恋人記念日に。　【ｶｹﾞﾌﾟﾛｵﾘｷｬﾗ/非募集】

((/うわああああもう会えないかと思いましたー!!
嬉し過ぎて此方が涙ぽろぽろですよ!))

…はぁ。
（一人の時間は慣れていたつもりなのに相手がいないと寂しさが無性に込み上げてきてしまう。本日何度目になるか、深い溜め息を吐けば部屋の扉を開け居間に来てみればｿﾌｧｰ座る相手の姿を見つけて目を見開き。いつ戻ってきたんだろう、何処に行っていたんだろう、いくつも聞きたいことが頭に過ぎるが今はそんなこと関係ない。「…ｶﾉﾝっ。」こういう時だからこそいつも通りこっそり後ろから嬉しそうな表情で近付けば驚かせるように抱きついて。

((/ほんっとにお久しぶりですね!!涙ぼんろぼんろですっ))

……?(ｶﾁｬﾘと扉が開いた音がしたような気がしたが、気のせいだろうか。ゆっくりとまぶたを落とそうとするもｶﾞﾊﾞｯと後ろに引っ張られる様な感覚に驚きのあまり足が浮いてしまい。声、自分の名前を呼んだ声は紛れもなく相手、ｼﾞﾝの声で。相手の温もりが久しぶりに伝わってくると安心したかのように小さく微笑み。「…ただいま。」なんて飾らない言葉で返すも表情は嬉しい、の言葉が書いてありそうな程で。こういう時にも何時もと変わらぬ対応をしてくれる相手に安心感を抱き。

((/そうですね、本当にお帰りなさいです!!号泣し過ぎて水たまりが←))

…おかえり。
（抱きつくこの感じも温もりも何処か懐かしく思う。その暖かさは先程まで冷め切っていた心の奥が熱くなってしまうほどで。やばい、このままじゃ泣いてしまうかもしれない。あの相手すら泣いていないのに己だけ嬉し過ぎて泣いてしまうなんて恥ずかしいじゃないか、そう考えれば涙が出ないように微笑んで上記。「さて、ｶﾉﾝが帰ってきた祝いに何かしよっか」ものの数秒で涙が堪えきれなくなったのか相手から離れれば背を向け、これはそろそろ能力の出番かなと。

((/あれ、何かしょっぱいです←))

…っ。(ずっとずっと会いたかった相手が“おかえり”だなんて言っただけ。それだけなのに何故こんなにも涙が出そうなのだろうか。己が帰って此処へと戻ってくれば、もう誰も居なかったら。迎え入れられる存在ではなくなっていたら。帰ったらちゃんと誰かに“おかえり”って言ってもらえるのだろうか。帰って来る途中に沢山思った事が合ったな、とその一言で今までの事がぐるぐると頭の中を回り。今の感情は、等と聞かれたら「嬉しい」しか答えないと思う。相手の言葉に「…お祝い?」と首傾げると確かめる様に繰り返し。此方に背を向けた相手の理由は一瞬で理解出来て。涙が溢れ出しそうなのは己も同じだ。泣き顔を見られないように背を向けた相手の後ろで此方は涙拭い。

((/え、塩でも食べたんですか?←))

…。
（ただいま、おかえり。その短いやりとりが今はとてつもない嬉しさを感じさせる。その後は少し無言の時間が続くもその時間さえ嫌だとは感じない。相手と二人でいるのだから。「そうそう、ﾊﾟｰﾃｨしようよ。二人で」背を向けながら涙を抑えてどうにか平常心を保とうとして、そうでないとすぐに相手に気付かれてしまう、頭の中がそれだけでいっぱいな己に涙を拭う相手のことになど気付くはずもなくて。お祝いのﾊﾟｰﾃｨをしようといったのは本当のこと。二人でするﾊﾟｰﾃｨなんて少し寂しいだろうか、でも己の嬉しさを表現するにはこうするしか思いつかなくて。

((/涙がお口に入ったのですよ。←))

…うん、ﾊﾟｰﾃｨｰ。しよっか…!(相手の目の前でこんなにも嬉しそうな笑みを浮かべるのは初めてだろうか。少し恥ずかしいような気もするが今はこれが本当の表情で。相手と己とだけの二人のﾊﾟｰﾃｨｰなど、己にとっては凄く嬉しい事で。まだ後ろをむく相手の顔を見ないように、そっと手をのばすと相手の頭を優しく撫でて。もう堪えようとしても遅い、どんどんと次から次へと溢れ出す涙を止めることも出来ないまま上記行い。もう己の泣き顔を見られたってどうでもいい。今は相手と再度会えたことで胸がいっぱいなのだから。

((/おぉ…大丈夫ですか?何か辛いことが?←))

…さて、準備しよう。
（己の涙を堪えるのに精一杯で相手の嬉しそうな笑みに気付くことができない。でも恐らく己の勝手な予想では嫌そうな顔はしていないと思っている、だって己がこんなにも嬉しいのだから。不意に頭を撫でられ、そんなの今はやめて欲しい、ずるいと感じた時にはもう遅く。堪えきれなくなった涙が溢れてきて。上記を述べ、涙を拭って振り返ると同じように涙を流している相手の姿が。いつの間に泣いていたんだという気持ち反面、相手も己と一緒なんだという気持ちが心を震わせ「なに泣いてるの?」とからかうように聞く己の目からも再び涙が溢れていることに気付くはずもなくて。

((/やった会えた事に感動しているのでry

うん。(準備、と言うものの何をすればいいのだろうか。迷いつつも取り合えずｿﾌｧに再度座り。己からぽろぽろと頬から落ちる雫を見つめているとふと上から相手の声が降りてきて。ぱっと顔あげるとからかっている相手の顔なのだが、目からは涙が溢れていて。ごしごしと涙拭うと「…なんで泣いてるの?」と反対にからかいつつ聞いてみて。

((/感動してくれてるんですか!さすがｶﾉﾝ様!←))

じゃあ、まず買い物からだね。
（ﾊﾟｰﾃｨをするにはあまりに物が揃っていないので食材等を買ってくる必要がある。一緒に買い物、また恋人らしい楽しそうなことができるな、と想像するだけで既に楽しくて微笑み。何故か己と同じ言葉で返す相手を不思議に思うも頬に触れてみればその理由はすぐに分かり。ようやく気付いて慌ててその涙を拭えば「あ、あー…ｶﾉﾝが面白過ぎて泣き笑いしちゃった」なんて慌てているからか適当に浮かんだあまりに下手な嘘をつけば目を逸らし。

((/ドヤッ←

買い物…?(買い物、恋人だというのにも関わらず買い物はまだ一度もしたことがないな、と思いつつ口に手添えて。あの大きなﾃﾞﾊﾟｰﾄだろうか、それとも別の場所だろうか。考えるだけでも楽しみでﾄﾞｷﾄﾞｷして。相手の嘘なんてﾊﾞﾚﾊﾞﾚなのだが此処は合わせた方がいいのだろうか。「そっか。」微笑みながら涙拭えばｿﾌｧから立ち上がり、相手の元へ寄ると「…ずっと居なくて…ごめんね。」背伸びするとそっと優しく抱き締めて。

((/そのドヤ顔も可愛過ぎますよｶﾉﾝ様!←))

うん、こーんな大きなﾃﾞﾊﾟｰﾄいこうよ。
（この辺りである程度の物が揃ってある場所と言えばやはりあの大きなﾃﾞﾊﾟｰﾄだろう。そう考えると微笑んだまま両手で出来る限りの大きさを表現してみて上記。何故か相手に抱き締められ不意にごめんなんて謝られると恥ずかしさや嬉しさ、色々な感情が込み上げてくれば同時に再び涙が溢れそうになり「…いいよ。これからもずっと一緒に居てくれれば。」己からも相手を抱き締めれば涙を堪えることを諦めて。

((/これはどうですか?!((ｹﾞｽ顔←

うん!(相手の笑顔と楽しみで不意に笑みが溢れるも気にせず。相手の手を目で追いつつ瞬きすると大きく広げられた相手の両腕。ずいぶんと大きなﾃﾞﾊﾟｰﾄなんだろうな。この御互い抱き締め合う体勢がとても懐かしく思う。ここ最近会っていなかったからだろうな。相手から抱き締められると相手の瞳から涙が溢れているのが分かり。いつの間にか此方も瞳に涙を浮かべていて。相手に己が泣いているところを見られたくない、そんな思いから相手の胸に顔埋めて。

((/あまりの可愛さに眩暈が←))

よし。早速支度して行こう!
（相手からの了解も得たところで少しでも早く相手と買い物したりﾊﾟｰﾃｨしたり、とにかく楽しみたい。そんな気持ちで上記を述べ。支度とは言っても己は特にすることはないが、相手は女の子だから色々と準備するものがあるのではないかと。一瞬相手も己と同じく涙を浮かべていた気がするがすぐに顔を埋められてしまえば確認することも出来なくなるも己の泣いている姿を見られたくないので、このままでもいいかと相手の頭を優しく撫でて。

((/おお、大丈夫ですかー(棒読み←))

…あ、ちょっとまっ…て!(支度、己は靴を履くだけ、相手はもう支度万全のようで。置いていかれたくないのか焦って靴を履くのにだいぶ苦戦して←/やっぱり男の人は準備が早い。自分も他の女性とくらべれば早い方なのだが、仁はもっと早い。やっと靴がはけたかとおもうとｶﾞﾁｬﾘと扉あけ。相手の香りはだいぶ落ち着くもので。その上撫でられれば満足になったのか、今まで泣いていたのが急に恥ずかしくなり相手に頭突きして←

((/心配して下さるなんて、やはりお優しいｶﾉﾝ様!←))

…あ、ごめんごめん。
(今からのことが楽しみ過ぎたのか待つつもりだったのに相手を焦らせてしまったようで。万が一置いていかないように、置いていかれないように相手の手を握れば歩き始め。何だか相手の頭を撫でていると此方が落ち着いてくる。溢れていた涙もようやく止まったところで相手の顔でも確認しようかなと思ったのだが何故か頭突きを受け「い、痛い…」なかなかの威力で危うくﾉｯｸﾀﾞｳﾝしていまいそう←/何か相手を怒らせてしまっただろうか、そう考えながら頭突きされた箇所を摩り。

((/あ!!←))

…だ、大丈っ…夫…。(謝ってくれたかと思うと繋がれた手。“大丈夫”だなんて言おうかと思ったのだが手を握る。なんて行為が久々すぎて恥ずかしくなってきてしまう。早急までﾊｸﾞしてたのだが←/相手の大きな影を追い掛ける様に此方も歩き出して。お腹を摩る相手に対して頬染めふい、とそっぽ向いて。怒ってはいない、ただ恥ずかしかった。←/本当はもう一発やっておきたかったのだが、相手が失神してしまいそうで止めただけ。←

((/あ??←))

…本当に大丈夫?
（“大丈夫”と言いたいのは分かるのだが何故かぎこちない返答。もしかしたら己が気付かぬ内に何かしてしまったのだろうか。そう不安に思えば不意に立ち止まり相手の方へ振り返えると上記を述べて首を傾げ。頭突きをされた次はそっぽを向かれ、これは完全に怒らせてしまった。先程のことを思え返しても怒らせるようなことをした記憶はないのだが、恐らく何かが相手の癪に障ったのだろう。「えっと…俺何かしたかな?」結局わからなかったので苦笑いを浮かべれば相手に直接聞いてみて。

((/特に何も←←))

うん。…大丈夫。
(自分のせいだと思っているのだろうか。己が勝手に恥ずかしがっているだけなのに不安になる相手はとても面白い←/できる限りの笑みを顔に浮かべ、相手へと返事を返し。相手の問いかけに振り返ると首を左右に振り。「別に。抱っこ、恥ずかしかっただけ…。」と口の中で呟き。当然相手には聞こえてないだろう。もし聞こえていたら己はﾁｰﾝﾎﾟｸﾎﾟｸになってしまう。←

((/えー…←))

そっか…良かった。
（相手の笑みを見れば己の考えていたことは間違いだったと分かる。ではさっきのぎこちない返答の理由はなんだったのだろうか。まぁ己のせいじゃないならどうでもいいか←/再び相手の手を引けば歩き始め。「え?何が恥ずかしいって?」あまりに小さな声で全然聞き取ることができなかったが“恥ずかしかった”という言葉だけはなんとなく聞こえた。己は地獄耳なのか、もしくは相手の恥ずかしがる姿は面白くて可愛くてとにかく好きなので、そのあまりに好きな感情からの幻聴だったかもしれない←

((/ごめんなさいごめんなさい(頭撫で←

…うん。(相手と手を取り合って買い出し。だなんて夢にも見なかった幸せなもので。暑くなってきた今日この頃は天気も気温にぴったりな快晴で。ｼﾞﾘｼﾞﾘと此方を照らす太陽を手で隠しつつ前へと進み。「そ、そんなこと言ってない!」だなんて両手ﾌﾞﾝﾌﾞﾝと左右にふりながらも必死の嘘。くっそ、相手には負ける。←/もっともっと此方も相手をからかわなければ。相手にからかわれてばかりだったら何処か恥ずかしい。少しは倍返しにしたい。←