとその予感は当たったようで急に強い雨が降り出し。洗濯物を外に干していたために驚き取り込もうと立ち上がればベランダに出て)
(さっと洗い物を済ませ彼の元に戻れば何やら突然ザーザーと強い雨が降っている音が聞こえ、丁度ベランダに出た後ろ姿を見て其方へと近付き。外の景色は空が雨雲の所為か薄暗く急いで洗濯物を取り込もうとしている所を室内から「大丈夫か、」とこの状況では大変だと思って声を掛けて)
うん、平気だよ。
(なんとかギリギリで濡れずに済んだ洗濯物を部屋へと入れていると傍に彼が来ていたようで。干していた数が少なかったのも良かったのだろう、すぐに取り込み終えると「さっきまであんなに晴れてたのに…」と苦笑を浮かべ、ついでに洗濯物を畳み始めて)
天気予報が外れたのかもな
(今朝方のテレビ番組で天気情報を知らずに飽くまで憶測に過ぎない意見を苦笑混じりに言えば、外では激しさが増す雨音が室内に聞こえる中、服を畳む作業を見つつ洗濯物も彼も濡れずに済んで良かったと安心して)
トピック検索 |