グール 2014-12-31 23:36:56 |
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僕は大丈夫だよ
(けろっとした顔で言えば自分もコーヒーを最後まで飲みきり。あることを思い出せば財布からあるチケットを2枚取り出せば相手に見せて「これ、ヒデから貰ったんだけど、ペアしか行けないんだ。よかったら使ってよ」と自分とはあまり縁の無い遊園地のチケットを相手に渡して
…遊園地?
(相手に渡されたチケットを手に取り、チケットに書かれていた文字を読み上げ。自分にとってもあまり積極的に行くような場所でもないため疑問を持ちながら、「だったら、アンタとそのダチで行けば良いんじゃないの?」と尋ねて)
ヒデは無理みたいで…それに、そのチケット5日までだからさ。あまり時間がないんだ
(チケットに書かれている有効期限に目をやりながら言えば「董香ちゃんの友達と行くのもいいしヒナミちゃんと行くのも良いと思うよ」とニコッと笑えばソファーに座り直し
…なら、行くから付き合え。
(相手と同じように有効期限に視線を落とし、たしかに余裕がないと理解し。チケットを受け取ったまましばらく考えてから思いついたことを言い、「アンタがもらったんだし。暇ならでいいけど」と付け足し)
いいけど…僕でいいの…?
(まさか自分が呼ばれるとは思っておらず、少し驚きながら相手に問い。「董香ちゃんは5日空いてる?僕、その日しか無理なんだけど…」と少し申し訳なさそうに言い
アンタが貰ったんだから行くべきでしょ。
(驚いた様子の相手を横目に見ながらコーヒーを飲み干し。飲み終えたコーヒーカップをテーブルに戻すと軽く頷いてから、「私もその日はシフト入ってないし。私もそれ以降は学校」と、渡されていたペアチケットのうちの片方を相手に差し出しながら答えて)
じゃぁ…5日にしよっか
(相手の許可を取れば5日に行く事が決定し、今から少し楽しみになり。「あ、もうこんな時間だ。僕、そろそろ帰るよ」そう言えばソファーから立ち上がって違う部屋に行けば私服に着替えて、戻ってくれば帰ろうと玄関に向い
んじゃ。おやすみ。
(相手が着替えている間に飲み終えたコーヒーカップを流しまで片付けに行き。戸締まりも兼ねて相手を玄関まで見送ってから、片付けと就寝の支度を済ませ布団に寝転びながら相手の写真を見てクスリと微笑んでから眠りにつき)
………
(寒い夜の街を歩いて家に帰り着けば、シャワーを浴び、就寝の準備をしては寝転がり、眠りだして。それから遊園地に行く前日の夜まで何事もなく過ごし。「そう言えば待ち合わせとか決めてなかった…」と思い出して
…ふぅ。
(就寝の支度を終え、特に意味はないもののソファでテレビを見ながらコーヒーを飲んでいて。普段からコーヒーを飲んでいるためかあまり眠気が飛ぶということはなく、そろそろ寝ようかと考えていて)
……。
(そろそろ寝ようかとテレビの電源を消したと同時にメールを受信して。チケットに書かれた開園時刻を確認してから、『11時に新宿東口前で。遅れんなよ』と送信すると片付けを済ませて寝てしまい)
………
(相手の返信を受けるとそれを見て。「了解」と打てばメールを返信して。自分も明日に備えてベッドに入れば寝て。翌日の9時に目を覚ませば、準備を整えて待ち合わせ時間の30分前に待ち合わせ場合に到着し
…よ。
(翌日も11時20分と、普段よりは比較的早く待ち合わせ場所に到着したとはいえ当然のように遅刻してきて。悪びれる様子もなく一言挨拶をすると、「行くよ」と昨日遊園地の場所は調べておいたためそちらの方角へと勝手に歩き出し)
あ、今日は早いんだね…?
(相手が普段より早く現れたことに少し驚き、もっと1時間以上かかると思っていて。相手の後を追いかけては横に並んで「今日は執事服じゃないんだね?」と冗談で相手に聞いて
…外で来てくるわけねーだろ。
(横に並ぶ相手をジロリと睨んでから否定をし。すぐに相手から視線を外して進行方向を向くと、「そういう金木も着てないし」とポケットに手を突っ込んだ姿勢のまま相手の冗談をそのまま返して)
あ、あはは…
(まぁ、着てないけど…と内心思えば相手の睨んだ目が目に入り焦り。「そう言えば…董香ちゃんってよくホットパンツはいてるけど寒くないの…?」始めて出会った時もそうだったと思いだしながら聞いて
いつもだから別に寒いとか思わないけど。
(相手の問いかけにしばらく考えるも、普段からなため特に感想が出ずに。緩く首を傾げるもすぐに姿勢を戻して早足がちに歩き続け、遊園地の入口前へと辿り着き)
僕だったら無理かな…
(苦笑いしながら言えば膝より短いズボンは小学生以来はいてないと思い。しばらくすると遊園地の正面ゲートが見えてくると人々の活気溢れる声が聞こえてきて「楽しそうだね」と中を見ながら言い
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