あっ 、はい! 。う...れしいです 。(ニヤニヤと笑う彼は突然 、己に嬉しい? だなんて聞いてきた 。聞くまでもない 、そんなの嬉しいに決まってる 。返事を口にするものの 、やはり表情だけは堅く 、出しにくい 。それでも 、自分の気持ちを口にするのは己にとって 、大前進であった 。立ち上がると 、本を握りしめて「じゃ...、行きましょう..か?」と尋ねてみて。