‡２人の行方‡ …nl…(非募集)

…あっ、夕亮くん…バイトは？（電話口から大きな声を上げた相手が目の前に現れるとキョトンとしながら電話を切り“えと…迷ったみたい”と近付くと相手の服をキュっと掴み見上げて困った顔をし）

（/本当…過保護ですが、唯ちゃんには丁度いいかも知れませんねw

いや…ここがバイト先だし（電話を切り呆れたように唯を見て、店長に「蒼井何してるんだ？」と近寄られ）あ！いや…ちょっと道に迷ったらしくて（と淡々と説明して）



（/唯ちゃんはほっておけませんからね！　店長出しちゃいましたw）

あっそうなんだ…本屋さんかぁー（相手の表情も気にせず、店内を見回し“あっ…これ、探してた本だ…”なんて言いながら本を手に取り、店長さんに一生懸命説明する相手をよそにレジに向かい）

（/マイペース過ぎる唯ちゃんを誰か止めてーって感じですが…、面白すぎるので止めませんーwww)

あれ？俺言わなかったっけな………って、こら！（何処までもマイペースな唯に突っ込みをいれて、店長には「彼女か？」とからかわれ。「彼女…はい…」と一人照れくさそうに答えて。更にからかう店長から逃げるようにレジを済まそうとする唯に近づいて）なぁ、それ買ったら道教える……－－いや、隣のカフェで待てる？バイト終わるまで３時間はかかるけど。
（とレジ前の唯の腕を掴み、自分の腕時計とにらめっこしながら）



（/ふわふわして風船みたいな女だなー唯ちゃんはw）

っ…!?な、え？（急に突っ込まれ何事かと振り返りキョトンとし“待てるけど…ハンバーグ…”と腕に掛けた大きな袋を見せて眉を寄せ）

（/それが唯ちゃんなのです♪かなり…天然でしょ!!ってこんな子ですが…大丈夫ですか？)

いやハンバーグは食いたいんだけど…絶っっ対１人で帰れないだろ？（袋を見せる相手にｷｭﾝとして、それでもｷｯﾊﾟﾘと告げ）もうタクシー乗れよ！な？そうだそうだ。それがいい（とひとりで話を纏めようとペラペラ話し出して、ズボンのポケットから財布を取り出して）


（/大丈夫です！めちゃ好みなんで←(笑)それより夕亮こそ過保護で大丈夫ですか？）

でしょ…ハンバーグ、唯も食べたい。（ﾆﾋﾋと子供のように笑うと…んーと考え“やだ…タクシー酔うもん。大丈夫…一人で帰れるし !!”といつもの意地っ張りの天の邪鬼が出てしまい道に迷い、道を尋ねようと入って来た事すら忘れているかのように、買った本も忘れ店から出ようとし）

（/夕亮くんの過保護もｷｭﾝｷｭﾝですよ!!私が甘えたいくらいですw）

だろ？だから手っ取り早いからタクシーで帰れって（嫌だとゴネる唯に腕組みして少し怒って見せて、またもやマイペースに本を忘れ帰ろうとするのをレジの同僚が「あの！これこれ！」と本をちらつかせてくれて。）あー！ごめん、有り難う……－－もう、唯！（その本を受け取ると相手を追い掛け腕を掴んで、ついつい初めて呼び捨てをし）



（/本当ですか！甘えろ甘えろw←）

あ、本…忘れるとこだったねー危ない危ない。（腕を掴まれ本に手を伸ばすと、なんでそんなに怖い顔をしてるのだろう…とキョトンとし“夕亮くん？なんか…怒ってる？顔、怖いよ…？”と眉間の皺に手を伸ばすと人指し指で撫で“三時間も待つ時間あれば…着くでしょ？だから…大丈夫!!”といつものマイペース過ぎる言い訳をすれば店を出てしまい）

（/でわでわ…!!じゃなくてw あ、実は初めての呼び捨てじゃないんです!!ケータイをもって更衣室から出た時w)

危ない危ないじゃないだろー…全くもう（本を取ろうとする相手に意地悪して、ひょいっと少し上に挙げ。掴んでいた腕を離してそのままその手で唯のオデコを軽くペシンとして。

－店を出て行った相手を追い掛けようとするが、店長に引っ張られ「仕事しろ」と真顔で言われ、ちらっと唯を見るが更衣室へと引きずられ）

・・・（/ここまで蹴っていいので！）

─更衣室で─（唯に「家に付いたら必ずメールする事！」とメールを打ち、着替えて仕事を始め）




（/え！ああああぁ…俺とした事がなんてミス…
と言う訳で←w
おやすみなさいzzz）

あ、本…結局忘れて来ちゃった。ま、いっか…（相手に意地悪された為取り返し損ね、まぁいいやーなんて思いながら呑気に歩き始め、相手からのメールに『はいはーい♪』なんて軽い返信をすれば… ぐるぐると色々な道を歩き、何度も道を尋ねながら、片道15分程の所を一時間かけてたどり着くと“ほーら、着くでしょー!!”と勝ち誇った顔で部屋に入り『着きましたー』とメールをして）

（/でわでわ…また明日のレスを楽しみに、此方もおやすみなさぁい(^-^)/）

って本持って帰らないのかよ…（ははっと苦笑いして。─休憩中にメールの返事を見ると、その送信時間と家までの距離を逆算してどうにも嫌な予感しかしなく
『女の子の足でも20分あれば着くけど、寄り道でもしたのか？


それとも、迷子？』とわざと空白を使って送信して）



（/遅くなってしまいました！）

……どうしよ、バレてるなぁー。まぁ、散歩とでもしておこう…。（相手の鋭いメールに、さすが幼馴染み、と感心しながらも…素直に迷子とは、カッコ悪いと多少思い、“散歩しながら…帰って来たー”と返信して。帰るなり直ぐに手を洗い晩ごはんの支度に取り掛かり…そこは他の事とは比べ物にならないぐらい、手際よく見違える程で…あっという間に下ごしらえを済ませ）

（/全然大丈夫ですよー)

（バイトも無事終わり、更衣室へ戻るとすぐさま携帯を取って唯からのメールをチェックして）…散歩って、なんつーバレバレの嘘を…（はぁぁ～と大きめのみ溜め息を吐き、『今終わった。　とりあえず言い訳は帰ったら聞く』と送り）

──玄関の前で─
（ちゃんと鍵を閉めているのかどうか、インターホンを押さずにドアノブを下げてみると、案の定開いていて）うわ…もうマジかよ…！
（心配が的中してひっくり返りそうになり、急いで部屋に入り）
唯？ただいまー…



（/唯がうっかりと鍵をかけ忘れた事にしてしまいましたw）

よし…これで、大丈夫。って…言い訳？まさか…バレた？（既に相手にバレているとわかり、まぁ…いいやーなんて軽い思いで、鼻唄まじりでハンバーグを焼き、デザートにプリンを手作りし冷蔵庫で冷やし “あ、お帰りー”と声がすれば、キッチンから顔を見せて、手を振り）


（/あー、やっちゃいそうですねー、唯ちゃん。)

ただいまー！…じゃなくて！唯、ちゃんと鍵閉めろよ危ないだろ？（キッチンから顔を出して手を振る唯が可愛く、つい手を振り返すが、それ所じゃないと気づいて。ｽﾞｶｽﾞｶと近づいて目の前まで行き）
もし誰かが入ってきて何かされたら、どうするんだよ！（心配し過ぎかも知れないが、少し怒った顔で）



（/良かったですか？ ><）

なんで…？だって、夕亮くん帰って来るし…その後締めればいいんじゃないかなー？（今まで、実家暮らしだった為、あまりそこまで考えていなかったのか、のほほんとしていて相手の心配をよそにニコニコと笑顔振り撒き、“それに…何かって何…？”と首を傾けながら、最後の仕上げとして、お皿に盛り付けて。“ね、夕亮くん…そんな事より、帰って来たら…うがい、手洗いでしょ!!”と鍵を掛ける事より己には、そっちが気になったのか、洗面所を指差し、腕組みをしたお母さんのように）

（/全然OKです!!唯ちゃんキャラ、面白すぎです…)

いやいや…あのな？変質者とかが入って来たり泥棒が来たりあるだろ？（全く危機感の無い唯に呆れて大きく溜め息を吐いて。唯の肩にﾎﾟﾝ！と手を乗せて）
そんな事じゃないぞ？……もう～、明日からは絶っ対に鍵締めよろよ！
（腕組みして手洗いとうがいを進める相手に「はいはい」と返事をして、洗面所へ向かい）あ！ついでに先にシャワーするから、ちょっと待ってて？



（/もう天然唯ちゃんに振り回されるのが楽しくて楽しくてw）

はいはい…わかりましたぁー。（肩に手を乗せた相手にﾆﾋﾋーと笑顔を向けると軽い返事をすると、 めんどくさいなーと思いながらも、住ませてもらってる以上は仕方ないか…と諦め“冷めちゃうから、早くねー”とエプロンを外しながら言うと、ダイニングテーブルに、出来上がった物を運び）


（/天然過ぎる…唯ちゃんに、少しは危険をわからせなきゃ行けないので、シャワー中に誰か訪問者を登場させちゃいますか？)

本当に分かってるかぁ？全くもう……（とりあえずお風呂へ向かい、シャワーを始めて。─すっきりして上がり、ズボンまで履くとバスタオルで髪を乾かしてドライヤーを始めて）




（/そうですね！でも全裸で駆けつける訳には行かないのでドライヤー中でw）