俺は女子に現を抜かす暇も無かったからね。 (相手の言葉を聞けば箸を動かしながらゆっくりと以前の話を聞かせ、弁当を完食すると横によけ。相手が撫でられると安心する、と言っていたことに目を細め、未だ弁当を食べている相手の頭を黙って撫でながら「お前を好きだと気付いた時も、何度も気のせいだと思い込もうとしたさ」と続けて)