n 2015-08-19 10:55:19 |
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>34 白雪ノ山刀
そうでしたか。では…買い出しのついでとなってしまいますが、町もご案内致しますね
(返って来た答えに少しだけ意外そうな表情をするが、何も期待していないような相手の様子がいつかの己の姿と重なり、今度は手を引く番なのだと考えれば柔らかな微笑を浮かべて提案を述べる。相手が襖を閉めたのを確認してから先導するように廊下を歩き出し、何処に行こうかと思考を巡らせていれば背にかかる問いかけ。丁度最初の目的地である部屋の前に着いたので立ち止まって振り返れば「……? 私はこの町が好きですよ?」と質問の意図を図りかねて不思議そうに首を傾げるが、すぐに何も場所だけの話ではないのだと理解が追いつく。「"他"を知らないので、答えに困ってしまうのですが……この町が好きで、好きなものを守るための力があって…それはきっと、幸せな事だと思うのです」もし己が力あるものでなかったとしたら、一体どんな人生を送っていたのか。簡単に想像できそうでいて実に難しく、己の価値を何処に探せばいいのかすら分からないそんな状況に軽い恐怖すら覚えてしまう。呟くように落とした言葉通りに少しだけ困ったような微笑みを残して目の前の襖を開け、一歩横にずれて中を指し示す。行灯などの基本的な家具と刀掛台が置かれた、本床のある広めの部屋。「こちらが白雪ノ山刀さまのお部屋になります。……ええと、如何でしょうか。何か足りないものがあれば仰ってくださいね」誰かのために部屋を用意するのは初めてのため、これで良かったのだろうかと反応を窺うように相手を見つめては返事を待ち)
(/いえいえ、大丈夫ですよ。画面クラッシュとは災難でしたね…私も一度同じ経験がありますが、あの時の絶望感といったら、もう。
素敵だなんて私には過ぎた言葉ですが、そう感じて頂けているのなら嬉しいです。こちらこそ今後とも宜しくお願い致しますね。さしあたり、どのタイミングで白雪さんにお酒を教えちゃおうかな、なんて考えております(笑))
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