グール 2014-12-31 23:36:56 |
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う、うん…
(相手の言葉を聞いて、そう言えばこの前メイド服の事がバレたんだっけ…と思えば今度はバレないように気を付けようと思い。「あ、董香ちゃんはいつから学校が始まるの?」とそろそろ休みも終わる頃だろうと思い聞いてみて
6日から。金木は?
(相手の問いかけに壁にかけてあったカレンダーへと視線を移して。登校日と書かれた日までの日数を数えてから、大学はいつからなのだろうと疑問になって尋ね)
7日からだよ
(スケジュールを見ながら答えると携帯をしまって。するとあることを思い出して「そう言えば冬休みの時、董香ちゃんの友達に会ったよ?あの子、まだ僕の事を彼氏だと思ってるみたいだね…?」と冬休みの事を思い出したので相手に話し
依子のことか…。違うっつってんだけど思い込んでるみたいなんだよな…。
(相手の話を聞くと、いくら否定してもすっかり彼氏だと思い込んでこちらの話をまともに聞いていない友人の姿を思い出して思わずため息をつき。頬杖をついたまま相手を見ると、「…なんか言ってた?」と問いかけ)
え、いや…特には…。バイトの時の董香ちゃんの事くらいかな…
(ん~っと思い出しながら言えばその当時の事を振り返って。「ご、ごめんね。あの時、出ていかなかったら誤解されずに済んだのに…」と始めて相手の家に行った時の事を言えば謝り
別に…。つーか依子あの時、家上がる予定だったっぽいからどっちにしろ見られたでしょ。
(相手の謝罪を聞くも、別に大したことではないというような口調で返事をし。まだ残っているコーヒーの渦に視線を落としたまま、「私よりも金木のが勝手に勘違いされて迷惑だろ。…悪い」と、早いところ誤解を解こうと決意しながら言い)
僕は大丈夫だよ
(けろっとした顔で言えば自分もコーヒーを最後まで飲みきり。あることを思い出せば財布からあるチケットを2枚取り出せば相手に見せて「これ、ヒデから貰ったんだけど、ペアしか行けないんだ。よかったら使ってよ」と自分とはあまり縁の無い遊園地のチケットを相手に渡して
…遊園地?
(相手に渡されたチケットを手に取り、チケットに書かれていた文字を読み上げ。自分にとってもあまり積極的に行くような場所でもないため疑問を持ちながら、「だったら、アンタとそのダチで行けば良いんじゃないの?」と尋ねて)
ヒデは無理みたいで…それに、そのチケット5日までだからさ。あまり時間がないんだ
(チケットに書かれている有効期限に目をやりながら言えば「董香ちゃんの友達と行くのもいいしヒナミちゃんと行くのも良いと思うよ」とニコッと笑えばソファーに座り直し
…なら、行くから付き合え。
(相手と同じように有効期限に視線を落とし、たしかに余裕がないと理解し。チケットを受け取ったまましばらく考えてから思いついたことを言い、「アンタがもらったんだし。暇ならでいいけど」と付け足し)
いいけど…僕でいいの…?
(まさか自分が呼ばれるとは思っておらず、少し驚きながら相手に問い。「董香ちゃんは5日空いてる?僕、その日しか無理なんだけど…」と少し申し訳なさそうに言い
アンタが貰ったんだから行くべきでしょ。
(驚いた様子の相手を横目に見ながらコーヒーを飲み干し。飲み終えたコーヒーカップをテーブルに戻すと軽く頷いてから、「私もその日はシフト入ってないし。私もそれ以降は学校」と、渡されていたペアチケットのうちの片方を相手に差し出しながら答えて)
じゃぁ…5日にしよっか
(相手の許可を取れば5日に行く事が決定し、今から少し楽しみになり。「あ、もうこんな時間だ。僕、そろそろ帰るよ」そう言えばソファーから立ち上がって違う部屋に行けば私服に着替えて、戻ってくれば帰ろうと玄関に向い
んじゃ。おやすみ。
(相手が着替えている間に飲み終えたコーヒーカップを流しまで片付けに行き。戸締まりも兼ねて相手を玄関まで見送ってから、片付けと就寝の支度を済ませ布団に寝転びながら相手の写真を見てクスリと微笑んでから眠りにつき)
………
(寒い夜の街を歩いて家に帰り着けば、シャワーを浴び、就寝の準備をしては寝転がり、眠りだして。それから遊園地に行く前日の夜まで何事もなく過ごし。「そう言えば待ち合わせとか決めてなかった…」と思い出して
…ふぅ。
(就寝の支度を終え、特に意味はないもののソファでテレビを見ながらコーヒーを飲んでいて。普段からコーヒーを飲んでいるためかあまり眠気が飛ぶということはなく、そろそろ寝ようかと考えていて)
……。
(そろそろ寝ようかとテレビの電源を消したと同時にメールを受信して。チケットに書かれた開園時刻を確認してから、『11時に新宿東口前で。遅れんなよ』と送信すると片付けを済ませて寝てしまい)
………
(相手の返信を受けるとそれを見て。「了解」と打てばメールを返信して。自分も明日に備えてベッドに入れば寝て。翌日の9時に目を覚ませば、準備を整えて待ち合わせ時間の30分前に待ち合わせ場合に到着し
…よ。
(翌日も11時20分と、普段よりは比較的早く待ち合わせ場所に到着したとはいえ当然のように遅刻してきて。悪びれる様子もなく一言挨拶をすると、「行くよ」と昨日遊園地の場所は調べておいたためそちらの方角へと勝手に歩き出し)
あ、今日は早いんだね…?
(相手が普段より早く現れたことに少し驚き、もっと1時間以上かかると思っていて。相手の後を追いかけては横に並んで「今日は執事服じゃないんだね?」と冗談で相手に聞いて
…外で来てくるわけねーだろ。
(横に並ぶ相手をジロリと睨んでから否定をし。すぐに相手から視線を外して進行方向を向くと、「そういう金木も着てないし」とポケットに手を突っ込んだ姿勢のまま相手の冗談をそのまま返して)
あ、あはは…
(まぁ、着てないけど…と内心思えば相手の睨んだ目が目に入り焦り。「そう言えば…董香ちゃんってよくホットパンツはいてるけど寒くないの…?」始めて出会った時もそうだったと思いだしながら聞いて
いつもだから別に寒いとか思わないけど。
(相手の問いかけにしばらく考えるも、普段からなため特に感想が出ずに。緩く首を傾げるもすぐに姿勢を戻して早足がちに歩き続け、遊園地の入口前へと辿り着き)
僕だったら無理かな…
(苦笑いしながら言えば膝より短いズボンは小学生以来はいてないと思い。しばらくすると遊園地の正面ゲートが見えてくると人々の活気溢れる声が聞こえてきて「楽しそうだね」と中を見ながら言い
うん。すごい賑やか。
(想像以上に賑わう園内からの声が聞こえ、内心圧倒されながら頷き。あらかじめ出しやすいようにと用意しておいたチケットを出して園内へと入り。「…これ、マップ」と入口においてあった園内マップを取り)
(/英語のテスト多くないですか?!お疲れ様です!抜き打ちとかですか?)
あ、ありがとう
(相手の後に続いて中に入ると教えてもらったマップを手に取り、マップを見つめて「最初は何から乗ろうか…?董香ちゃんは乗りたいものある?」とマップにどんな乗り物があるか見ながら聞いて
(英語、韓国語2つ授業ありますから。先生違いますし。)
なんでもいいけど…つーかこういうとこあんま来ねえし。
(マップの中に記載されたアトラクションの名称を眺めるも、名称だけではいまいちどんなものか想像ができず。ふと顔を上げると絶叫系のアトラクションが目に入り、「…あれ」と指をさして)
(/すごいですね…大学ですか?)
い、いきなりだね…じゃ、あれに乗りにいこっか…?
(あからさま絶叫系を指差しているのを見ると少し頬に汗をかいて。それでも了承すればそのアトラクションに向かって歩きだし。「そう言えば…ここの遊園地、董香ちゃんが好きなウサギのグッズも売ってるみたいだよ?」と相手のお面のウサギの事を指せば列に並び
(大学1年です)
帰り、寄ってもいい?
(案外並んでいる列の後ろに加わり、順番が来るのを待っていて。相手の話を聞くと顔を上げて、売り場はどこなのかと考えながらマップで場所を確認し始めて)
そんなに好きなんだ。うん、いいよ
(やっぱり董香ちゃんも女の子なんだと思えば必死にマップで売り場を探している相手を見ればクスッと笑い。数十分後、順番が来たので乗り物に乗り込み
…なに笑ってんだよ。
(相手が笑っていることに気がつくと、見ていたマップから視線を外して相手をジロリと見て。乗り物に乗り込みしばらく走行後、頂上が近づいてきており。想像以上の高さに若干驚きながらも落ちるのを待っていて)
………
(ビクビクしているとついに頂上に到着し、しばらく動かず停止しており。するといきなり乗り物が傾き急降下し始め。「うわぁぁぁぁ!?」あまりの速さにビックリすると目を見開いて、安全バーを掴む手に力が入り次は目をギュット閉じて
……ふぅ。
(降下を始めた最初こそ安全バーを掴んでいた手に力が入ってしまったものの、すぐにその速度と感覚に慣れると隣で悲鳴を上げる相手や同乗していた人たちの叫び声を聞いていて。それでも多少緊張はしていたのか、アトラクションから降りると額に浮かんでいた汗を拭い、「…どんだけビビってんだよ」と乗っていた時の相手の反応を思い出してクスリと笑い)
と、董香ちゃんだって汗かいてたような…
(アトラクションから降りると相手に笑われながら言われ、相手も多少はビックリしたはずと相手の額の汗を指摘して。「そう言えば…遊園地にお化け屋敷ってあるんだね?知らなかった」マップを見ればお化け屋敷の建物の絵が描かれており
う、うるせーな。…お化け屋敷?
(相手に指摘され、慌てて額にまだ残っていたらしい汗を拭い。マップを見ていた相手からの言葉に顔を上げ、どれだろうかと覗きこんでから「行きたいの?」と尋ねて)
ま、まぁ…董香ちゃんは大丈夫…?
(一応相手も女の子だと思い、聞いてみて。「万丈さんはおばけ苦手だったっけ…」とふと思い出すと独り言のように呟いて
弱すぎるし…。私は平気だけど。…つーか、金木こそ平気なのかよ。
(先程の絶叫系アトラクションで悲鳴を上げていた相手の姿を思い出し、大丈夫なのかと見ながらとりあえずお化け屋敷のある方向へと歩き出し。)
た、多分大丈夫だよ
(苦笑いしながら言えば万丈さんの事を思い出して「あの人は優しいから…弱くてもいいんじゃないかな…」と少し微笑みながら言えば相手の後ろを着いていき
弱かったら生きていけねーよ。
(相手の苦笑いに本当に大丈夫なのかと心配になるものの、別段尋ねることもせずにお化け屋敷へと向かい。万丈の援護する相手の言葉にチラリと後ろにいる相手を見るものの、冷たく言葉を返すとお化け屋敷の列へと並び)
僕が守るよ
(少し悲しそうな顔でニコッと笑えば、グールの世界が弱肉強食だってことも理解しており、弱ければ生きていけないのも理解しているが、大切な人達を失わないように自分が守と相手の顔を見ながら言い
…そ。アンタらしくていいんじゃん?
(相手の発言を聞き、大して興味はないといった様子で相槌を打ち。相手から視線を外し、お化け屋敷へと並ぶ列を眺めながら、「…ま、アンタの自由だし」と付け足し)
董香ちゃんも守よ
(ニコッと笑うと自分も列の長さに目をやり。「ここ、意外と怖いみたいだね。それに人気なんだ…」意外と並んでいる人が多いのでそう思い。それから数十分後に自分達の番が来て
…マップにも書いてある。有名らしいよ。
(マップの見出しの部分に書いてある文字を指でなぞりながら、学校でたまに話題となって聞こえてくるお化け屋敷はここのことかと納得して。自分の番が来ると軽く説明を聞き、貸出用の電灯を受け取り、「行くよ」と暗闇の方へと歩き出し)
あ、うん
(中に入ると少し寒気がして。暗い中を懐中電灯1つで歩いていくと時おり先に入った他の客達の叫び声が聞こえ、そのたびにビクッと反応して。「なかなか雰囲気あるね…ヒナミちゃんとか好きそう…」ホラー映画などを見ていたことを思い出せば言い
今度連れて来てみるか。
(相手の発言に返事をしながら、受け取った電灯で周囲を照らしていて。まだ大した脅かしはないらしく、物々しい雰囲気と断末魔の叫びのような表情の自画像のような立て掛けなどを無視して通り過ぎて行き。しかし、唐突に現れた偽物の血塗れの生首が目の前に落ちてくるとさすがに驚いたのか後方へと一瞬で退き、電灯を持っていた手を離してしまい、「…わ、悪い」と正気に戻ると慌てた仕草で電灯を拾い)
董香ちゃんの退きの速さが凄い…
(相手の速さに驚けば生首よりそちらに目がいってしまい。「やっぱり董香ちゃんでもビックリするんだ」とクスッと笑うと再び歩きだして。ある一室まで来ると小さな女の子がしゃがんで泣いてるので近づいて声をかけて「大丈夫?迷子になったの…?」と聞くと女の子が振り返り、その顔の目がくり貫かれて真っ黒になっており
…っ!?
(相手の笑みを見て、咄嗟のことだったとはいえ今更恥ずかしくなり不機嫌そうな顔つきで部屋へと進んで行き。振り返った女の子の顔を見ると、怖いというよりも予想外のことに驚愕して目を見開いて。しかし今度は笑われないためにもと構えていたため退くことはなく、女の子も攻撃的な脅かしをするわけではなかったため、なるべく遠巻きにしながら「…だ、大丈夫かよ」と話しかけていた相手へと視線を移し)
ひっ!?
(顔を近づけて話していたためビクッと反応すれば声にもならない悲鳴をあげてすぐにその子から離れればすぐにその部屋を出ていき「び、ビックリしたね…」と未だ心臓がバクバク激しく心音しているのが分かり。「次は…壁の穴に手を入れるんだよね…」その穴は何処だろうと探し始め
壁の穴、か…。
(軽く頷きながら今いる部屋ですることを思い出し。持っている電灯をあちこちへと照らし、実際に近くは壁伝いに手を滑らせながらその穴を探し。しばらくそうしていると、部屋の一角にさほど大きくもない穴が空いているのを見付け、「…これ。あったけど」とさすがに先が見えない場所にいきなり手を突っ込む気にはなれないのかしばらくそれを見つめていて)
えっと……どうしよっか…?
(穴の向こうに絶対何か居ると思うと手を入れる事に躊躇してしまい、相手にどうするか一応聞いてみて。「董香ちゃん、入れてみる?」と怖いものがあまり無さそうなので聞いてみて
…別にいいけど。
(引き攣りがちの表情になりながら肯定し、「逃げんじゃねーぞ」と手を入れた後の向こう側のアクションで相手が先にどこかへ行かないようにと低い声で相手を睨むようにして言い。相手の腕を掴んでおいてから片手を穴の中へと入れると、最初こそひんやりとした感覚以外は特に何もなく、何もないのかと手を探ると向こう側から腕を引っ張られ、驚きで言葉も発さずにそれを振りほどくと慌てて穴から手を引き抜いて)
えっ…なんで手を掴むの…
(相手がいきなり何かに引っ張られるような格好になれば手を掴まれていたので自分も少し引っ張られて、驚けば「董香ちゃん!?どうかしたの!?」と急いで手を引き抜いた様子の相手を見れば聞いて
…手、引っ張られた。
(さすがに先ほどの出来事には悪寒が走ったのか、視線を落としたままあった出来事を手短に話し。相手の腕を掴んだままだったことに気がつくとすぐに離し、「入れてみれば?」といつもの調子で提案してみて)
ぼ、僕は遠慮しとくよ
(相手にいれてみればと言われれば苦笑いをしながら両手を前に出してぶんぶんと手を振り、入れようとはせず。相手のことだからまた無理やりにでも入れさせようとするだろうと思うと少しずつ相手から離れて
いいから。
(遠慮する相手に眉を顰めると、離れようとする相手の腕を掴んで。先ほど自分から手を入れた穴の前まで連れてくると、「ほら」と掴んだ腕を離して)
……はぁ…
(相手に聞こえないように小さな溜め息をつけば恐る恐る手を穴に入れていき。最初はなんともなかったがいきなり冷たい手で掴まれて引っ張られるとビクッと体が反応して。引き抜こうとするがなかなか離してもらえず、やっと離してもらえればすぐに引き抜いて
……。
(自分が先ほど手を突っ込んだあとで何も起きなかったため、何も起きないことがわかっていて。相手の反応を見て思わず場違いとはわかりながらもおかしくて笑ってしまい。「次、行くよ」と声をかけて次の部屋へと続く扉を電灯で指さして)
う、うん
(少しぐったりしては直ぐに相手の後に続いて歩きだし。次の部屋にはいると変な臭いが充満しており「なんだろう…この匂…なんだかよく嗅いだことのある匂い…」と鼻につんざくような鉄の臭いが鼻をつき、例えるなら血のような香りが部屋の中を充満して
…血だな。
(部屋に入ったと同時に鼻をつく臭いに思わず顔を顰めて。十中八九は鉄か何かを加工している臭いなのだろうと思うものの、何かあるのかと目を凝らしながら電灯で部屋の中を照らし)
………
(周りをキョロキョロしながら部屋の中を歩いているが何もなく、どうしようか相手に尋ねようと相手の方を見ると相手の後ろに人影らしきものが見えて「董香ちゃん、後ろの何…?」と恐る恐る指差し
はぁ?後ろ?
(すっかり臭いに気を取られていたため、背後の人影にはまったくとして気がついておらず。先程まで歩いていた場所に人がいるなどと微塵も考えておらず、眉を顰めながら電灯を後ろに向けて振り返り。背後には片目を失いかなりの怪我を負った血まみれの人間の姿があり、予想外のことに思わず仰け反り)
うわっ!?
(懐中電灯の光で露になった人が目に入り、その異様な姿に驚けば尻餅をついてしまい。「あ、あれ…?」部屋から逃げるために出口のドアを開けようとするが開かず、その間にも先程の人間が手を伸ばして片足を引きずりながら近づいてきて
は!?脅かしだよな、これ…
(さすがに気味が悪いのか逃げるようにして出口へと向かい。相手同様に扉を開けようとドアノブをガチャガチャと回すものの頑として開かず。人間の血塗れの手がもう届くか届かないのぎりぎりのところで突然扉が開き、体重でこじ開けようとしていたためそのままつんのめってドアから出たまま倒れ)
いつつ…大丈夫?董香ちゃん
(突然ドアが開いた為に転がるように外に出て、外で倒れていたが起き上がって相手を心配し「立てる?そこ出口だよ」と相手に手を伸ばして
っつ…大丈夫。
(体重をかけていた勢いで膝をぶつけたものの、痛みはすぐに治り。服を軽く払いながら頷き、手を借りて立ち上がり。出口を視界に捉えると、「行くよ」と歩き出して)
あ、うん
(相手の後をついていくように歩けばやっと出口にたどり着き「はぁ…やっと着いた…」とぐったりしてしまい。頭を少しかくと周りをキョロキョロ見渡して。売店を見つければ二人分のコーヒーを買い、戻れば片方を相手に渡して「はい、董香ちゃん。あっちに椅子が空いてたよ」と指を差し
サンキュ。
(自分なら動じることがないと過信していたものの、予想に反して何度も驚かせられてしまい。お化け屋敷を出て息をつくと、相手からコーヒーを受け取り、指さしていたベンチへと歩きながら、「ああいうの、好きなの?」と尋ねて)
僕はそんなに…ヒナミちゃんがホラー映画見るからなれないと一緒に見れないと思ってさ
(ベンチへとたどり着くと座って目の前に広がる親子連れやカップル、学生らしい人達を眺めて。「董香ちゃん、意外と驚いてたね」とあまり驚きそうにないと思っていたため意外に思い
あんなにいきなり来たらいくらなんでも驚くっつーの。
(相手と同じように行き交う人々の姿を眺めながら、受け取ったコーヒーに口をつけながらぶっきらぼうに返事をして。息をつくと相手をジロリと見て、「つーか、お前のがビビってたし」と付け足し)
そ、それは…まぁ…そうだけど…
(自分の事を言われれば何も言い返すことができず、コーヒーに口をつけて。「あ、後でお土産屋とか見に行ってみる?」と相手が気になっているグッズが売ってるとこに行こうと提案し
行く。
(相手の言葉に頷くとマップを開き、「ここでしょ?」と先程お化け屋敷に入る前に見ておいたグッズが売っているという店を指さして。よほど行きたいのか飲みかけのコーヒーを一気に飲み干すと立ち上がり)
とても楽しそうだね
(少し目が輝いているのに気がつけば自分もコーヒーを飲み干すとゴミ箱に捨てて。「董香ちゃんはなんであのウサギが好きなの…?」と店に向かいながらふと思った事を聞いてみて
可愛いから。もともとウサギ好きだし。
(自分もゴミ箱へと飲み終えた空を放り込むと、マップを見ながら店のある方向へと歩き出して。相手の発言に率直な返事をすると、「…金木は本以外で好きなものないの?動物とか」と尋ねて)
(/昨日は寝落ちすみません。布団でゴロゴロしていたらつい…)
えっと…本以外にか…ハンバーグかな
(本以外に好きな物と聞かれたので歩きながら少し考えると自分の好物を言い。「あ…でももう食べられないか…」苦笑いすればショップが見えてきて、そのまま歩いて中に入り
ハンバーグ…肉か。小さいやつ。
(相手の発言にどんなものだったかと考えながら店の中へと入っていき。思いついたのは学校の昼休みに友人の開く弁当の中に入っているそれで。店内を歩き回りながら目的のものを探し)
(/ありがとうございます!)
まぁ…そうだね
(相手の発言を聞くと弁当箱に入ってるやつかなと考え。店内を歩いてると目的のものを見つけて「董香ちゃん、これじゃないかな?」と壁に飾っていたり棚に並べられてるグッズを指差し
本当だ。
(相手の指差す方向へと視線を移すと、探していたグッズが並んでいるのが視界に入り。軽く頷くとそちらの方へとやや早足で向かい、予想外にたくさんあるグッズを眺めていて)
あ、董香ちゃんがつけてるマスクに似てるね
(ウサギのお面を見つければ手に取り、被ってみて。「董香ちゃんみたいだね」とクスクス笑いながら言えば顔から外して元の位置に戻し、別のグッズを見始めて
買ってみたら?
(相手のお面を付けた姿を見て思わずクスリと笑みを浮かべながら提案してみて。そのそばにうさぎの耳の見本が置いてあるのを見付け、何を思ったのか相手の頭につけてみて)
(/構いませんよ、お気になさらず)
えっと…董香ちゃん?
(いきなりウサギの耳をつけられると
驚いて少し首を傾げながら相手を見て。「とっていいかな…?」と恐る恐る相手に聞いて
ダメ。
(あっさりとした口調で即答し、少し離れて相手のうさぎの耳をつけた姿を眺めていて。よし、と言いたげに一度軽く頷くと、「笑えよ」と携帯を取り出してカメラモードにして)
えっ!?な、なんで携帯むけてるの…い、嫌だよっ…!!
(自分の今の姿を撮ろうとしている相手を見ると顔が赤くなり手の甲で顔を隠しながら言うと目線を携帯からそらして。
じゃぁ…董香ちゃんが被る…?
(頭からウサギの耳を取ると相手の頭にウサギの耳を近づけていき。相手の頭にウサギの耳をつけると少し離れて「あ、うん。董香ちゃん似合ってるね」と相手の姿を見て微笑み
つ、つけねーよ。馬鹿。
(想像もしていなかった相手の行動に一瞬ポカンと反応が遅れてしまい。すぐにはっとなると赤くなりながら慌てて付けられた耳を外し、店内ということもあってあまり強くない力で相手を蹴り)
いつつ……蹴らないでよ董香ちゃん
(店内で人前にも関わらずいきなり蹴られれば蹴られたところをさすり「何か欲しいグッズあった?」と相手に聞いてみて。
これ。
(痛がる相手など気にも止めず、自分はそのままグッズへと視線を戻していて。相手の質問を聞くと、棚の上においてある抱えるのにちょうどよさげな大きさのぬいぐるみを指さして)
ふーん…
(なかなかでかいぬいぐるみを見るとじっと見て。「じゃぁ、僕も選ぼうかな
」と店内に置いてある色々なグッズを見て考えてはストラップを選んで二つとり
金木も買うのか。
(相手も買うとは思っていなかったため、若干驚きながら言葉を口にして。自分の買う予定であるぬいぐるみを抱きかかえると相手を見て、「私買いに行くけど」とまだなにか買うのかと考えながら声をかけ)
あ、うん。じゃ、行こっか
(本当に買うんだと相手が抱き抱えた人形を見ると思い。「あれ?ウサギの耳は買わないんだ…?」と冗談混じりで相手に聞くとレジに向かって歩きだして
買わねーよ。
(冗談とはわかっているものの、横目にジロリと見て。レジへ辿り着いて会計を済ませ、満足気にぬいぐるみを抱きかかえながら相手の会計が終わるのを待っていて)
似合ってたのに…
(レジを済ませると相手の元に行けばそう言って。そのまま店を出ればマップを開いて「今からどうする?何かに乗る?」と嬉しそうに早速ウサギの人形を抱き抱えている相手の姿を見ながら言い
時間あるし何か乗る。なんかいいのある?
(ぬいぐるみを抱きかかえたまま、相手の開いているマップを覗きこんで。写真だけではいまいちイメージが沸かず、顔をしかめながら、「これは?」と空中のブランコを指さして)
あぁ、これは…ブランコに乗って回るんだ。遠心力があるから面白いよ
(相手が差したマップを見ると遊園地には定番の空中ブランコがあり。するとふと思ったことを言い「あ、でもウサギは持ち込めないよ?」と当たり前の事を真顔で
…。…他は?
(面白い、という言葉にそれにしようとするものの、持ち込みできないということは知らなかったため持っていけないという言葉に留まり。真顔の相手から視線を外すとマップを再び見て)
えっ……えっと…持ち込みたいならこのマグカップとか、あとは映画とか…かな?
(見込めないからやめたんだと思えば持ち込めるようなところをあげていきそう言えば董香ちゃんが好きなウサギのアニメが3D映画をやってたと思いだし
映画?やってんの?
(映画がやっていたことなど知らず、相手を見て。改めてマップを見ると端の方に書いてあるのを見付け、「開演時刻は?」と尋ねて)
あと10分で始まるね
(時計をちらっと見ながら言えば映画に食いついたみたいで、この流れなら観に行くようで。「観に行く…?」と相手の顔を見て
行く。どこにあんの?
(同じように時間を確認しながら、今からなら遠くても急げば間に合うだろうと考えて頷き。さすがに初めて来たばかりで頭の中で地図がいきなり描けるわけでもないため、マップを開きながら尋ねて)
えっと…一番奥だね。ここからまっすぐいった所
(開かれたマップを見ながら言えば場所を指差して行き方も説明し。少し早歩きで目的地に向かって歩きだし。「そう言えば董香ちゃんもうすぐテストだね?」と思い出し、相手を見ればそう言い
うん。直前になったらバイト来ないから。
(嫌な現実を思い出して一瞬表情が曇るものの、すぐに無表情に戻ると軽く一度頷き。「…オーダー間違えたりすんじゃねーぞ」と、相手をジロリと見るものの目的地の建物を見つけると早足気味にそちらへと向かい)
うっ…が、頑張るよ…
(まだ時々オーダーを間違えることがあるため相手にジロリと見られると相手から視線を背けてしまい。「なんとか間に合ったね」ギリギリ上映時間に間に合えば3Dメガネを受けとりどこに座ろうかとキョロキョロ座席を探して
そこ空いてる。
(3Dメガネを受け取り、相手と同じようにどこか空いている席はないかと周囲を見回し。真ん中あたりの列に空席を見つけると、相手の許可も取らずに勝手にその席へと歩いて行き)
………
(相手が勝手に座っていくのを見れば苦笑いをし。董香ちゃんらしいやと思い。「そろそろ始まるね」始まる映画に少しワクワクしながら言えば遂に暗くなり映画が始まって
……。
(相手の言葉に静かに頷いてから席に座り。持っていたぬいぐるみを膝の上に座らせてから先ほど受け取った3Dメガネをかけて視線をスクリーンの方へと移し。しばらくして映画が始まると、完全に映画に見入ってしまい)
………
(映画をしばらく見ているとなかなか面白く、自分も見いってしまい。1時間経てば映画が終わり室内が明るくなればみんな席を立ちはじめ
……。
(自分の好きなものだということもあり、思った以上に時間がたっていることに内心驚き。映画も終わったことだし館外へ出るかと3Dメガネを外して出口へと向かいながら、「面白かった。サンキュ」とぶっきらぼうに礼を述べて)
董香ちゃんの意外な一面が見れた気がした
(クスッと笑いながら言えば外もだんだん暗くなっており、イルミネーションが綺麗に輝いておりそれをしばらく眺めていて
はぁ?意外な一面ってなんだよ。
(特に意識して何かしていたわけでもなかったため、笑みを浮かべる相手を不審そうに見ながら尋ねて。相手と同じように輝くイルミネーションに視線を向け)
董香ちゃんにも意外と子供っぽいとこがあるとかかな?
(相手が持ってるぬいぐるみに目線を向けるとニコッと笑い。するとあることを思いだして先程売店の袋を取り出して、中から遊園地限定のウサギのストラップを取り出せばイルミネーションを見てる相手に見せて「董香ちゃん、プレゼント。今日はありがとう」と相手に渡して
子供っぽいっててめーに言われたく…。
(子供っぽいという発言に抗議しようと言葉を紡いでいたものの、相手に見せられたストラップで一瞬の苛立ちを忘れてしまい。先程相手が売店で購入していたものだと気がつくと、「これ、さっきの?」と驚いた顔でストラップを受け取り)
うん。そうだよ。良かったらどうぞ。あ、因みにもうひとつはヒナミちゃんのだよ
(と相手を見ながら言えばどうやら気に入って貰えたのかなと思えば嬉しく思い、「ヒナミちゃんとお揃いだね」と少し微笑み
ありがと。…金木の分は?
(頷きながら礼を述べるも、相手の分はないのかということが気になり。受け取ったストラップを指に下げて眺めながら問いかけ)
(/昨日は寝落ちすみません…)
あー…僕のはないよ…?
(苦笑いをすれば頬をかきながらそう答えて。「今からどうする?暗くなってきたしそろそろ帰る…?」とストラップを眺めている相手に聞けば首を少し傾げて
買わねーの?
(相手の言うとおりすっかり暗くなってしまっていたため、貰ったストラップを握り締めながら頷き。とはいえせっかく来たのに自分の分になにか買って行かないのかと疑問になり)
僕は別にいいよ
(少し遠慮するように言えば相手も帰ると言うのでゲートに向かって歩きだして。少し寒いためマフラーで口元を隠して「董香ちゃん、テストと受験がんばってね」と相手の方を見ればそう言い
…。…うん。
(もう一度イルミネーションに目を移したあと、別段いらないというならいいかと出口の方へと歩き出し。嫌な現実を思い出して言葉を失うものの、白い息を吐きながら肯定し、「大学は試験ないの?」と疑問になり)
あるよ?実は僕も勉強してるんだ
(バイトが終わったあとは一人家で勉強をしており。たまにはこういうのもいいと思い。「明日、ヒナミちゃんにプレゼントを渡そうかな…」 とバイトもあるのでその時にと考えて
ふーん…やっぱ真面目なんだ。
(淡白な返事ながらも、内心ではやはり努力しているのかと少し感心していて。帰る人の流れに乗りながら、「いいんじゃん?ヒナミ、喜ぶだろうし」と付け加え)
董香ちゃんとお揃いだしね。きっと喜んでもらえるよね
(少しニコッと笑えば人混みの中を歩き、駅に着けば電車に乗り。「もう暗いから送って行こうか…?」と数十分経てば下車駅に着き
大丈夫。
(下車駅にて、相手の発言に迷うことなく即答し。足取り軽く駅の改札口を出ると、「…今日はありがと。楽しかった」とぶっきらぼうに礼を述べ)
僕も楽しかったよ。ありがとう。じゃぁ、僕はこっちだから…またね…?
(相手にお礼を言えば相手に背を向けて自宅に向かって歩きだして、一段と寒くなったのでコートのポケットに手を入れて歩きだし
んじゃ。
(相手の礼を聞いて軽く頷くとそれに合わせるように片手を上げて。そのまま相手と逆方向の道を歩いて行きながら貰ったストラップをぬいぐるみを抱えていない方の手で持ち上げ、眺めながら帰路へとつき)
(/昨日は来れずすみません。試験前と他学年への公演(?)的なものの準備でレスが遅れてしまいがちになりますが、終わり次第また即レスできると思いますので!)
………
(家に着けば少し勉強をし、そこそこ夜が更けると明日はバイトなので勉強を切り上げて寝て。翌朝、9時にはすでにあんていくへ着いており、制服を着てお客を待ち
(大変ですね、頑張ってください!此方も試験勉強でレスが遅れると思います)
…よ。
(学校が終わり、そろそろ試験前だということでバイトは休みにしてあり。まっすぐ自宅に帰って試験勉強をしようと考えていたものの、休憩室に忘れ物をしていることを思い出して店へとやってきて)
あれ?董香ちゃんどうしたの?
(バイトが休みなはずの相手が来たことに少し驚きながら尋ねると一旦作業していた手を止めて。「あ、そろそろ試験だよね…?古典がんばってね」苦手だと言っていた教科を思い出せばそう言って
忘れ物取りに来ただけ。
(マフラーに顔を埋めたまま別段どうということはないというようにそっけなく発言し。苦手な古文の試験を思い出して思わず一瞬表情が曇るものの、無言で頷くと忘れ物を取りに奥へと行き)
(/レス大幅に遅れていてすみません…。2月には学校が休みになるので返す頻度も高くなれるかと!)
董香ちゃん古文苦手だから大丈夫かな…
(自分が古文のことを言えば一瞬だがマフラーで被った顔が曇ったのが目に入り、相手が奥へと忘れ物を取りに行った後、苦笑いしながらボソッと言い。
(了解です、それまではゆっくりで構いませんよ)
……。
(奥の休憩室へと行くと案の定忘れてしまっていたものが視界に入り、早々とそれを回収すると再び店の方へと戻ってきて。常連の人と一言二言話してから相手の方へと近寄ると、「ストラップのことヒナミには言ってないから。…仕事失敗すんじゃねーぞ」と告げて店を出ていき)
(/ありがとうございます!そういえば前に思ったんですが、英語と韓国語ってことは文系ですか?)
うっ…が、頑張るよ
(相手ゆに失敗するなと言われればギクッとして苦笑いしながら相手に答えて。「あ、ありがとう。後で渡しとくよ。董香ちゃん、頑張ってね」と店を出ていく相手の背中に向かって言い。
(文系ですよ?)
ん、サンキュ。
(相手から掛けられた応援の言葉に顎を引いて小さく頷き。店から出ると顔に当たる冷たい風に思わず息をつき、マフラーに顔を埋めると再び歩き出すも、すぐに以前店を荒らした若い男に話しかけられ。まさか喰種であるのを晒せるわけもなく困ったように話していて)
(/すごいですね、まさに金木くん!(←)語学ってことは通訳さんとかですか?)
………
(相手が出ていくのを見送るとまたすぐに接客をしに戻り、コーヒーを作っていると店長に肩を叩かれ、なんだろうと振り返り店長を見ると小さな声で董香ちゃんが以前店を荒らしていた若者に絡まれていると聞き、急いで直ぐに店の外に出て状況を確認し
(あ、いえ。文系か理系かと聞かれれば文系です。学部は違いますよ)
……は、離して…っ。
(しつこい質問や会話の流れに思わず眉を顰めたくなるものの、相手にするような態度が取れるわけでもなく我慢して愛想笑いをしていて。しかしご飯でもと腕を掴まれ、表通りでもあったため手加減を意識しながら振り払おうと抵抗し)
(/文系教科できないので羨ましいですよ…。どんな学部なんですか?)
あ、あの…やめてもらえませんか…?
(おどおどとしながら出ていけば若者と相手の間に割って入って、相手を自分の後ろに隠して。「迷惑なので…」と穏便に済ませようと頬を少しかきながら若者を見て言い
(法学部です。あ、でも小説とかは好きですよ)
は?…金木?
(なんとか怒らず穏便に済まそうと考えていたところに相手が現れ、想定外のことに思わず目を見張り。バイトをしていた相手の姿や以前の逆上した若者を思い出すものの、通行人がいるために若者を殺害することも憚られ)
(/法学部!?私行きたかったんですよその学部…!うらやましいです)
董香ちゃん大丈夫?店長が教えてくれて
(相手をちらっと見るとそう言い。直ぐに若者に目線を戻せばなんとか穏便に済ませようとするが以前の事を覚えていたらしく逆上し始めて、自分の胸ぐらを掴まれば怒鳴り始め
(明日、韓国語と商法テストなんです。昨日は民法でした。何学部に行ってるんですか?)
私は何もないけど…つーか……!?
(以前に切れた若者なのだし、その相手をここへ連れてくるのはまずいのではないかと危惧しながらも声をかけ。途中まで話していたものの、相手が怒鳴られ始めるとさすがに言葉を切り上げ、「やめろ!」とキレかけている若者と相手を引き剥がそうとし)
(/法律いいですね!やりたいです…。4月から看護学部に行くことになってます…(笑)
ちょ、ちょっと…っ
(相手の手助けもありなんとか若者から掴まれていた胸ぐらの手を引き剥がせば、若者から少し離れて。これ以上騒ぎにならないように実力行使で…といろいろ考え、相手がまた手を出してきたら実力行使をしようと思い
(なかなか難しいですよ。とくに商法と憲法が。まぁ、楽しいですけど。看護ですか、看護師目指してるんですか?)
おい、大丈夫かよ。
(なんとか先ほどの状態から相手が抜けだしたことに内心安堵し。目の前にいる若者は未だに暴言を吐き続けているものの、ここが人通りのある場所だということはわかっているらしく手をこまねいているようで)
(/憲法全文暗記とかですか?(完全イメージ)一応そうですね…。そのあと大学行く予定ですけど頭悪いからどこまで実現できることやら…って感じです)
な、なんとか…
(ふぅっと一つ溜め息をつけば乱れた服装を直して再び若者を見て。「これ以上騒ぐならまた、実力行使をしますよ…?」と前回仕方なく実力行使をしたことを相手に思いださせるように言えばそれで引いてくれないかと思いながら若者を見つめて
(いえいえ、それは無理です。法曹の裁判官でさえ裁判するときは六法全書持ち出すので。あ、でも刑法199条なら多分皆言えると思います。大学また行くんですか?大変ですね)
もういいって…。行くよ。
(前回そんなことをしていたのか…と考えながら相手の姿を見ていて。相手の言葉に明らかに狼狽する様子の若者の姿が視界に入り、十中八九相手の圧勝なのだろうと判断すると、相手の腕を引き「つーかお前仕事中だし」と付け加え)
(/あれ、そうなんですか。199条ってどんな内容なのですか?できることならですけどね…)
だ、だってマスターが董香ちゃんが絡まれてるって言うから…
(若者をほっといて相手が自分の腕を引っ張り歩き出すと少し驚き、相手を見て。相手が仕事中だと言うと焦りながら弁明しようとして。「あ、董香ちゃんは帰らなくていいの…?もう大丈夫だと思うけど…」歩きながら相手を見ながら聞き
(殺人罪、人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。ですね。)
このまま返してアンタが返り討ちにでもあったら私が迷惑なんだよ。
(相手の発言を聞くとジロリと相手を見て。不意をついて先ほどの若者が仕返ししてくる可能性がないとも言えないために自分もあんていくまでたどり着くと、「…ありがと。助かったよ、一応」と告げて)
(/やっぱりそういう類なんですねw刑法が六法の中では関心度高そうなイメージ…)
あ、あはは……ぼ、僕も一応鍛えてるんだけど…
(迷惑かなぁっと思いながら苦笑いをすると相手の後ろ姿を見て。また若者に目を向けて見ては唖然と立ち尽くしてる姿が見えて。あんていくに戻って来ると「何もなくてよかった。しばらくは外に出れないね…?」ニコッと少し笑うと相に問い
はぁ?…次は殴ればいいし、平気。
(相手の問いかけの意図が一瞬理解できずに思わず眉を顰めて。しかし、すぐに先程の若者のことを言っているのだと理解すると片手で拳を作り、もう片方の手に打ち付ける動作をしてから問題はないことを告げ。店長にお礼を述べてからあんていくの外へと向かい)
(/難しい…というと内容が、ですか?)
あ、あはは…
(なんの迷いもなく殴ると言う相手の言葉に相変わらずだと思えば苦笑いをしてしまい、相手が帰るようなので外まで見送りに行き「気を付けてね、それじゃ、またね」と軽く手を挙げて相手を見送り。自分はまた仕事に戻るために店内へと戻り仕事を初めて
(そうですね、内容難しいです。刑法の授業は楽しいんですけどねぇ)
ん、それじゃ。
(相手を振り返らないまま、片手をひらりと上げてあんていくを出て行き。内心では若者のことを殴ってやろうかとすら考えていたため、若者の姿が見られないことに不満を覚えながら帰路へとつき)
(/へぇー!法律の授業って法律の羅列のイメージが強いんですが、実際はどうなんですか?)
………ふぅ、そろそろ帰ろうかな
(数時間経てば時計をチラッと見るとそろそろバイトが終わる頃であり、店長からあがっていいと言うので少し早めにバイトをあがり寒空の下をマフラーに顔を埋めながら歩き、帰路につき
(商法は会社とかですかね…憲法はそのまま憲法ですね。商法は土地の売買、契約などです。刑法は学説や事例を出されるのでその罪を犯した人への罪状とその理由を自分で考えたりですかね)
……。
(自宅にて、そろそろ試験が近いために勉強机に向かって試験勉強に励んでいて。ふと時計を見るとだいぶ遅い時間になっており、耳に当てていたヘッドフォンを外すと一息つき、椅子に座ったまま一度伸びをして。疲れも大分溜まっているため立ち上がると布団へと向かい、そのまま眠りにつき)
…………
(部屋で多少本を読めば数十分後に本を閉じ、明日から学校かと思えば授業の準備をして。終ればそのままベッドへと入り。翌日、朝になれば朝食を取り、授業に出るために家を出れば学校に向かって歩き出して。眠そうな顔で口元をマフラーに埋めながらしばらく歩いていると向かいからよく知った相手がいつもの友達と歩いてくるのに気がついて
……よ。
(いつものように友人と学校へと向かっていると、恐らく大学へと向かっている途中なのであろう相手の姿を見つけ。相手へと挨拶ともいえない挨拶の一言を投げ掛けると、隣にいた友人が慌てて気遣いをし出し違うということの弁解を始め)
あ、おはよう、董香ちゃん
(朝に出会うことは滅多にないので少し驚きながら挨拶をすると、相手の友達の反応を見てそれを弁解する相手の姿を見ると苦笑いをしてしまい。ふと相手の鞄を見るとプレゼントしたストラップが外ポケットから飛び出ているのを見つけると「あ、そのストラップ…付けてくれてるんだ」とストラップを指差しながら相手に言い
そりゃ…可愛いし。
(なかなか納得しない友人への弁解を一旦休止して相手の指差す場所へと視線を移し。ストラップをつけている携帯ごと取り出し、ストラップを指で揺らしながら表情を緩ませて。しかし、それで余計に勘違いした友人の言葉が聞こえると、「いや、だから違うってば。…私じゃ聞いてもいないから言っておいて」と自分の話を聞いてすらいない友人にため息をつくと相手に振り)
あ、あはは…えっと…僕と董香ちゃんはそんな関係じゃないよ…?確かに董香ちゃんは可愛いけど、ちょっと…その…怖いというか…
(苦笑いしながら相手の友達に説明するが、最後の方は目をそらしながら小さな声で言い。分かってもらえたかな?と思うと相手の友達の反応を見て
…誰が怖いんだよ、クソカネキ。
(相手の発言の後半部分が聞こえると、腕を組んだままの姿勢でジロリと相手へと視線を向けて。理解したのかしていないのか判断しにくい表情を浮かべている友人に思わずため息をつくと、「…そろそろ遅刻するから。じゃあな」と告げて友人を誘導し)
あ、いや…は、はは…
(相手の怖い顔を見るとビクッとしてしまい、相手に聞かれてたのかと思うと苦笑いをしてしまい。相手の発言を聞くと自分の時計を見てこんな時間かと思うと相手に手を軽くあげて「あ、うん。僕もそろそろ行くね」と言えば相手に背を向けて歩きだし
……。
(相手と別れて再び友人と学校へと向かい。その間も友人からの追求に何度も違うということを言い続け、疲れたと言いたげに額に手を当ててため息をつき、そうこうしているうちに学校へと辿り着き)
………
(学校につけば変わらないいつものと同じ日常が流れて、たまに外の椅子に座って本を読めばまだ少し寒いと感じ。学校が終わればそのままいつものようにあんていくへと向かい、着けば制服に着替えて仕事をし始めて
……。
(学校も終わり、次の日から試験だということで少し憂鬱そうに帰宅し。明日は苦手な古文の試験もあり、ヘッドフォンをかけながら試験勉強に励み)
………
(休み時間になればヒナミちゃんと仲良く会話をし。バイトが終われば着替えてあんていくを出て。帰る途中に自販機でコーヒーを買えば一息ついて。今日もバイトでミスしちゃったなぁっと思えばまた董香ちゃんに怒られる…と思えば軽く苦笑いをしてしまい。コーヒーを飲み終われば帰路について
……よし。
(数日前からちょくちょく古文はやっておいたものの、苦手科目というだけあって他の科目よりも遥かに終わっていない範囲のほうが広く。今更1からやるのは不可能だろうと判断し、とりあえず出そうなところだけピックアップしてヤマをかけ、その部分を終わらせると眠り)
………
(家に帰り着けば疲れていたためかそのまますぐに寝てしまい。それから数日経ち、大学の授業が終わればあんていくに向かい、着けば制服に着替えて仕事をしていれば「そういえば今日から董香ちゃん戻ってくるだっけ…」と店長から聞いたことを思い出して
(/遅くなってしまって申し訳ありません。携帯没収されていたのでレスすることができませんでした;;キャラリセまでの猶予を過ぎてしまっているのでなんともいえないのですが…再参加希望してもよろしいでしょうか?)
(/ありがとうございます。続けさせていただきますね!)
…よ。
(試験は終わったものの、恐らく古文のヤマは外しただろうと結果を想像して思わずため息をつきながらあんていくへと辿り着き。中へ入ると仕事をしている相手の姿が視界に入り。チラリと相手へと向けて一言挨拶をするとそのまま着替えるために奥へと入っていき)
あ、久し振り。董香ちゃん
(相手を見れば久し振りに出会った気がしたのでそう言い。相手の表情が暗いところを見ればテストうまく行かなかったのかなと思い、相手の背中を見送って
…私がいない間にまたミスったりしてねーだろうな。
(着替えを済ませて奥から戻ってきて。さほど混んでいないためか、そのうちに無くなりそうなものを先にメモしており。相手へと視線をジロリと向けると確認するように尋ねて)
あ…う、うん…まぁ、大丈夫だったよ…
(相手の顔を見るとギロリとした目が目に入り、汗をかけば顔を逸らしながら相手の質問にたじたじで返して。「し、心配するほどでもないよ…」と苦笑いしながら言い
ふーん…ならいいけど。
(怪しむような視線でしばらく相手を見ていたものの、やがてまぁいいと視線を外し。一通りのメモを書き終えると、「私来てない間に変わったこととかあった?」とメモの内容を確認しながら問いかけ)
いや…特にこれといってはないよ?あ、ヒナミちゃんからチョコもらったぐらいかな…?
(相手が心配してか、居ない間の事を聞いてきたので少し考えながら答えると相手に数少ない出来事を言い
やっぱりヒナミもそういうこと好きなんだ。
(自分も学校で友人にそれをもらい、そもそもシーズンのためかお菓子系統で街が賑わっていたのを思い返し。食べたところで味わうことはできないものの、やはり女の子ならそういうことをしたがるものなのかと考え。しかし、グールであれば食べられないことをわかっているため、「…それ、どうすんの?」と浮上してきた疑問を投げかけて)
え、えっと……せっかく貰ったからちゃんと食べるよ?
(苦笑いしながら答えると可愛くラッピングらされた袋を開けるとチョコをひとつ取り出して口に恐る恐る入れて噛むと今までのチョコとは全く違った味が味覚を襲い、目を強くつぶりながら噛んで飲み込んで
食べるって…大丈夫なのかよ。
(グールにとってこういうイベントは双方的にも苦痛でしかないことを考え、自分も昨日貰った恐らく手作りであろうお菓子があることを思い出していて。どう見ても美味しくはないのであろう様子の相手へと視線を向けて見ていて)
うぐっ…んっ…ぐっ…
(やっとひとつ食べ終わればすこし顔が暗くなっており、残りは家に帰って食べようと思い、袋を閉じて仕舞えば相手を見て「そういえば、董香ちゃんは誰かにチョコあげなかったの?」と相手も女の子なのであげないのかと気になり、なんとなく?聞いてみて
あげてねーよ。依子には来月返すつもりだし。
(相手の暗い表情に気がつくものの、せっかく努力しているのだしとあえて言葉はかけず視線もなるべく逸らしていて。基本的に知り合いはグールなためイベントに見合ったお菓子をあげたところで先程の相手のような思いをさせることがわかっており、そこは伏せながらもばっさりとした口調で割り切り)
クラスメイトとかにはあげてないんだ…?
(董香ちゃんらしいと思えば董香ちゃんらしいと思い、相手を見ればふーんとどことなく納得が行ったような顔をして。「董香ちゃんはチョコどうするの?」とこちらも気になる事を聞いてみて
どうするって…食うに決まってるだろ。
(まだ開けてはいないものの、普段からの弁当も手料理な友人のことなのだから、当然お菓子も手作りなのだろうと考えていて。そうだとするならば食べる以外の選択肢は自分の中にはなく、当たり前だと言いたげな視線と口調を相手に向けてから、「…さすがに私から手作りは無理だけど」とやはり惜しくも感じているのかポツリと付け足し)
(/遅れてしまって申し訳ありません…。もう少し更新早くできるようにしますね!)
やっぱり食べるんだ…。肉じゃがの時も頑張って食べてたよね…
(過去に大量の肉じゃがを食べていたのを思い出せば苦笑いをしながら答えて。「仕方ないよ…僕も今じゃ出来ないかな…」とポツリと呟けばホワイトデーのお返しはどうしようかと悩み始めて
(大丈夫ですよ、一応ここに来てるって証を残してるだけなので、そんなに焦らなくても大丈夫です。それに、バイトがたびたび入るので返信遅くなりますし)
味見できねーと作んのはできても渡すに渡せないし。
(珈琲以外人間と同じものを食すことのできない身には最難関である味見ができないことを呟いたあと、急にできなくなる相手もそれはそれで思うこともあるのだろうとあえてあまり触れず。「私はそれなりの買って返すけど…アンタどうすんの?」と、大学の知り合い等にももらっているのだろうかと考えながら腕組みをしたまま相手を見て)
(/それならよかったです!ありがとうございます。)
そうだなぁ…ヒナミちゃんには食べ物はあげられないし…ヒナミちゃんがまだ読んでない本をあげようかな…
(ん~っと考えればそういえばヒナミちゃんも本を読むことを思い出して彼女がまだ読んでいない本をあげようとそう言い
(ブラックラグーンでも見て待ってますw)
ふーん…。甘いものにしなくてもいいんだ。
(学校では大抵が甘そうなお菓子やケーキ類を持ってきていたのを見ていたため、それ以外でもいいのかと興味を示し。「…甘いものもらって男って嬉しいの?」と、相手も以前までは人間だったのだしと考えて尋ねてみて)
(/なんか聞いたことある気がしなくもない名前ですね…アニメですか?)
なにもチョコに絞らなくても別の物とか手作りのお菓子なら良いんじゃないかな?ヒナミちゃんは食べられないから本をあげるけど…
(食べ物をあげても食べられないだろうと思い、本をあげると決めたことを相手に言い「嬉しいんじゃないかな…?あ、でも甘いのが苦手な人も居ると思うけど…僕は嬉しいかな」今となっては味は分からないが、人間だった時の事を考えるとそう答えて
(6、7年ぐらい前のアニメです。面白いですよ?個人的感想ですが)
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