。 2017-01-04 01:03:04 |
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>レーフ
(キャンディが動くたび夢中になって眼で追えば、それに続くように首まで動き出して、相手の質問に生返事のようにうん、と呟くと獣が獲物を品定めするときのようにペロリと唇を舐めて。相手がくれるといった瞬間には取ることもせず相手に持たせたまま、キャンディが硬いものと知らずかぶりついて、メキャリと音を立てたキャンディは細かなカケラと大きな塊に二分し、大きな塊は棒についたまま細かなカケラだけを器用に舐めとり、カリカリと咀嚼して。甘いお菓子を食べた感想は成人した見た目とは裏腹に可愛いもので)
甘い…?っていうんだっけ?うん!美味しい!
>ハダリー
んー…なんとなく、こっちにいそう?
(リーダーを引っ張ってきたはいいものの、自分は元々迷子だったことは忘れていたようで交差点で立ち止まり、あれぇ?と首をかしげて。スンスンと鼻を使い匂いを辿ろうとするが、人々の匂いにかき消されているのかよくわからないといった表情をし、決してリーダーから離れないようにしながらもなんとか匂いを嗅ぎとろうとする姿は、まるでご主人を守ろうとする犬のようで。こっちにいそうといった根拠は散々嗅いでいた匂いではなく、ただ単に日陰が多くなんだかモヤっとした空気を感じたからで)
>ライ
(彼が早足になったせいで離れてしまった距離に、むうっと頬を膨らませれば、カッカッとジャンプするように床を蹴りつけ自分も追いつくようにスピードアップを始め、徐々に後ろから迫り。なんだか競争みたいで楽しくなったのか、先ほどの表情はなんだったのかというほどの笑顔を見せ、ついには抜き去るほどのスピードを見せると、くるりと背後を向き、クリクリとした眼で相手の顔を見ながら後ろ歩きという器用な真似をしだし)
あとどんくらいで着くー?
>ユキ
うん、いっしょだね。
(抱きしめられたと思ったのかにこやかな笑みを浮かべると、抱き込められているためくぐもっているがのほほんとした声であっさりと答えて、お返しと言わんばかりに相手の背中あたりをぎゅっと抱きしめて。だが、次の瞬間頭の奥の奥からドクンと大きな鼓動を感じ、直感的にヤバいと感じ取れば抱きしめていた手をそっと離して。徐々に目に血が集まっていくのを感じ、きゅっと目を閉じれば、焦ったように言葉を発して)
は、離れて…!これ、みんなから血を貰う時になるやつだから…ダメ!
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