>奏 ………。(そっぽを向き続けていると後ろから視線を感じた。絶対此方を見てるよな…。他人に見られているという感覚を感じれば無駄に心臓がバクバクした。一緒にベンチに座れたのは良いのだがこれから何をしたらいいのか分からないため空になった缶コーヒーを口元に当てた。