主。 2013-09-16 14:20:58 |
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...いえっ..、
(イヤホンのコトで謝る彼に 、己も何故か申し訳なくなり 、慌てて否定して 。ふと反射した窓を見ると 、己の頬はリンゴのように赤かった 。慌てて本で隠しながら 、彼の問いに耳を傾けると何やら本のコトだった 。「 えっ...と 、良かったら...図書室行きませんか?、」と聞いてみるも 、咄嗟に我に返り「あっ 、嫌だったらいいんデス!!...なんか 、ごめんなさい 。」己みたいなのに 、気をつかってくれている彼に図々しいと 、謝って 。
嫌なわけないでしょっ!
(相手の言葉を聞くと怒ったように反論するが相手に顔を近づけるとクスクスと笑い「顔が赤くなってるぞ?」と言い)
嫌じゃないから一緒に図書室行こっか?
(相手に向かって手を差し出すとにっこりと笑い首を傾げて行こう?と呟き)
え..あ、はい!(何故か、相手の迫力ある言葉には圧されてしまいつい、返事を返して。しかし、嫌いじゃないと言われたことが嬉しかったのか顔は赤くなるばかりで。「よかったです..、はい!行きましょう」と少し頬も緩んで。
あ…行こうって言っても君が嫌じゃないの?男の俺と一緒だなんて
(笑顔から一転、はっ!となにかに気づいたような顔になると、自分と相手は男と女なのだから相手は嫌なのではないか、なども考えてしまい少し罰が悪そうな顔になると相手から目を逸らしながら言い)
そんな!、嫌だなんて...、思ってないです!(寧ろ 、嬉しいくらいだ 。己はいつも1人だった為 、他の人と行くのは初めてだ 。やはり 、お互いに性別が違う為 、緊張はしてしまうが 。それ以上に 、孤独を感じていた己にとって 、憧れていたコトに嬉しい気持ちのが大きかった。
そっか…じゃ嬉しい?
(相手の緊張を少し感じるが相手の嫌だと思っていないという言葉を聴くと何故かこちらは嬉しくなってきてしまいニヤけてしまえば嫌ではないならむしろ嬉しいのだろうか、自分は嬉しいと感じているが相手は感じているのだろうか、と考えてしまい相手に問いかけ)
あっ 、はい! 。う...れしいです 。(ニヤニヤと笑う彼は突然 、己に嬉しい? だなんて聞いてきた 。聞くまでもない 、そんなの嬉しいに決まってる 。返事を口にするものの 、やはり表情だけは堅く 、出しにくい 。それでも 、自分の気持ちを口にするのは己にとって 、大前進であった 。立ち上がると 、本を握りしめて「じゃ...、行きましょう..か?」と尋ねてみて。
そっか…ありがと
(相手の気持ちを聞くととても嬉しい気持ちになりなおニヤニヤとするが相手の表情が堅いのを見ると自分の表情は気持ち悪いのではないかと思い相手から顔を逸らし、相手の問いかけが聞こえると「行こうか」と答えて)
はい、...。あの、(座っていた己は 、立ち上がり彼の歩くペースに合わせて歩みを進める 。と 、同時にふと疑問に思う 。こんな私に 、なんで構ってくれるのだろうか 、表情の硬い私に友達なんていない 。寧ろ 、誰も近づこうとはしないのに彼は話しかけて来た 。歩みを止めると 、彼に呼び掛け「なんで 、私なんかに構ってくれるのですか?」と 、聞いてみて 。
んー?なんで君に構う?か…君が気になるから?
(相手の問いかけを聞き少し困ったように唸り声をあげると自分の心の内を相手に正直に伝えると相手の頭に手を伸ばし)
気になる... 。(己の何が 、気になるのだろうか 。表情が硬いトコ? 、人と違いすぎるから? 、何か己がおかしいのかと疑ってしまう 。そんな己の頭を優しく撫でてくれる彼 。頭から伝わる彼の体温 、人の温かさを感じたのはいつぶりだろうか 。と嬉しさに頷きながら 。
…お前、背小さいな。
(相手の頭を撫でていると相手が階段に座り込んでいた時は気づかなかったが自分の撫でている位置的に自分よりも低いところに頭があることに気づき。心で思ったとほぼ同時に口から言葉が出ていて)
..ッ!!
(頭を撫でられて 、少しばかり嬉しいと思ってしまった己に彼は 、コンプレックスである身長の小ささに触れた 。その瞬間 、凄まじい速さで己は彼にグ-を飛ばしていた 。「ち 、小さいだなんて言わないでください!」と声を大にして言うが 、ハッと我に返り 、「ご ごめんなさい!」と頭を深々と下げて 。
いてててて…
(気がつくと自分は倒れていて頬には鋭い痛みを感じた、何が起きたのかわからないまま倒れていると相手の言葉が聞こえた。ゆっくりと倒れてる状態から座った状態になると「ごめんごめん、身長のこと言われるの嫌いだったんだな」と相手を見上げながら話し)
本当に..ごめんなさい!
(痛み走る頬を抑えながら座る彼に 、再び軽く頭を下げて上記をのべると近くにある水道場まで走っていき 、左ポケットからハンカチを取り出すと水で濡らして 。彼の元へ走ると 、己も彼の高さに合わせてしゃがみこみ 、ハンカチを頬に当ててやり 。「小さいの..コンプレックスなんです 。小さいと 、動きにくいし 、迷惑かけちゃうし 。」と己のコンプレックスを語り出しては 、反省し 。
そっか、小さいなんて言ってごめんな?でも迷惑かけることなんてないぞ?
(頬に冷たさを感じると気持ちよさそうに目を瞑る、相手のコンプレックスを聞くと軽々しく小さいなどと言ってしまったことを反省し、相手に微笑みかけながら謝るが相手の言葉に対して疑問を抱いて問いかければ)
迷惑かかりますよ... 、実際 、言われましたから 。
(彼は己のコンプレックスに対して 、とても励ましてくれている 。とても嬉しかった 、だけど己は昔に 、身長の小ささから迷惑だの 、男子にチビとバカにされるだの 、散々な言われようだった 。だから 、己の小ささは気にいらないのだ 。
んー…飛鳥は小さいからこそ可愛いんだけどな?
(相手の言い方から過去に何かあったのだろうと思うと黙ろうとするが我慢できなくなったのか相手の肩に手を伸ばし軽くハグをすると相手の後頭部をぽんぽんと優しく叩きながら呟くとすぐに相手から離れ少し赤い顔になって図書室に向かって歩きだし)
(落ち込むのも無理はない 。何せ 、苦い過去の思い出が甦ってしまったのだ 。しかし 、目の前の彼の考え方だけはバカにするようなものとは 、程遠かった 。その証拠に 、彼は己をハグ程度だが 、抱き締めて可愛いなんて呟いた 。「か 可愛くないよ、!」なんて否定してみるけど 、本当はね 、ただ嬉しかったりする 。硬い己の表情は益々硬くなっちゃったケド 、変わったと言えば頬が赤く染まったコトと 、彼の新しい表情にこちらまで嬉しくなってしまうコト 。
その…急にすまん
(相手から少し離れた場所で立ち止まると赤い頬を自らの手で触りながら自分の今した行動を振り返ると耳まで赤くすると相手に向き直り頭を下げて謝り)
なんで謝んの..?、
(彼は何も悪いコトをしていない 。が頬は己がグーで飛ばした以上に赤くなり 、耳まで染まっていた 。その反応には此方まで赤くなってしまう 。「その...っ 、う 嬉しかったよ? 」己自身 、何を言ったのか分からない 。ただ 、今の気持ちを述べただけだ 。下げる頭を優しく撫でてみたりして 。
い、嫌だったかなって…嫌われたかなって…
(自分は高校生になったのでそう簡単に泣きはしないと自負していたが相手に嫌われただろうかと思うと涙がつーっと頬を流れ落ちると相手の言葉を聞き、相手の手が己の頭に触れると顔を上げ相手をじっと見つめて)
わわ!.. 、な 泣かないで!!
(クラスではあんなにみんなを引っ張るリーダー的な存在の彼は 、私に嫌われてしまったとの心配だけで 、泣いてしまった 。驚きすぎて 、意外すぎて 。1つしかなかった己の表情は 、また1つ新しい顔を見せた 。
っと…ごめん…さっ、図書室行こうか…
(立ち上がると涙を拭うとさっきまでのことを誤魔化すように笑うと相手からぱっと離れてゆっくり歩き出し
.あっ..うん 。
(泣いていた彼は 、いつも笑うようにニッとした 。教室の隅から見ていた己は 、そんな風に笑う彼がどこか羨ましかった 。己もいつか って 。だから 、「嫌いになんてならないから 、笑って! 」なんて 、笑えない己が言っても意味ないケド 、彼が笑ってくれてたら笑え気がするんだ 。
じゃあ、さ、僕も笑うから飛鳥も…笑ってよ。
(相手に振り返りいつもよりもはるかに輝いた笑顔で相手を見つめると未だに少しばかり赤い顔で相手に向かって首を傾げ。
....ツ 、
(笑ってよ 、そう言った彼の笑顔はいつにも増して 、輝いていた 。少し頬が赤く染まっているのも分かる 。こんな彼の期待に応えたい 。己も彼のように笑いたい 。必死に自分なりに作った笑顔は 、あまりに不器用でなんか 、申し訳なかった 。「ごめんね...、こんなの笑ってるって言えるのか分かんないし... 」己はただ 、謝るしか出来なかった 。
( わわ! 、昨日はスイマセン!! 。己の疲れの余り 、先に寝てしまって返信できませんでした... 、気をつけます! )
…とっても可愛い笑顔…だよ。
(相手に笑顔をねだると相手なりに必死に笑顔や作ってくれた、その笑顔は自分の心を掴むのには充分すぎて胸がぐっと掴まれたように痛くなる。相手の謝罪など聞こえないのか思わず相手の顔に手を伸ばして上記を呟き)
か 可愛くなんて...な 、い...
(こんな笑顔しか作れない己 、それでも彼は可愛いと口にして 、己の頬に触れた 。そこから伝わる熱と彼の言葉は 、己を恥ずかしくも嬉しくしてくれるもので 。口では否定するも 、赤く染まる頬は隠せずに 。
( 本当に 、スイマセン!! 。
己の不甲斐なさの余りに... 。次は 、絶対ないように心掛けます!! )
顔が赤いよ?
(相手の頬を両手で触れると手から伝わる相手の頬の熱に驚き、相手の顔を見ると赤くなっているのを見るとまた可愛いと呟くと何故か相手をぎゅっと抱きしめていて)
...ち 近澤クン! 、
(顔が赤いと言われてしまい益々赤く染まってしまう己の頬 。なんで 、こんなにも恥ずかしくなってしまうのだろうか 。なんて思っている間もなく 、彼は己をたくましい腕で優しくも力強く 、抱き締めていた 。驚いてしまい彼の名前を呼ぶなり 、オドオドするなり落ち着いてはいられずに 。
ん?なーに?
(己が何かすると反応する相手はとても可愛くて抱きしめるとさらに赤くなった、すると悪戯心のようなものが目覚める。相手を見ると己の名前を呼んだりしていて何か焦っているようだ。少しばかり赤い顔のまま悪戯っぽく笑みを浮かべると相手の頬に自分の頬を合わせて返事をし)
..い いじわる! 、
(彼は意地悪だ 。己の頬が赤く染まっているコトも 、人との関わりが余りになかったため敏感なコトも 、一番に分かっているはずなのに 。それでも 、彼に抱き締められるのは 、嫌じゃない 。
えへへ、ごめんね?
(いじわるなことをしたことを相手に謝る。こんな抱きしめるなんてことをしているが相手を気にしていることに変わりはなく、相手の気持ちを知りたいと思うと相手の額に己の額を合わせて。)
う...ゆ 許します.. 。
(抱き締められるなんて初めてだ 。温かくて 、強くて 。ただ己の不甲斐なさに焦っていた 。謝ってくれた彼は己の額と彼の額をくっつけた 。己にはまだ 、そのステップを踏む段階が早くて 「ち 近澤クン! 、も 、ヤバイよ... 。」頬は赤く染め上がり 、目はうるうるとした瞳で彼に訴えた 。
(最近 、返すのが遅くてスイマセン!
ありがとっ!
(いじわるなことをして相手に謝る、それを相手が返してくれる、そんなやり取りがなんだか気持ちいいようなこそばゆいような気がする。額を合わせてぱっと相手の顔を見るとその顔は紅葉みたいに真っ赤で目はいまにも泣き出しそうだった。相手の額から離れるとうるうるしている相手の目を見つめて。)
...ッ 、
(許したコトに対して彼は 、嬉しそうにお礼を口にした 。なんだかそんな彼が己には 、とても眩しくて 。そんな彼は己の目を見つめていた 。己はいきなりすぎて 、逸らすにも逸らせない 。それが恥ずかしくて苦しくて 、ドキドキした 。
(本当に 、スイマセン! 。
近澤クンはちゃんと返信してくれてるので 、大丈夫です! 。
こうしてると…ドキドキが伝わってくるね
(相手と体が密着しているせいか相手がドキドキしているのが自分の胸にも伝わってくると上記を述べるとなんの反応も起こさない相手の瞳を未だにじっと見つめていて)
ド ドキドキしてるってなんで分かるのですか!?
(己がドキドキしているコトが彼に伝わってしまっている 。密着しているせいだろうか 。にしても 、己とはまた違う速さで動くドクン とした音が聞こえた 。速くて 、まるで今の己のよう 。まさか 、とは思うがコレは彼の心臓の音だ 。思わず目を丸くしてしまう 。そんな中 、外から戻って来た男子たちの声と足音が聞こえる 。「近澤クン! 、...あ あの 、みんなが...」焦りながらもがいてみるも 、彼の力は何倍にも強かった 。
えへへ…密着してるからかな?
(自分のドキドキも聞こえてくると、相手にも聞こえているのだろうかと考え、尚更恥ずかしくなるとドキドキが早くなっていった。外から戻ってくる男子達の声や足音が聞こえる。でも今は少しでも長くこうしていたかった。)
み 密着...ツ 、
(言われてみればそうだ 、己達は端からみると抱き合っている男と女 。改めて気づいてしまい 、更に鼓動は速くなる 。そんな中 、足音は徐々に近くなり己達の目の前へとやって来た 。『あれ? 、衣と..如月!? 何やってんだよ 、お前ら!』クラスメイトの彼らは 、笑いながらバカにしてきた 。しまいには彼まで笑い者にされてしまった 。許せない 、私のせいだ 、そんな思いは強くなり「あ - あ 、残念 。折角 、近澤クンを襲おうと思ったのに 。邪魔されちゃったし...もういいや 、じゃあね!」ひと芝居し 、彼に向かって( 「ごめんねっ!、近澤クン 。」)とボソッと告げた 。彼らに背を向けて歩いた己は 、声を殺して泣いたんだ 。
( 本当にスイマセン!! 、
風邪を引いてしまって... 。
無理にでも 、返せば良かったです... 。
お前ら…どけよッ
(自分と相手が抱き合っているところを見ながら笑っているクラスメイト、自分が誰と抱き合っていようが関係ないはず、なのになぜ馬鹿にしてくるのだろうか、飛鳥は自分のためを思って芝居をしながら走っていってしまった、走り去る瞬間に宙に舞った小さな涙の滴に気づくと目の前で飛鳥の走っていった方向を見ながら笑っているクラスメイトを後ろからなぎ倒して飛鳥を追いかけて)
(遅れて申し訳ないです!ちょっと学校関連の用事がありまして…風邪は大丈夫ですか?本当に申し訳ないです…)
ううっ... 、ふ
(彼に迷惑をかけてしまった 。全部 己が彼に見合うような女じゃないから 、バカにされて 、笑われて 。本当はそばにいたい... いつしか 、そんな感情が芽生えるようになった己 。多分泣いているのは 、悔しいのは 、彼を好きになってしまったから... 。こんな一瞬で心を掴んで 、手の届かない存在になってしまった彼 。己はただ 、校舎裏で踞って泣いていた 。
( 本当にごめんなさい!
もう来てくれないのかと思ってしまって 、気付きませんでした... 。
なんか 、本当に申し訳ないです 。
ほーら、こんなところで泣かないの。
(相手を探して校舎中を走り回っていると相手の小さな泣き声が聞こえたのか相手の後ろから相手の頭にぽんと手を置いて撫でるように動かすと、走っていたからか少し息を切らしている。相手が泣いているのを慰めるように語り掛けて)
(/いえいえ!遅れてしまったこちらが悪いですし!風邪は治りましたか?)
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