折原臨也 2013-07-22 05:47:30 |
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…みてぇだな。(後 に続いて室内に入るとひんやりした風が来て「気が効いてるぜ…」と零すも、相手がふらふらしている状態なのを見てそういや熱出してるんだった、と今更思い出し「手前は寝てろ。」と声をかけ)
え?いや、お茶ぐらいは淹れられるよ?そこまで重症じゃないしさ(眉を下げて笑えば、コーヒー?お茶?紅茶?、と一応聞いてみて、先程もらった水は冷蔵庫にしまって
ホント、シズちゃんってたまに素直だよね(その辺座りなよ、とソファーを指差して。やかんに水が入れれば火をかけ、その間に体温計で熱をはかれば38度という数字に、見なきゃ良かった、と肩を落として
違ぇ!勘違いすんなノミ蟲…(咄嗟に暴言を返すと言われたままソファーに座り。お湯を沸かす相手に「熱、計ったか?」と気になる様子で切り出して)
素直じゃないなぁ…(肩をすくめれば、あぁ、うん、計ったよ?と言って紅茶を淹れれば相手の前になるテーブルに置き、そんな高くなかったよ、と笑って言って
お互い様だろうが…(仏頂面で言うと、「悪いな。」と紅茶に手を伸ばし。大丈夫そうじゃねぇか、と紅茶を啜りながらホッとしたように溜息をついて)
オレはいつだって素直だよ(笑ったまま言えばキッチンに戻り、シズちゃんのおかげってやつだよね、と言えば貰ったまま放置してあったプリンを出して
信用ならねぇ言葉だ。(此方もククッと笑ってキッチンに戻っていった相手を視線で追い。あ?俺は担いで運んだだけだろうが。と首を捻るもプリンの気配を察してピクリと反応し)
食って、良いのか?(と置かれたプリンに僅かに頬を緩めて相手を見るも先程より顔色が悪くなっているような気がして勘違いか?と思いながら首を捻り)
食べていいよ?(どうぞどうぞ、と微笑みながら言えば、シズちゃん勘だけはいいんだよなぁ、と思い、再びキッチンに行けば水と一緒に薬も飲んで
おう。(意気揚々と返事をしてプリンに手をつけては「うめぇ…!」と幸せそうな表情を浮かべ。夢中に食べていて相手が薬を飲んでいる事には気付かずいて)
シズちゃんはプリンを食べてる時が一時笑顔だよ(笑いながら言えば、隣の一人がけソファーに腰を下ろし、幸せそうな相手を見てはつられて笑ってしまい
ん?あぁ、プリンは別格だからな…(照れ笑いの様に控えめに笑えばあっという間に平らげてしまい。「ご馳走さん。」と言うと入れ物とカップをキッチンまで運んで)
無邪気でいいと思うよ(あ、オレがやるのに、とわざわざキッチンまで運んでくれた相手に言い。客にそこまでさせて悪いなぁ、と呟いて苦笑して
似合わねぇ…(ボソリと言い、「病人は休んどけ。」と一言告げて自分もそろそろ相手の邪魔にならない様に家を出ようと思うと玄関へ向かい)
帰るの?(思わず口から出た言葉に自分自身も驚き、しかし言った言葉が返ってくるわけでもなく、ソファーにあったクッションに抱きつき顔を隠したまま、…もう少し居れば…、とぶっきらぼうに言って
…!(思ってもみなかった言葉がきこえて一瞬固まった様に動きを止め。振り返ると顔を埋めている相手が見えて思わず可愛い、と感じてしまい)
は…!?…あ、いや…居て平気なのか?(自身に向けた驚きの声が出てしまい慌てて付け足し)
…居れば…?(言った本人も相当恥ずかしかったようで、クッションの下の顔は普段からは想像も出来ないくらい赤く染まっていて、こんな顔ぜってぇ見せない、と決めたのかクッションで顔を隠したまま、居ろよ、と呟いて
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