>奏 奏…(たまたまやってきた屋上。扉を開けると寝転んでいる小さな姿が見られた。誰かはもう察していたようで、名前を呼ぶ。ゆっくりと歩みを相手に進め、隣までいく。「何してんの…?」いや、きっとそこまで大した事はしていないのだろうな、寝転んでいるだけだし。なんて思いながらも聞いてみる。相手の隣に静かに座る。さて、あの瞳は隠さずに見せてくれるかな…。