おやおや…、どうやら私の領域に招かれざる客が入り込んだようだ…。
なぁに、少し遊んでやろう…。
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山の中、道があるのかないのか、木の枝によって遮られたその奥に赤く大きく聳える鳥居とこれまた大きな屋敷のようなお社…正確には本殿。
そこには銀色の狐が住んでいると言われている。
現在は少し大人しくはしているが昔何百の人を食い殺したと言われる大妖怪…。
彼は今日も何もない退屈な日々につまらなそうに尻尾を揺らす…。
そして、その狐の住む山の麓にある町で一人の陰陽師がこの狐を退治するよう町の人に頼まれた。
この陰陽師は中々力のある者で名のある妖怪を数多く退治してきたらしい。
そんな彼らの少し殺伐とした甘い日々…?
「私はお前の事、殺したいくらい愛してるよ」
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