あー、暇なんだけど...構ってくれる?【BL】

神崎
それに好きじゃなかったら、四六時中一緒に居たいと思わない..!..まだ、分かんない?(自慢げに言ってみるも、不安そうに表情を崩せば相手の方を見て、家の前につけば相手を降ろして、鍵を開け

椎名さん

･･･うっ･･･椎･･名さ･･ん(相手の言葉の意味をやっと理解し相手の家の前につき下ろされる途端涙が溢れだし相手に抱き付けばｳｰｯと声をだしながらﾎﾞﾛﾎﾞﾛと涙流し

神崎
周りの人にばれるとまずいから、中入るぞ?(困ったように頬を掻けば、ﾎﾟﾝﾎﾟﾝと頭を撫で家の方を指差してそう言い

椎名さん

･･･は･･い･｡(ｺｸｺｸｯと頷けば家の中に入りﾌﾗﾌﾗとﾘﾋﾞﾝｸﾞまで歩きｿﾌｧｰに座ればｺﾞｼｺﾞｼと涙を拭き

神崎
大丈夫か?...ていうか、俺の事本当に好きなのか?(相手の隣に腰掛ければ、唐突の事で本当にそうなのか信じきれず、一人で突っ走っていたらどうしよう、と思えば尋ねて

椎名さん

･･･!･･･は･･い･･｡(唐突に聞かれれば顔を真っ赤にしｺｸｺｸｯと頷き恥ずかしさのあまり俯き

神崎
あ、まじで?超嬉しいわ(相手の反応と言葉を聞けば、思わず顔がにやけてしまうも、ｺﾞﾎﾝｯと咳ばらいをすれば顔を元に戻し、ゆっくりと抱き着いて

椎名さん

･･･しっ･･椎名さん!?(ゆっくり抱きつかれればﾋﾞｸﾞｯとなるが顔を上げ自分も相手の背中に腕回し

神崎
やっぱ丁度いい...(ｸｽｯと笑いを零せばｷﾞｭｯと抱きしめれば｢お互い好きだって分かってから抱きしめると、こんなにﾄﾞｷﾄﾞｷすんだな｣少し照れ臭そうに言って

椎名さん

･･･そんな･･恥ずかしいこと言わないでください･･｡(ｷﾞｭｯと抱き締められれば嬉しそうに微笑み相手の言葉に照れたのか耳まで真っ赤になり

神崎
あぁ、ごめん。つかさ、全然好きだって言う前とか、何しても照れてくんなかったよな～(思い出したように言い｢だから、好きだと思わなかった｣深々と頷いて

椎名さん

･･いや･･我慢するの必死でしたから･･(と、顔真っ赤のまま目を逸らしながら言い

神崎
なぁんだ、そうだったのか～(ｸｽｯと微笑み｢あーっと...悪いな、腹減った｣腹の虫が鳴れば相手から離れ、お腹を摩りながら相手にそう伝えて

椎名さん

･･あ･･夕飯作らないとですね｡(｢･･ﾊﾝﾊﾞｰｸﾞあと焼くだけなんで｡｣と言えばｿﾌｧｰから降り台所へ行けば冷蔵庫からﾊﾝﾊﾞｰｸﾞを出しﾌﾗｲﾊﾟﾝで焼き

神崎
おう、よろしくー(苦笑いしながら手を振り、その間これからどうしよう、と考えていれば何やらｲﾒｰｼﾞﾄﾚｰﾆﾝｸﾞをし始めて

椎名さん

･･･サラダも作ろう･･(焼いている間にｻﾗﾀﾞも作ればお皿に盛りﾊﾝﾊﾞｰｸﾞが焼ければ皿に乗せｿｰｽをかけ｢･･椎名さん･･出来ましたよ･･｣と台所から声かければﾘﾋﾞﾝｸﾞへお皿運び

神崎
へ?あ、これは何でもないんだぞっ!?(相手が何も言っていないのに対し、勢いよく両手をﾌﾞﾝﾌﾞﾝと振れば否定して

椎名さん

･･･はい？･･(ﾃｰﾌﾞﾙの上に料理を置けば手をﾌﾞﾝﾌﾞﾝ振る相手を不思議そうにｷｮﾄﾝとした顔で見上げ

神崎
と、とにかく何でもないっ...いただきます(上手い抱きしめ方のｲﾒｰｼﾞﾄﾚｰﾆﾝｸﾞしてただなんて、いえるわけねぇだろ...と心の中で呟けば、ﾊﾟｸﾊﾟｸと食べて

椎名さん

･･？･･いただきます。(相手を不思議そうに見つめるも手を合わせればﾊﾝﾊﾞｰｸﾞを食べ始めるも半分ぐらいでお腹がいっぱいになり手が止まり