主 2014-07-24 17:48:52 |
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は、カウンセラーだと?…誰のカウンセリングだ?
(紡がれた言葉にピクリと方眉を上げ。自分のカウンセリングじゃない。きっとそうだ。だが彼は"陛下のお役に立てるかどうか"と言った。どういう事だ、俺はカウンセリングなんか必要ない。そう考えて目を細めつつ彼に問い。自分でも呆れ返る程の凄まじい暴言を発してしまえば、内心しまったと焦るも顔には出さず。すると彼は自分に近付き方膝をついて言う。暫く聞いているも、彼の話が終われば口を開き)_____..断る。お前におんぶにだっこになる程俺は困ってる訳じゃねぇ。しかも何だ、カウンセラー?ふざけるな、カウンセリングなんか要らねぇ、出てけ。
カウンセラーという存在が要らなくとも、そばにいてただ己の悩みや不安を聞いて貰う存在はきっと必要かと思います。それは陛下自身が気を許せる相手では無いといけないんでしょうが。
(案の定すっぱりと断られてしまえば、上記を告げ返してからスと立ち上がる。陛下に出ていけと言われてしまったら、流石に従わなければならない。いきなりの出来事に対応し切れて無いのだろう。それは己もだ。失礼します、と一礼した後背を向けては扉を開け廊下へ出る際に「_私が聞いた貴方とは大分違いました。...実際にこうして陛下を見て思った事があります。」と小さく告げると暫しの沈黙の間に息潜めた声色で下記告げて出ていき)_一人で何でも抱え込まないでください。
__っ?!てめ、待て…
(悩みや不安。それは今の自分が多く抱えているものだった。自分の感情がコントロール出来ない、行動もコントロール出来ない。それが怖くて仕方がない。自分では思っていないが、本当に悩みや不安を聞いてくれる存在が自分には必要なのかも知れない。そんなことを思い黙り込んでいれば彼は自分の言葉通り部屋を出ていく。ああ出ていけ出ていけ。せいせいする。ふんと鼻を鳴らしていれば聞こえた彼の言葉に目を見開き、部屋を飛び出して)__..テオドルト·レイン!!
_....取り合えず、あのお方に会い__。
(部屋を出た後手紙差し出した当本人へ挨拶行こうかと思考を巡らせながら、足早に其の方へと向かう。しかし突如廊下内に響き渡る声。己の名前だ。一度足を止めて振り返れば、一寸ばかり遠くにいるかれを視界に捉えて僅かに目見開いて)_陛下?...
あっ…えぁ……えっと、その…。
(しまった、と内心とても後悔した。何故か彼を呼び止めてしまった。…もしかしたら、自分はこの優男を信用できると無意識に感じてしまったのかも知れない。上手く言葉がまとまらないまま暫く唸っているも、痺れを切らし頭をガシガシと掻き。それから空中へ目線を泳がせ、最後の足掻きと言葉を探すも見つからない。そりゃそうだ。何故彼を呼び止めたのか、それすら理解できていないのだから。観念したように小さく口開き)…明日、来てぇんならまた来ても良いけど……俺の部屋。
_。
(彼の言葉に目を見開いてただただ無言になってしまった。驚きの余り直ぐに発する事が出来なかったのだろう。数秒の沈黙。ハッと我に返ったようにしっかり振り返ると彼へ向けて頭を下げ「そうですか。...有難うございます。」と小さく告げる。やがて顔を上げるのと同時、彼の姿を視界に捉え何処か不器用な其の様子が微笑ましく思えたのか僅かに口許弛めて「では明日また来ます。...陛下。」と)
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