朝倉 波留 2014-02-08 21:53:14 |
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天宮
ふは、手厳しいな。(相手の企みに気付かぬまま脳内はカレーパン一色で。交わした取引に満足げに口許を緩めるも、ばっさりと言い放たれた言葉には少しだけ眉を下げて。保健室へ足を踏み入れれば、暇そうな様子で薬棚を眺めていた養護教諭と目が合い。その視線に気にした素振りも見せず、勝手知ったる動作で体温計を持ち出しては「はい、どーぞ」と相手に差し出し。
椎名先輩
手厳しくなんか、無いですよ?(きっとカレーパンしか思ってないんだろうなと考えボーッと遠く見つめ。眉を下げる相手には気付かずそのまま遠く見つめたまま。相手の声にピクリと反応しては体温計見て「あ、どうも。」と受け取って熱はかるのに前開けなきゃいけないじゃん。バレるじゃん。いや、バレてもいいけど。と思い乍タタタッと奥に走って体温計差し込み熱はかり。ふぅ…と一息ついて熱はかりながらプラプラと揺れる真珠のネックレスに視線落とし。またふぅ…と一息。
天宮
そか。…いつもちやほやされてっから新鮮。(否定の言葉に短く相槌打てば顎に指添え真顔で冗談紡ぎ。体温計を渡した途端、何処か慌てた様子で奥へと走り去る一挙一動を呆然と眺め。「今すげぇ逃げられたな」と静かな困惑の中呟いては相手を追い部屋の奥へと。意図的に気配消し背後から近付くと「走れる元気があるみたいで安心したわ」と耳元で囁き)
椎名先輩
ほぇ…そうなんですか。まぁ先輩格好いいですしね。ちやほやとされても仕方無いんでしょうね。(羨ましげに話聞いては頷き。奥の部屋で体温計さしこんだまま、まだかまだかと待ちつつ。何かの気配感じ後ろ振り向こうとするも気にしてるだけ面倒なので気にせず。その直後に耳元に当たる感覚にビクッと肩揺らしてわたわたとネックレスしまいこんでは「走れる元気…はそれなりにあったんでしょうね」と顔引きつらせながら後ろ振り向くことなく喋り。体温計の音がさっさと鳴れよと心の中で何度も呟き)
天宮
そこで肯定されるとは思わなかったわ。…ま、幾らちやほやされても好きな奴に振り向いて貰えなきゃ意味ねーけど。(またあっさりと受け流されると思いきや、頷きを返されたことに意表を突かれたのか数回瞬きを。一寸の間を置いた後に無意識の内に溜息混じりの呟きが漏れ。声を掛けてみれば目に見えて動揺する様子に、スッと目を細めては背後から抱き締め相手の逃げ場をなくし。「また何か隠してんの?」と冷たい声音で問い掛ければ緩く口端を上げて)
椎名先輩
え?だって事実でしょう。へぇ…先輩も好きな人が居るんですね。…意外…。(ポツリ呟き体温計の音が鳴れば返そうとして後ろ振り返ろうとすれば急に抱き締められ、わたわたと焦りながら「隠してないです」とはっきり。教えてもいいけど教えたところでどうでもいいしね、と心で呟き。ジタバタしながらうーうーと唸って離れようと)
天宮
意外って何だ。俺だって好きな奴ぐらい居るさ、ざっと10人くらい。(相手の呟き耳にしてはワザとらしくに顔しかめて見せ。腕の中で藻掻き脱出しようとする様子を眺めれば「天宮、ウソつく時耳赤くなるよな」とカマをかけ。隠してないとの言葉が噓か誠か見極めるように無表情で相手を見据え。
椎名先輩
それは恐らく本気で好きな人じゃ無いですよね。その10人って。(はぁ…と溜め息ついて呆れ顔で相手ちらりと見つめ。嘘つくとき赤くなると言われれば吃驚して耳バッと抑えて。「とにかく離してください」と訴え。ネックレスそんなに見たいのかなぁ…いや、違うだろうと考えながらジタバタと藻掻き続け)
天宮
本気で恋なんてしたら疲れるだろ。10人分に薄めた方が丁度良いんだよ。(相手の呆れ顔とは反対に至極にこやかな表情でつらつらと持論を述べて。耳を抑える仕草を見れば、罠に掛かったと心の中で愉しげに笑い。しかし表面上は無表情を保ったまま「天宮の隠してる物が分かるまで離さない」と子供のような我が侭を。抱き締めたまま答えを待とうとするも、不意に鳴り響く体温計の音に興が削がれたのか小さく溜息を吐いて腕を解き。
椎名先輩
なんと言う事だ。この人は全く…。疲れるんですか。嗚呼そうですか。でも流石に10人は多いでしょう。せめて5人で。(にこやかな表情の相手にドン引きしながらまた呆れて。「隠してるもの…これですか。」と首から仕方無さげにプラプラと真珠のネックレス出して。大した物じゃないでしょ?と首傾けて。腕が解ければ首から出したまま体温計戻してきては部屋に戻ってきてベットの端に座って「隠してるものって言ったらこれくらいでした。はい。終わり」と相手にパッと笑顔見せて)
天宮
5人か…どの子を諦めるか悩むところだな。…そういや天宮の恋バナとか聞いたコトねーけど、そこら辺どうなのよ。(呆れられても何処吹く風。全く気にした様子無く軽口続ければ、はたと気付いたように相手を見て素朴な疑問を投げかけ。頑なに隠した割にはさらっと告げられた種明かしに、どうリアクションを取ったら良いものかと小さく唸り。ベッドへ腰掛ける相手を見下ろし、その首元で控えめに光る真珠のネックレスを見つめ「綺麗なネックレスだな」と一言。隠すということは思い入れのある物なのだろうと勝手に推測しては、笑顔を見て先程の行動を密かに反省し。)
(/そろそろ落ちますね。お相手ありがとうございました!
椎名先輩
まぁ…精々悩みに悩んで決めて下さい。え?僕ですか。無いですね。えぇ。(何食わぬ顔でツラツラと話す相手見てどんだけタフなのこの人と思い乍制服直して。リアクションに戸惑ってる相手見てふふっと笑い。「綺麗…ですか。そうでしょうかね?」自分でネックレス手にとって眺め。相手の考えてること分かったように「大して思い入れとかないけど一応お守りだから大切にしてるだけですよ」と呟き。
(/お疲れさまでした。ではまた!)
天宮
ん、じっくり絞り込むことにするよ。あー…天宮は本に恋してるんだったな。(ふと思い出した様にそう零してはフッと吐息混じりの笑って、当たり?と緩く首傾け相手を見遣り。ネックレスを手に続けられた言葉には「すげぇ綺麗。俺も着けてっけどやっぱ物が違うな」と目を細めて真珠の装飾に魅入り。何処か気の抜けた声で「お守り、か」と反芻すれば御利益がありそうだな、などと心の中で呟き。)
椎名先輩
まぁ…本に恋してるって言うのは確実ではありませんが否定はしません。(当たり…かな?と口元緩めて此方も首を傾け。ネックレスを綺麗だと言われれば流石お母さん、物を大切に扱ってただけあるなぁ…と心で呟き。ふ、と先輩にはどんなアクセサリーが似合うかと考え。まじまじと相手見ては良いものが浮かばず考えるの中止)
天宮
確実ではない、か。いつも本持ってるからそうなのかと思ってたわ。(同じ仕草で返されれば鏡遊びの様だとクツクツ喉鳴らして愉快そうに笑い。お守り、ということは親密な間柄の人物からの贈り物だろうか、と相手の心中は分からぬまま想像してみて。不意に相手の視線を感じるも気付かぬ素振りで、向かいのベッドに腰下ろし。ゆったりと脚を組んでは「…で、熱はどうだった?」と窺い)
椎名先輩
いつも持ってるからと言って恋してるわけでは無いですよ。(ふわふわとした表情で笑い。お守りは親からだけど別にいいかな言わなくて、という考え。熱はどうだったと聞かれたら微熱程度でしたと答え。細かく言えば37.0だったわけだが。とりあえずそれも言う。足をパタパタさせては横に倒れて相手じーっと見て観察してみたり)
天宮
そりゃ、ごもっともだ。(そう納得した様子で頷き。柔らかな雰囲気の表情を目にしては何処か心癒されるようで此方も自然と笑みが漏れ。微熱程度、との答えにひっそりと安堵するも、続けて体温を告げられれば表情曇らせ「一応、安静にしといた方が良いな」と伝えて。ベッドへ身体を横たえるのを眺めていると相手が此方を見ていることに気付き、「何見てんだ」と穏やかな声色で尋ね)
椎名先輩
納得して頂けたようで何よりです。(コクリ頷き。体温を告げた後の相手の表情気になり安静にしといた方がいいと言われれば「んー…。えー…でも…」と嫌そうに答え。何見てるんだと聞かれれば「いえ…何もー…」と悪戯な笑みで返事して枕に顔埋めてはクスクスと)
天宮
でも、じゃない。大人しく休んどけ。(嫌そうに渋るのを見れば相手の頭へ手を伸ばし、子供に言い聞かせるような口振りで優しく髪を撫でて。問い掛けをはぐらかされては「何もって言う割にはガン見してたよな」と口端を上げ、枕で顔を隠す仕草を愉しそうに眺め)
椎名先輩
うー…分かりましたよ…仕方無いですね…(何様なんだと言うように返事。撫でられれば素直に言うこと聞く。子供に言い聞かせるように言われたら「子供扱いしてませんかー…?」と聞いてみたり。ガン見なんてしてませんよと答えて何を思ったのかバスッと枕相手に投げ付けて満足そうに布団被ればクスクスと笑って)
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