主。 2013-12-02 19:48:59 |
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…はい?(思っても見なかった言葉についキョトンとしてしまう。何をいきなり言い出すんだ。すぐさま笑顔を作っては「僕はいつでも本気なんだけどな。」なんておどけて見せよう。…とはいえモデルをしている人に言われればお世辞でも嬉しい。ふふ、と微笑むと「ありがとう。」と述べて。)
あっ、ごめん!変なこと言ったっス!
(完全に無意識だった為、相手の驚いた表情にハッとしてから顔の前で手を振って。似合うかどうかを聞かれたのに全く関係の無いことを言ってどうするんだと叱咤するも、嬉しそうにお礼を言われるものだから現金な自分はすぐに調子に乗ってしまう。「どういたしましてっス!」とこっちも笑って返してから「あ、そういえばカノっち、お腹空かないっスか?」とふと気になったことを問いかけてみて)
あ、言われてみれば空いたかも。
(今に至るまでお腹すいた、と考える余裕もなかった。夜も遅い中だがやっと頭も整理が着いてきたらしい。暫くはここに済ませてもらうとして…これから先のことはその時に考えればいいかな、と。「でも夜ご飯どうするの?」と思いついたように尋ねるが、料理出来るのだろうか。今から外に出かけるにも夜も遅い。相手の反応を待ってみようか。)
昨日の残り物で良かったら食べるっスか?ハンバーグが残ってるんスよ!
(本当ならば料理をして振舞うべきなのだが、今日は材料を買う時間も無かったし帰ってくる間に夜ご飯も済ませてしまった。申し訳ないが残り物を出す他無い。味については料理上手だと聞かされた誠凛のエースにメールで教わりながら作ったので、大丈夫なはずだ。・・・多分)
え、いいの?食べる食べる!
(なんか気を使わせちゃって悪いな、なんて思うが、あまり気を使うと相手も嫌だろうとここは笑顔で受け取ることにしよう。聞く感じ、手作りみたいだし、机に座って期待して待っていようか。)
それじゃ、用意してくるっスねー
(軽くそう言ってから再びキッチンに向かい、冷蔵庫を開ける。昨日の残りなので一緒に置いていた千切りキャベツは水気が無くなっていたが仕方がない。ハンバーグだけを別の皿に移してレンジに放り込み、そういえばご飯はあったかと確認している間にチン!という音が響いた。分けていたキャベツを適当に盛って、まだ余裕だったご飯も茶碗に入れてからリビングに戻り「お待たせー!」と言いながら机の上に置いて)
うわぁ、美味しそうだよ。やっぱり出来る男は違うねー。
(机に置かれたハンバーグを目にすれば、凄い、と微笑む。基本、料理はキドに任せている自分は正直ほとんど料理なんてしたことがない。「いただきます。」と手を合わせて言えば、一口サイズに切り、口に運ぶ。「うん、凄く美味しいよ!」と笑かければ、残りのハンバーグもしっかり食べてしまおう。)
本当っスか!?
(美味しいと言われればぱあっと輝くような笑顔を浮かべてそう口にして。内心では緊張でどうにかなってしまいそうだったが、自分が作った物を美味しいと言ってもらえるのは嬉しい。初めて料理を作る人の気持ちが理解出来た気がする、と料理を教えてくれた彼に感謝しながら「友達から教わったのと、後は母さんの見よう見まねだったっスからね・・・正直すごく不安だったっス」と苦笑いを浮かべながら伝えて)
へぇ、見よう見まねって、記憶力いいんだね。
(相手を感心したように見る。料理が上手い人が…「今度僕に紹介してよ。料理出来るようになりたいし。」と微笑む。すぐに食べ終わると「ごちそうさま。」と言い自らキッチンへと向かう。「あ、後は僕がやるから、ゆっくりしてて?」と皿を洗い出す。皿を洗いながら、明日はどうしようかな…なんて考える。無駄に外出したら道に迷いそうだし、ずっと部屋に篭ってるかな。なんて思い。)
構わないけど、ここから距離あるしなぁ・・・すぐにはちょっと無理っスね
(自分は神奈川で彼は東京、文字通り県外なわけで。出来ればすぐ紹介してやりたい所だが、そう言わざるをえなく。自分がやると言い出す暇も無く皿洗いを始めてしまったので、仕方無く椅子に座ったままで。・・・そういえば寝床はどうしようか。姉ちゃんの部屋は厳禁だし両親の部屋もアレだ。かと言ってソファで寝させるわけにもいかない。「カノっちカノっち、寝る所俺と同じ部屋でいいっスか?」とキッチンにいる相手に聞いてみて)
じゃぁ今度、ね。
(皿も洗い終わり、リビングへと向かえば約束なんてしてしまう。今度、なんていつここからいなくなるのか分からないのに言ってしまって良かったのだろうか。…自分らしくない。寝るところか。相手と同じ部屋でも特に支障は無いがそんなに広いのだろうか。「でも余りの布団とかあるの?」なんて聞いてみようか。)
了解、とりあえずメールして知らせておくっスね!
(そう言うなりスマホを取り出せば、彼宛てのメール作成画面を開き文字を打って送信し、空きが出来れば連絡をくれるようにしておく。「とりあえず客用の敷き布団でなんとか・・・男二人で狭いかもだけど、妥協してくれると助かるっス」と少し申し訳無く思いながら大丈夫なことを伝えて)
ありがと!
(なんでも笑顔でこなす相手に凄いな、なんて思う。自分もここまで素直だったら…なんてこんな嘘つきな怪物に成り果てた自分が考えていいことではないな。「全然大丈夫だよ。僕よくソファで眠っちゃってたりするからそんなに苦じゃないし。」と苦笑いをする。仕事、部活と疲れているだろうに申し訳ないな。なにか自分にできることがあればいいのだが。)
え、そうなんスか!?ちゃんと布団で寝ないと駄目っスよ!
(ソファで寝た経験はあるが、あれは思っているより疲れが取れない。出来る限り布団で寝るべきだと訴えて。ふと時計を見ればすっかり遅い時間で、明日も朝練がある自分はいい加減寝ないといけない。「そろそろ寝ないとなぁ・・・カノっち、俺の部屋二階にあるから一緒に行くっス!」と相手を誘って)
(今日はそろそろ落ちます!お相手感謝でした!)
んー、雑誌読んでたらいつの間にか寝ちゃうんだよね。
(苦笑い気味に答える。心配性だなぁ、なんて思えば「うん、次から気をつけるよ。」と笑ってみせ。二階へ向かう相手の後ろをついて行けば「ごめんね、夜遅くまで起こしちゃってて。」と述べ。ふぁ、と欠伸をすれば、今日は色んなことがあったな。と振り返りながら相手の部屋へと向かおう。)
(了解です!ありがとうございました!)
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