好きなんだけどな　【BL・ML】

＞遼

てめっ！さっきから暑苦しいんだよ！
（さっきからずっと後ろから抱きついている友達をさっさと引き離そうとジタバタ暴れては上記述べて、幼馴染が帰ってきたことには気づかずにいて。『ほらほら、そんな照れんなって』ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべながら抱きしめる力を強めてくる友達にゾッとしてはもう一度肘でお腹を殴って、「気持ちわりぃからニヤニヤすんじゃねぇ！」と思いっきり押して友達から離れては見下ろしていて。そろそろ幼馴染が帰ってくる時間だなと思いお腹を押さえて蹲っている友達を見てもう帰すかなと思って。「おい、そろそろ遼が帰ってくっからお前帰れよ」と友達を起き上らせながら言って。幼馴染が帰ってきているのか気になり部屋からでてみて、案の定帰ってきている幼馴染の姿が目の前にあったので「あ、おかえり...」と少し気まずそうに言っては部屋の中にいる友達を引っ張り出して「ごめん、今日は帰って」玄関へと手を引いきながら連れて行っては友達を帰して

あ、え…ただい、ま…。あ。友達さんもう帰るん?、ま、またなー…。
(扉の隙間から向こうの光景を見て居れば自然と苦笑いが出てしまい己の頬を抓っては溜息を零して手で目を覆う。暫くして手を退けると幼馴染が此方に向かって来て居り慌てて扉から離れると何故か気まずそうな彼の姿が。此方も釣られて気まずそうに接しては軽く目を逸らし、部屋の中から彼の友人が出て来れば瞬きを数回繰り返して其の人を見やる。もう少し此処に留まるかと思って居た為少し驚いては己も其の幼馴染の友人を見送る。其の人が帰ってしまうと暫く静寂の間が出来てしまい直様此の場を離れようと「…じゃあ俺は課題やってくるな?」と、無理矢理話を持ち出しては自室に向かおうと試みて。)

＞遼

え、嗚呼、頑張れよ
（友達を帰せば何を話せばいいのか分からず黙り込んでいたが幼馴染が課題をやってくるということなので邪魔しちゃ悪いしと思い上記述べて、自分も部屋に戻ろうと足を進めるがふと先ほどまでの友達と自分の様子を思い出してもしかして友達が後ろから抱きしめてきていたところを幼馴染に見られていたかもしれないと思い慌てて幼馴染の腕を掴めば「もしかしてさ、あいつが抱きついてたの見てたりする？」と目をきょろきょろさせながら聞くも、どうか幼馴染があんなところを見てませんようにと心の中で願っていて、頭の中でもんもんといろいろ考えていると別に幼馴染にとっては自分が抱きつかれていてもどうでもいいことかもしれないなと思い手を離せば幼馴染の返事を聞かずに部屋に行こうと歩き出して

おん、頑張りますわ…っと……嗚呼、さっきの?…否、見てないで…って…人の話を聞け阿保。
(相手の言葉に頷き乍片手をひらひらさせて部屋へと向かおうとするが其れは相手によって止められる。見てたりするのか?、と、問われれば一瞬如何応えようか迷うも相手を心配させないよう嘘を吐いてみる。が、己の話を聞かず自分の部屋へ行こうとする相手。呆れつつ其の後ろ姿を見ては今度は逆に自分が相手の腕を掴んでは溜息を吐き眉間に皺を寄せては、「…あー、堪忍。」と、直ぐに己の手を相手の腕から離して、自分の眉間を押さえては苦笑いを浮かべて。「如何したん?千尋、今日何か可笑しいで?」と、苦笑いを浮かべ乍相手に聞いてみれば首を傾げてみて。)

＞遼

んあ？.....いや、別に...さっきのは気にすんなよ？
（部屋に入ろうとしたときに腕を掴まれ振り向いて、相手に可笑しいと言われればそうかもしれないなと思いつつさっき自分が相手に聞いたことをなかったことにしようと苦笑しながら上記述べて。「ほら、遼は課題すんだろ？....俺に構ってないで早くしたらどうだ？」このままいるのは少し気まずいので先ほど相手が課題をやると言っていたのを思い出せば自分なんかに構ってないでいいのにと思い課題をやるようにすすめて、クスッと笑っては「じゃ、俺は部屋にいるから何かあったら呼べよ？」と言って。相手から離れて部屋のドアノブに手をかけていて

…ん、分かった。
(そう、一言だけ述べては数回頷き、自分もそんなに気にしないようにしておこうと思えば相手から課題をやるんだろ、と言われ思い出したかのように「あ、せや、やらなかん。」と、呟けば慌てて時間を確認する。時間はまだ十分に有るが今日は何故か自分にだけ課題の量が多いのだ。間に合うか如何か分からないが早くやらないと、と、今日何度目か分からない溜息を吐いては「おん…分かった…。」と、項垂れ乍頷けば己も自室に入り、先ずは友人にメールを適当にしては軽い休憩をして。一先ず休憩と言う名のお遊びをし終えては課題を終わらせ始めて。)

＞遼

んー........お？電話か.....なんだよあいつ.......あーもしもし？
（相手が部屋に入るのを見てから自分も部屋に入り、背伸びしていると携帯が鳴ったためポケットから取り出し誰からなのか名前を見れば先ほどまでいた友達だったため溜息漏らせば面倒くさそうに電話に出て、相手が何の用でかけてきたのか聞けば『鞄ごと千尋の家に忘れたんだけど』と返ってきたのでまさかと思い部屋を見回せば自分の足元に明らかに友達のものであろう鞄が置いてあり、「あー...ごめん。じゃあ、取りに来てくんない？」自分が急かして家から出したからであろうと思い謝れば取りに来るように言って。暫くしてチャイムが鳴ったので急いで玄関に行けば扉を開くが『千尋ー！俺に会いたかったんだろ！』とバカげたことを友達が言いだしたのでスルーして「ほら、はやく入れよ」と中に入れて

ん…?さっきの人か…?
(辞書を広げ乍課題を進めて居るとチャイムが鳴り、己の部屋の扉を開けて玄関の方を見てはやはり先程の人物が。軽く挨拶して其の侭扉を閉めてはベッドに寝転がり「はーあー…いちゃいちゃすんなや…馬鹿…」と、呟けば枕を抱え、ごろごろとベッドの上を転がり回る。暫く其の状態で悶々として居れば「阿呆らし…女々し過ぎるやろ俺…気持ち悪。」と、自分自身に嫌気が差して来れば枕を投げ捨てて再び課題を終わらす可く椅子に座り直しては作業を再開し。)

＞遼

あ？.....てめぇはいちいち引っ付くんじゃねぇよ
（鞄を渡すために部屋に入れれば『まったく素直じゃないな千尋はー」と言いながらベタベタ触ってきたのでなんでこうスキンシップが多いんだこいつはと思いつつイラつき気味に上記述べて。こんなところ幼馴染にみられたら絶対誤解されると思いながら「さっさと鞄持ったら帰れよ」と友達を見ながらそっけなく言うも急に『じゃあ、玄関で鞄渡せばよかったじゃん』と言われ確かにそれもそうだと思いズーンと落ち込んで、とりあえず友達を帰そうと思い鞄を押し付けて友達の手を引いては玄関に連れて行き強制的に帰らせて。自分の部屋に戻ろうとするがなんとなくリビングのほうへ向かっていき

…駄目や…死にそう…。
(幼馴染の声と其の友人の声を聞けば心の傷が抉られる様な感覚に捕らわれ、机に顔を伏せてぐずぐずと泣き喚いて居ると友人から電話が。「ハイ…もしもし…」と、涙が出るのを必死に堪えて電話に出るも友人にはお見通しの様で、『おま…泣いてんの?馬鹿だなぁー…振られたの?』と、けらけらと笑い乍聞いて来る友人に軽くキレては「阿保か。まだ言っとらんわ。」と、呟き気味に言えば「…で、何か用か?」何も用事無しに相手が己に電話を掛けて来る事は先ず無いだろう、と思いつつ相手に問うては返事を待ってみる。暫くの沈黙の後あー、と散々唸っては『怒るなよ?んーとね、…皇子の声が聞きたかっただk──』呆れた。彼奴がそんな理由で自分に電話してくるとは思っても居なかった。否、思いたくなかった。相手が全て言い終わる前に電話を切って其の侭マナーモードにする。暫くブーブーと携帯が鳴って居たが、無論。無視。携帯が鳴り収まるのを待って居たが全く収まる気配が見当たらない、煩いし、課題に集中出来ない為自室を出てはリビングに向かう。すると其処には何故か幼馴染の姿が在り、軽く声に出して驚いては「あれ…友達もう帰ったん?」と、相手に己の泣き腫らした顔を見られない様顔を下に向け乍相手の前を過ぎればそう相手に問うて。)

＞遼

え？...嗚呼.....ベタベタ引っ付いてきてうざかったから強制的に帰らせた
（リビングでテレビでも見ようかと思っていると課題をしているはずの相手が来たので吃驚しつつ苦笑しながら相手の問いに答えて。「あいつスキンシップが多すぎなんだよ....あ、勘違いするなよ？別に付き合ってるわけじゃねぇからな」先ほどまでいた友達にあきれた様子で溜息ついて、一つずっと言おうと思っていたことを相手に言えばどこかすっきりしたようにしていて。ソファーに座ろうとするもリビングに来た時から何故か下を向いている相手に不思議そうに首傾げれば「ん？さっきから、下向いてるけど....どこか具合でも悪いのか？」と相手に近寄り顔を覗き込みながら聞いてみて

そっか、…。ま、仲がええって事やろ?羨ましいわー。
(冷蔵庫からお茶を出し乍頷いては此方も苦笑いを浮かべる。お茶をコップに注いで相手に背を向ける様な状態でお茶を飲んでは軽く息を吐く。「ん、大丈夫。勘違い何てしてへんよ…、」と、お茶を机に置き乍言えば目を細める。相手の様子を見る限り付き合ってる様に見えたのだが、何故其処迄して隠す必要が有るのだろうか、何て悶々としてみる。彼を信じてない訳では無いのだが何故か其の言葉がだけが信じられなかったのだ。己が相手に好いてしまったのが悪いのだろう。でも、今更好きな人を変える気は更々無い。と、自嘲気味な笑みを浮かべれば不意に相手の言葉と顔が。「あー…否、何でも無いで…って、ちょ、ほんま何でも無いから…」何時の間にか己の目には涙が溜まって居り其れを幼馴染に見られない様隠しては相手から離れて。)

＞遼

いや、あいつのスキンシップはうざすぎて引く......逆に遼たちのほうが仲いいじゃん
（相手の羨ましいという言葉を聞けば苦笑いしながら言って、ふと相手の友人が頭に浮かべば少し眉を寄せながら上記述べて。「そう...か。.....まあ、わざわざこんなこと遼に言う必要ないな。」勘違いしてないといった相手に小さく頷けば相手には自分よりも親しい友人がいるのを思いだし多分２人は付き合っているのだろうと勝手に思い込めば自分が付き合ってようが付き合ってまいが関係ないことだなと思い少し落ち込んでいて。何故か顔を見せない相手にそこまで嫌われてるのかと思えば「あ......そうか。ごめん。.....なんかあったら言えよ？」俯きながら離れて近くにあったソファーに腰掛けて

そうか?別に普通やと思うけどな。…嗚呼、彼奴?まぁ、色々と世話にはなっとるけど千尋達ほどではないな。
(付き合って居るので在れば普通のスキンシップだろう。此方から見て彼の友人のスキンシップはうざいとかは思わないが。まぁ、あくまでも“自分から見て”の意見だが。相手の口から己の友人の事が出て来れば一瞬驚いた様な顔をし、苦笑いを浮かべては首を横に振って。「おん、…」と、短く返事をすれば頷く。彼等が付き合っているのだとしたら自分の片思いは永遠になるだろう。自分の勘だが。己は別に相手が幸せで在るのなら其れで構わないのだ。其れなのに何故か相手を応援する事が出来ない。“嫉妬”と言うやつなのだろうか。もし嫉妬なのであれば自分を思いっきり殴りたい。と言うかこんな屑人間を殴ってほしい。と、嫌気が再び己に降りかかって来れば苦笑いを浮かべて。「ありがと。すんません、心配掛けてもうて。」と、己も相手の前に有るソファーに寝転がっては枕に顔を埋めて。)

＞遼

普通？あれが？ないない。あいつは異常すぎるんだ......へぇ、でも、付き合ってるように見えるぞ？
（あのスキンシップを普通だと言った相手にきょとんとしては首をブンブン横に振りながらあのスキンシップが普通なはずがないと思っていて。相手の言葉を聞けば軽く頷いて、思っていたことを口にすればやっぱり付き合っているのだろうかと肩を落とすも相手が選んだ人がその人なら仕方ない自分が口を出すことではない応援するべきだと悔しい気持ちを抑えるも何故か素直に応援できずにいる自分がいて。「.....一ついうけど。俺とあいつが付き合ってるとか絶対思うなよ？」少し顔を歪めながら言ってはあの友達と付き合うなんて絶対無理だと１人首を横に振っていて、まあ相手にとってはどうでもいいことなのだろうそう思えば自分がそんなこと言っても相手にとっては関係のない話にしかすぎない、なのに何を自分は気にしているのだろうと今更になって後悔が押し寄せてこれば俯いて。「....いや、別に構わない」と寝転がっている相手をちらっと見ながら述べては、顔を見してくれない相手に嫌われたんだと思い込んで、嫌われたんなら俺がいると気まずいよなと自分は部屋に戻ろうと立ち上がって

異常かぁ…まぁ、否定はせーへんけど…ええ友達やん?そない悪ー言ったらあかんよ。…え、いやいや…付き合っとらんよ?これほんまやから。
(必死に首を振る相手を見ては軽く噴き出してしまい肩を震わせては苦笑い交じりに一応彼の友人へのフォローを入れて。行成付き合ってるように見える、と言い出す相手に驚いては必死に否定して両手をぶんぶんと振る。彼奴とは付き合いたくもない、何て内心で呟いてはまたもや苦笑いを浮かべて。然し、彼から見てそう見えるので在れば明日から友人との関わりを変えなくてはならないな、誤解も招きたくないし。何て考えれば肩を竦める。「…何で?付き合ってるんやないの?」と、何とも勘違いした言葉を言ってしまう。隠さなくても此方からしては相手等の行動は丸見えだし、そもそも付き合ってたとしても己はそれを応援するだけなのだ。別に怒ったりとかしないのに。と、首を傾げては相手の顔を覗き込んで。「あれ、千尋もう帰るん…?」立ち上がる相手の気配に気付いては其方に目を向ける。もう少し一緒に居たかったな、と思うが此れを言ったら彼は困るだろう。迷惑、か。仕方が無いな、と、顔を再び枕の方へと戻しては溜息を吐いて。)

＞遼

いや、あいつはどんなに悪口言われようがヘラヘラしてるから大丈夫だ....え？あ、別に隠さなくても
（自分の友達にフォローをいれる相手に苦笑しながら大丈夫だということを伝えては、付き合っていないと両手をブンブン振っている相手に首傾げてそんなに必死に隠そうとしなくても逆に教えてくれればいいのになと思いつつ上記述べて。「は？....いや、それは断じてない。俺があいつと付き合うなら遼のほうが何千倍もましだ」突然相手に付き合ってるんじゃないのかと言われればきょとんとして、まさかそうみられているとは思っていなかったのか動揺すれば首を横に振りながら付き合っていないと否定して、あの友達と付き合うなら絶対に幼馴染と付き合うほうが断然いいと思っているとつい口に出てしまい慌てて口を両手で塞げばしまったというような顔をしており、ふと相手を見れば相手には多分付き合っているであろう相手がいるのだからこんなこと言われても嫌なだけだと１人考えれば「今のは忘れてくれ」と告げて。「嗚呼、俺がいると邪魔だろう？」相手を見れば少し歩きながら問い

そおか…面白い人やんな。…俺の言葉信じれへん…?まぁ、しゃーないか…。
(相手の話を聞いてはくすっ、と、微笑んで少しだけ羨ましいと思ってしまう。相手が自分の言葉を信じてくれているのか定かでは無いが自分が想像していた言葉では無かった為目を見開いた後苦笑いを浮かべれば少し納得する。相手が自分の事を信じようが信じまいが関係のない事なのだ。あまり己が突っかかるほどの立場ではないだろう。と、微かに納得すれば軽く頷いて。相手の言葉を聞くなり瞬きを数回繰り返す。正直言って凄い嬉しかったのだが此れはあくまで“例えば”の話なのだ。其れを踏まえて軽く微笑んでは「…そっか、おおきに、」と、呟き気味に言う。何故礼を言ったのか自分自身、よくわからなかったが何と無く言ってしまったのだと思う。「…忘れられたらな。」と、笑えば首を緩く傾けて。「…邪魔やないで。寧ろもうちょい居て欲しいんやけど。」再び相手の方を見てはそう告げてみて。)

＞遼

嗚呼、面白いほうなんじゃね？.....え、いや、そういうわけじゃねぇけど..まあ、信じるよ
（相手が面白い人と言えば確かに一緒にいて飽きはしないなと思い苦笑しながら軽く頷いて。別に相手のことを信じていないわけではない寧ろ信じている、だがこのことに関してはどうしても相手とその友人が付き合っているのではないかと疑ってしまうのだ、そんな自分に少し腹が立ち無理矢理に笑顔を作れば相手を困らせないようにと信じることにしては上記述べて。「...え...嗚呼」何故か礼を言った相手に少し戸惑うも一応頷いて。「なんだよそれ？別に俺に言われたって嬉しくねぇだろ？」忘れられたらなという相手にクスッと笑えば首傾げ、どうせ自分があんなことを言っても特に相手が嬉しがることでもないだろうと思えば少し落ち込むが仕方のないことだと自分に言い聞かせながら問い。邪魔じゃないと言った相手に少し笑み浮かべれば「そうか。じゃあ、もうちょい居る」と相手のほうを向きながら言っては再びソファに腰掛けて

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