グール 2014-12-31 23:36:56 |
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うん。すごい賑やか。
(想像以上に賑わう園内からの声が聞こえ、内心圧倒されながら頷き。あらかじめ出しやすいようにと用意しておいたチケットを出して園内へと入り。「…これ、マップ」と入口においてあった園内マップを取り)
(/英語のテスト多くないですか?!お疲れ様です!抜き打ちとかですか?)
あ、ありがとう
(相手の後に続いて中に入ると教えてもらったマップを手に取り、マップを見つめて「最初は何から乗ろうか…?董香ちゃんは乗りたいものある?」とマップにどんな乗り物があるか見ながら聞いて
(英語、韓国語2つ授業ありますから。先生違いますし。)
なんでもいいけど…つーかこういうとこあんま来ねえし。
(マップの中に記載されたアトラクションの名称を眺めるも、名称だけではいまいちどんなものか想像ができず。ふと顔を上げると絶叫系のアトラクションが目に入り、「…あれ」と指をさして)
(/すごいですね…大学ですか?)
い、いきなりだね…じゃ、あれに乗りにいこっか…?
(あからさま絶叫系を指差しているのを見ると少し頬に汗をかいて。それでも了承すればそのアトラクションに向かって歩きだし。「そう言えば…ここの遊園地、董香ちゃんが好きなウサギのグッズも売ってるみたいだよ?」と相手のお面のウサギの事を指せば列に並び
(大学1年です)
帰り、寄ってもいい?
(案外並んでいる列の後ろに加わり、順番が来るのを待っていて。相手の話を聞くと顔を上げて、売り場はどこなのかと考えながらマップで場所を確認し始めて)
そんなに好きなんだ。うん、いいよ
(やっぱり董香ちゃんも女の子なんだと思えば必死にマップで売り場を探している相手を見ればクスッと笑い。数十分後、順番が来たので乗り物に乗り込み
…なに笑ってんだよ。
(相手が笑っていることに気がつくと、見ていたマップから視線を外して相手をジロリと見て。乗り物に乗り込みしばらく走行後、頂上が近づいてきており。想像以上の高さに若干驚きながらも落ちるのを待っていて)
………
(ビクビクしているとついに頂上に到着し、しばらく動かず停止しており。するといきなり乗り物が傾き急降下し始め。「うわぁぁぁぁ!?」あまりの速さにビックリすると目を見開いて、安全バーを掴む手に力が入り次は目をギュット閉じて
……ふぅ。
(降下を始めた最初こそ安全バーを掴んでいた手に力が入ってしまったものの、すぐにその速度と感覚に慣れると隣で悲鳴を上げる相手や同乗していた人たちの叫び声を聞いていて。それでも多少緊張はしていたのか、アトラクションから降りると額に浮かんでいた汗を拭い、「…どんだけビビってんだよ」と乗っていた時の相手の反応を思い出してクスリと笑い)
と、董香ちゃんだって汗かいてたような…
(アトラクションから降りると相手に笑われながら言われ、相手も多少はビックリしたはずと相手の額の汗を指摘して。「そう言えば…遊園地にお化け屋敷ってあるんだね?知らなかった」マップを見ればお化け屋敷の建物の絵が描かれており
う、うるせーな。…お化け屋敷?
(相手に指摘され、慌てて額にまだ残っていたらしい汗を拭い。マップを見ていた相手からの言葉に顔を上げ、どれだろうかと覗きこんでから「行きたいの?」と尋ねて)
ま、まぁ…董香ちゃんは大丈夫…?
(一応相手も女の子だと思い、聞いてみて。「万丈さんはおばけ苦手だったっけ…」とふと思い出すと独り言のように呟いて
弱すぎるし…。私は平気だけど。…つーか、金木こそ平気なのかよ。
(先程の絶叫系アトラクションで悲鳴を上げていた相手の姿を思い出し、大丈夫なのかと見ながらとりあえずお化け屋敷のある方向へと歩き出し。)
た、多分大丈夫だよ
(苦笑いしながら言えば万丈さんの事を思い出して「あの人は優しいから…弱くてもいいんじゃないかな…」と少し微笑みながら言えば相手の後ろを着いていき
弱かったら生きていけねーよ。
(相手の苦笑いに本当に大丈夫なのかと心配になるものの、別段尋ねることもせずにお化け屋敷へと向かい。万丈の援護する相手の言葉にチラリと後ろにいる相手を見るものの、冷たく言葉を返すとお化け屋敷の列へと並び)
僕が守るよ
(少し悲しそうな顔でニコッと笑えば、グールの世界が弱肉強食だってことも理解しており、弱ければ生きていけないのも理解しているが、大切な人達を失わないように自分が守と相手の顔を見ながら言い
…そ。アンタらしくていいんじゃん?
(相手の発言を聞き、大して興味はないといった様子で相槌を打ち。相手から視線を外し、お化け屋敷へと並ぶ列を眺めながら、「…ま、アンタの自由だし」と付け足し)
董香ちゃんも守よ
(ニコッと笑うと自分も列の長さに目をやり。「ここ、意外と怖いみたいだね。それに人気なんだ…」意外と並んでいる人が多いのでそう思い。それから数十分後に自分達の番が来て
…マップにも書いてある。有名らしいよ。
(マップの見出しの部分に書いてある文字を指でなぞりながら、学校でたまに話題となって聞こえてくるお化け屋敷はここのことかと納得して。自分の番が来ると軽く説明を聞き、貸出用の電灯を受け取り、「行くよ」と暗闇の方へと歩き出し)
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