>紅谷 え…?名前…?(今からゆっくりと眠りにつこうとしていた自分に声をかけてきた相手に視線を送る。更に声をかけるだけでなく自分の肩を揺すってくる。かなりフレンドリィな人だな、と思うもこんなことをされるのは正直初めて。「泉ヶ咲空弥。一年だ…。」心臓の音が聴こえるくらいに高鳴る鼓動をおさえながら呟いた。少し恥ずかしいのか目線を逸らしながら