【暗殺教室/BL】カルマ小説置き場

【暗殺教室/BL】カルマ小説置き場

桃亜  2015-04-30 21:55:36 
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此処は暗殺教室のカルマ受けBL小説を書いていくスレです(。・ω・。)


カルマ受けならどんなCPでも大歓迎なので、皆さんの書いた小説楽しみに待ってます!(*´∀`)


後々、私も小説を書いていくと思うので感想やリクを貰えると嬉しいです!


裏有りも可ですが、チャットマナーを守り他の方には迷惑がかからないようにしましょう。


荒らしやなりすまし、中傷コメはお断りです!

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  • No.246 by 前カルlove  2017-07-26 16:29:29 

はぁ、と三度目の溜め息。

「…じゃあ、怒っている理由だけでも教えてくれないか」

いつまで経っても機嫌を直さない赤羽に、僕は理由を聞くことにした。
それが分かれば、赤羽の機嫌を直す糸口になるかも知れない。

「…………」

また無視か。

そう思った僕は、もう一度口を開き、赤羽に呼び掛けようとする。

「………だよ」

小さく、耳をすまさなければ聞こえないような声。
それは、拗ねた子供の声のようであって。
赤羽の、声だった。

「何だ?もう一度言ってくれ」

「だから、浅野が……、………」

浅野クン、じゃなく浅野。
不意打ちに僕の胸がキュン、と締め付けられる。

……違う、何がキュン、だ。それは今じゃないだろ!

「聞こえない、もう一度言ってくれ」

「だから!
……っ、あ、さのが……。」

繰り返し訊いてくる僕に苛ついたのか、赤羽は声を大きくした。
だが、「浅野が」から先を中々言ってくれない。

「浅野が、何だ?」

僕が先を促すと、赤羽は顔を少し赤くして、僕をチラリと睨むような目で
みた。

「だから……、あ、さの…が、勉強ばっかして………











全然、俺に構ってくんないから…」


「……………。は?」

一瞬、僕の思考回路がショートする。

理由を口にするのがよっぽどの屈辱だったのか、赤羽は荷物を纏めて僕の部屋から出ていこうとする。

赤羽の手がドアのノブに掛かったところで、僕は赤羽を両腕の間で動けなくするように、ドアにその両手を置いた。

「………っ、何」

僕の行動が予想外だったのか、赤羽は顔をもっと赤くし、僕を睨む。

「…君がそういう可愛いことを言うから、帰したくなくなってな」

「~~っ…、ばか」

「馬鹿で結構だ」

ちゅ、と赤羽に短いキスをする。

「だから許せ、赤羽」

「………、二度目はないからね」


end.


終わった\(>∀<)/

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