黒瀬 綾音 2013-04-27 19:38:16 |
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はい..!、(こくり、と頷けば「先輩って幽霊とか怖いんですか?」と先程疑問に思ったことを問い掛けて。まだ相手と出会っただけであって今後、自分がどうなるかは分からないが今はこうやって話せることを有り難く思っていよう。もし、もっと影が薄くなってしまったら相手にも気付かれなくなってしまうのだろうか、と不安が頭をよぎり、/
(/ 昨日睡魔に負けて寝てしまったという...orz これ以上真面目じゃなくなったら馬鹿になりまs← )
え?...どうだろ。人並み?(不意打ちの問いかけにきょとんと目を丸くし、何故だか此方が疑問符を飛ばす始末。次いで、先程の質問が意味するところを把握したのか、「いや、目の前の相手が『見えるんですか?』なんてきいたら誰だって怖いってば!」と珍しく正論。かたんと眉尻下げては苦笑いを浮かべて。)
( わたしもよくあります。駄目人間なもので。笑 馬鹿でもいいじゃない!← )
そ、そう言われれば確かにそうですね...、(納得した様に頷けば苦笑して。そこまで頭が回らなかった様だ。はぁ、と溜め息を吐けば茜色に染まった空を見上げ。一度視線を自分の時計へと移せば、嗚呼、もうこんな時間か。それにしても今日は本当に天気がいい。鞄に入れていた携帯を取り出せば夕焼け空を写真に撮り、/
(/ 私は駄目駄目人間です← 馬鹿な子の方が萌えますけどね← )
...あれ、なに、写真撮んの?(急に立ち止まる彼女の様子を隣で観察していると、思いついたようにそっと相手の正面へまわって。シャッターボタンを押すか押さないか、のタイミングで下方より悪戯っ子のような笑みを浮かべてフレームイン。呆れるほど子供っぽい悪知恵のはたらく男である。)
( だめなほど、ばかなほど可愛いもんよ! まぁわたしは賢いけd(ry )
あ、何やってるんですかー、(相手が正面に出てくると驚き思わずシャッターボタン押してしまい。その画面を見てみると、結構いい写真が撮れている。茜色に染まった空に相手の笑顔。「..保存っと」なんて呟けばクス、と笑みを溢し待受画面にしようか、と冗談半分で考えて。この人はこんな風に笑ったりするんだ、と思えば新しい彼を知れた気がして嬉しくなり。/
(/ 貴方様は馬鹿でも賢くても可愛いでs← )
待ち受けにするとイイコトあるよ? 俺の写真。(相手の心情を知ってか知らずか...後者なのは明白であるが、ふふんと何処か得意気にそんな冗談を飛ばしてみたり。沈みかかった夕陽を背にして破顔すれば、再度己の腕時計に目を落とす。特に予定があるわけでないが、「遅くなっちゃったなぁ」とひとりごとのように呟いて。)
( ありがとう結婚しようか!← )
じゃあ待ち受けにしまーす、(へらり、と笑み浮かべては早速先程の写真を待ち受けに設定して。携帯を鞄にしまうと相手の言葉に同意する様に「ですねー」と頷いて。まあ、独り暮らしだから大丈夫だろう。何故か今日は時間が過ぎるのが早く感じる。楽しい時間は早く過ぎてしまう、というのは本当の様だ。少しでももっと話していたい、そう思い恐る恐る相手の横に並んで歩いて、/
(/ いえす!、 結婚しましょう!、← )
...って、ホントに待ち受けにしちゃった?(慌てて其方に顔を向けるも時既に遅し。事の発端は自分であるにもかかわらず、「やめてよね恥ずかしいなあ!」と大袈裟な口振りで発しては、わざとらしく己の顔を両手で覆って。相手がどう思っているかは定かでないが、此方は随分と楽しそうに笑い声をあげご満悦な様子。)
( 資金はそちらの方でなんとか工面してください← )
はい、しましたー、(相手の様子を見ればクスクスと笑いながら頷き。可愛らしいところもあるんだなー、と呑気に考え乍「見ます?」と緩く首を傾げて。今日は自分の知らない相手のことが少し分かった様な気がした。今はこうやって普通の高校生みたいに過ごせている。明日からもこんな日々が続けばいいのに、と淡い期待を抱き、ちょっとずつでも人に気付かれる様に努力をしてみよう、と決意して。/
(/ え、どーしよっかな←← )
いらねぇってば、(ふにゃんと眦下げつつも本当に気恥ずかしいのか其の顔を逸らしてしまい。何を考えてるかと思いきや、いきなり「じゃあ俺も綾音ちゃん待ち受けにしてやる!」と意気込む始末。何がじゃあ、なのかまるでわからないが素早くポケットから携帯電話を引っ張り出すと、カメラを相手の方へ向け、「可愛く撮ったげるからさあ、」とシャッターを切る機会をうかがって。またもや悪ノリ。)
( 貧乏学生に結婚資金などありません(きりっ) )
わ、私なんかを待ち受けにしたら不幸が襲ってきますよ?、(少し困った様に苦笑いを浮かべては適当な言い訳を述べ相手のカメラから顔を逸らして。写真を撮られるのはあまり慣れていないのだ。それに集合写真を撮る時にどれだけ幽霊と間違われたことか...。はは、と乾いた笑いを溢せば「だから駄目ですー」と首を横に振り。それに待ち受けにするならもっと可愛い女の子の方がいいだろう、自分なんかが待ち受けにされてしまえば、本当に相手が不幸になってしまうのではないか、と余計な心配をして。/
(/ ローンで返しまよう← )
んー...じゃあいっしょに写ろっか!それならさ、俺と綾音ちゃんでプラマイゼロでしょ?(よくわからない持論を展開しては、てきぱきと何時の間にやら内側カメラに切り替えて。夕陽を背にすれば些か逆光気味。それでもかまわないと言わんばかりに相手の手首を掴めば、「ほら、もっとこっち!」となんとか彼女をフレーム内に引き込もうと。真っ赤に染まる夕陽に照らされ、歩道の真ん中で立ち往生なのは少しばかり迷惑だろうか。)
( ろーんだと…! いやー、返せる見込みすらないんですけd )
わ、私..不幸にする力強いですよ?、(本当かどうか定かではないが首を横に振って。しかしそんなことを言っているうちに手を引かれてしまい、相手との距離が近くなり。..どうしよう。こんなにも近いと心臓がバクバクしてしまう。緊張しているだけだ、と自分に言い聞かせると「い、1回だけですからね」と諦めた様に言って。フレームの中へと写れば多少ぎこちないが笑みを浮かべて、/
(/ 一緒に返しましょう← )
...っと。(シャッターを切ったはいいも予想通りやや逆光。掴んでいた相手の手首を解放し、まあいいや...と保存する間に何かひっかかるものがあるのを感じて。もしかして、彼女は無理矢理笑っていたのではなかろうか...。「あ...ゴメン、ホントに嫌だった?」と申し訳なさ気に眉尻下げ訊ねて。他人の感情の変化に鈍いのか聡いのか、どっちつかずなところは昔からだ。)
( ローン組む頭金さえ準備できない場合はどうしたらいいでしょうか← )
え、別に嫌じゃなかったですよ?、(相手の様子を見る限りやはり上手く笑えていなかったのだろう。今日何度目かの溜め息を吐けば「ただ近かったから緊張したと言うか...」と聞こえるか分からない様な声量でしどろもどろになりながら呟き。相手を不快な気持ちにさせてしまっただろうか、と不安になりちらり、と相手を見上げ。/
(/ し、仕方ない。ここは私が...! )
え?なんて?緊張...?(切れ切れに聞きとれた単語を頼りに推測するも、把握には至らず首を傾げ。此方を見上げたその顔が先程よりも不安の色を増しているのに気が付き、伝染したように己も不安な様子。これ以上気を悪くさせまいとなるべく落ち着いた声色で、「や、あの、ごめんね...?」と相手の顔色をうかがうように謝罪の言葉を述べ頭を垂れ。先程の調子は何処へやら...。)
( よっ!さすがっ!日本一!← )
何で先輩が謝るんですか?、(先程とは全く違う様子の相手に慌てながら首を傾げて。寧ろ自分が謝らなければならないのに...。嗚呼、どうしてこんなに優しいんだろう。相手の腕をグイ、と引っ張れば「も、もう1回リベンジです!」と意気込んで。先程は1回だけ、と言った癖に何を言っているんだろうか。全く欲張りなものだ、/
(/ に、日本一だなんて...、← あ、お知らせです。私は8日から10日まで此処に来ることが出来ません、; 11日から復帰しますので覚えていたら続きやって欲しいn、← )
っわ!リ、リベンジ...!?(余想定外だったのだろう、腕を引かれて大きくよろけながら其方を見遣っては間の抜けた声をあげて。今一度携帯電話を取り出せば、「えぇと、準備...いい?」と、未だ落ち着かない様子で問うてみて。準備が出来ていないのは此方の方でないか。画面に写るその顔は困惑したように視線が定まっていない。)
( いい嫁を貰ったよわたしは← 了解です!わたしも来られなかったりすると思うのでなにとぞお互いさまと云うコトで...。笑 )
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