。 2017-01-04 01:03:04 |
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>ユキ
悪かったって…代わりに良い狩場でも教えようか?
(そう思惑通りに話は進まない、仕掛けた更なる罠は、餌をぶら下げqueenの吸血鬼が多い本部の近くへ誘い込もうとする物で。あくまでも何気なく、緊張を悟られないように。目を合わせて暗示をかければ確かに早いのだが近付きすぎると逆にこちらが危険な目にあう可能性もある、
>ハダリー
……失礼が過ぎました、忘れて下さい。
(まだ、イヴの微笑みは崩せない、いやこんな真似をして何になるというのだろうか。同じ吸血鬼の筈なのに温かい手が触れて、すぐに離れて。親衛隊の熱狂ぶりを下らない物だと思っていたが案外、これだけの組織を統括する度量はあるのかもしれないと、また相手を値踏みする悪い悪い癖。「貴方は目を直接的に使う訳ではないのでどうでしょう、」 とぼけているのか素のものか、小首を傾げた彼女に馬鹿真面目な返答を。
>レーフ
ただ臆病なだけ。
(猛獣は檻の中へと引き下がり、寸でのところで真赤な輝きを持ちそうに熱を帯びた瞳も、どんより濁った紫へ冷めて。「大切な人なんか居ない、弱味でしかない。」 思えば仲間、と称した吸血鬼の中にも人間に殺された者がいた気がする、此処から遠い地に住む家族はまだ生きていたっけ、全て忘れてしまえば、忘れるよう暗示をかけてしまえば、復讐なんていう面倒事に追われて身を滅ぼすことも無くなる。彼にとっては残酷な告白、悪いが初対面の彼の歪んだ願いを叶えてやる程余裕はない、突っ撥ねるように背を向きかけて
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