黒瀬 綾音 2013-04-27 19:38:16 |
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...ん?(どうもまた相手の返答が己のキャパシティを超えた模様。声をかけた時の距離を縮めるでもなく、微妙な距離を保ったまま、「そ、そーなんだ...」と当たり障りのない返事をし、所在なさげに先程乱した己の前髪をかき上げて。)
(な、なんと... ハイ。言いましたごめんなさい←)
(大丈夫ですよー! なんとなく夕方~夜間の出没が多いと思われるので、引き続きお相手願えたらと思います...。ではではまた!)
真面目だったら普通この時間には帰ってますよ、(苦笑しながら言えば「先輩は帰らないんですか?」と首を傾げて。こんなにも会話が続いたのは久し振りだ。今までは話し掛けると気持ち悪い、と言われて即終了。会話が続くことに自分でも驚いている様で、/
(/ 気にしてませんよー、← レス返しますねー、 )
...え? あ、うん、帰る帰る。(大きく一呼吸。のちに、ようやく相手の方へと小走りで近寄って。何処か不思議な雰囲気を纏う彼女のペースに巻き込まれ普段の調子が狂うらしく、何やら落ち着かない様子で廊下を歩き始め。)
(さすが御心が広い…!笑)
ん、じゃあ行きましょうか、(先程は一緒に帰るなんて考えていなかったが気が変わった様子。しかし、自分なんかと相手が横に並んで歩くのは絶対変な目で見られるだろう。もしかしたら相手が一人で喋っている可哀想な人に見えるかもしれない(←) なるべく相手と距離を取って歩けば、ふと窓の外を見て。今日は幸いなことに晴天。何処か寄り道でもして帰ろうか、等と考えて。/
(/ そんなこと無いですよ、(ふは、/← )
...、(一緒に歩き出したはいいものの未だ思うようにアタマは働かず黙ったまま。ちらりちらりと隣の相手に目を遣れば、当の彼女の視線は窓の外。何考えてんだろ?と頭の片隅で思いつつ、「えっと...名前、なんて云うの?」と暫しの沈黙を破るように尋ねて。)
( やー、そんなことありますよ← 明日もおやすみですかー? )
黒瀬綾音..です、(相手の方を向けばへらり、と笑み浮かべて。クラスメイトにもろくに名前を覚えられていない為、偶に幽霊なんて呼ばれることもある。今ではもう慣れたが初めてそう言われた時は結構傷付いたのを覚えている。相手はクラス内..、否学校内で有名だ。影の薄い自分に存在感のある彼、全く違うなぁ、と思えば苦笑して。/
(/ 有難う御座います..と言えばいいのでしょうか?← 明日は午前中は部活ですが午後からは居る予定です← )
へぇ、綾音ちゃん...。あ、俺ね、すがのきょーいち。(ついでとばかりに自分の名前を付け加えては、「よろしく!」と此方もようやく明るい笑顔を見せて。当初の予想を裏切りどうやらオバケなんて気味の悪いモノじゃあない模様。内心安堵してはロクすっぽ教科書も入っていなさそうな薄っぺらい鞄を手に、いつもより軽い足取りで階段を降りていき。)
( うーん...どう致しまして、...?← おぉ部活ですかー!青春ですねえ((( )
菅野先輩..ですね、(以前、相手を少しだけ見たことがあったが名前を知らなかった為、把握した様に頷き「宜しくお願いします」と釣られる様に笑ってみせ。相手をちらり、と見ればどうやったら彼の様に存在感を出すことが出来るのだろうか、と考え。嗚呼、だがあまり目立つのは好きではない。普通の高校生みたいに過ごしてみたい、なんて淡い期待を抱いてみたり、/
(/ 結構大変ですよ、はい← )
あ、俺先輩なの? じゃあ綾音ちゃん二年生?(トントンとリズムよく階段を下りる最中、ふと湧いた疑問をぶつけてみて。大人びて達観した風の彼女が下級生だとは些か意外な様子。相手の顔を横目に捉えては益々読めない子だなぁ、と心の内で苦笑してみたり。)
( ほほぉ、何の部活に在籍してらっしゃるの? )
あ、はい。出席日数で進級出来るか分かりませんでしたけど無事に進級出来ました、(一年生の頃から影が薄かった為、人に認識されにくかった様で。しかし影が薄いとは言わないでおこう。また気味悪がれるだけなのだから。それにしても相手が自分を後輩だと思っていなかったのは驚きだ。まさか老けて見えるのだろうか、と余計な心配をして。/
(/ 吹奏楽部です、← )
おぉ、俺と一緒だ。出席日数、ギリギリだったけど無事三年生。(けらけらと自嘲するように笑ったはいいも、只サボった結果ギリギリな自分と、そういった理由ではない様子な彼女を一緒にしては失礼でないかと今更考え直し。あわてて、「そーいや、あんな所で何してたの?」と少々わざとらしく声を張り上げて話を切り替えてみる。)
( おー、かっこえええ! 楽器できるっていいよね← )
先輩はちゃんと学校来なきゃ駄目ですよー?、(クスクス、と口許に手を当てながら笑っては「進学出来なくなっちゃいますよ?」と現実的なことを言い出し。相手からの問いに「午後からの授業サボってたら寝ちゃってました」と呑気に笑いながら言えば、いつものことですけど、と付け足して。/
(/ あ、有難う御座います、(照/←← 因みにクラリネットやってますy、(要らない情報← )
そー? 来たってサボってたら意味ないと思うけどなあ。ねぇ、(皮肉っぽく口にしては隣の彼女に一瞥くれて、些か意地の悪い笑みを浮かべ。相手の大人しそうな雰囲気に反し、なかなか口が達者なのがまた意外。此方も自分のペースを取り戻してついつい口が過ぎる。)
( くらりねっと...cool!! いいないいなかっこいいっす姐さん!← )
わ、私はまだ2年だからいいんですー、(適当な言い訳を言えばふい、と相手から顔を逸らし。相手の言ってることは正しいのだがどうせ授業に出ても気付かれないだけなのだ。まぁ一応ノートには先生に教えて貰ったポイント等が書いてある為、苦労はしないだろう。「先輩には受験も迫ってるんですからサボってたら落ちますよ?」と自分が言える立場では無いのを分かっていながらも忠告してみて、/
(/ て、照れちゃいますね、← )
いーの俺は。どうせ大学行く気なんてねぇもん。(しれっと心情を暴露しては小さく乾いた笑い声を漏らし。えらく楽観的なところを見ると、どうやら就職のアテはあるらしく。次いで学校の玄関先、「綾音ちゃん、どっち?」と二方向に別れた道の手前、正門を出て駅へ向かう道か、あるいは自転車置き場のある裏門かと歩みを止め問いかけて。)
( そこもまた可愛い(真顔) )
私はどうなってるんでしょうねー..、(年月が過ぎる度に自分はどんどん存在感が薄くなっている気がする。高校を出る頃には誰にも見えなくなってしまうのではないか、と不安が募る。その不安を振り払うかの様に笑顔を貼り付けて。相手はどちらから帰るのかは知らないが自分は裏門からいつも帰っている。「えっと、裏門の方です」と言えば相手はどうなのか、とでも言いたげに首を傾げて。/
(/ 待って、本体暴れちゃうから待って← )
ま、なるようになるって。今から気ぃ負う事ないよ。(軽口を叩くように深刻さのカケラもない助言をぶつけては、「俺もそっち。」と裏門の方へ足を向け。ふと空を見上げれば随分と陽が傾いているのに気付き、自分の腕時計で時刻を確認すれば、もうこんな時間かと少々驚いて。長時間補習なんて組みやがって畜生、と堅物な数学教師に心中で悪態をついてみたり。)
( あら、御乱心? かーわーいーいー、← )
んー..、ですね、(こくり、と頷けば「そもそも先輩に私が見えることが驚きなんですが」と今更ながら言ってみて。周りの人は皆気付かない。何故先輩だけが気付いたのだろうか、と疑問は未だに消えず。「あれ、偶然ですね」と笑みを溢せば相手の後ろから付いていき。嗚呼、結構暗くなるの早いから今日の寄り道は無理かな、と諦め。/
(/ 可愛いとか言わないで下さi← )
...、(ぴたり、と足を止めたかと思えば、サっと血の気の引いた顔で相手の方を振りかえり。瞬時にあの空き教室での妄想が蘇り、大きく目を見開いたかと思えば、「あ、あの...え、え? 君は、その、...ユーレイ的な...何か?」と率直に浮かんだ事を切れ切れ口にして。俺見えちゃってる?と自覚してしまえば、冷や汗が吹き出し悪寒が背筋を駆け抜け。)
( どうしてかわいいのに。← さてさて、明日普通に授業なわたしはそろそろ寝ます…orz 其方も部活頑張ってらっしゃいっ! では、おやすみなさいませ。)
...一応、人間ですが。(嗚呼、やっぱり驚かせてしまったか。苦笑混じりに上記を述べれば「ただ..影が薄いだけです」と呟き。相手も自分のことを気持ち悪いと思っているだろう。これ以上相手と居たらきっと自分は笑っていられない。歩みを進めれば相手の前に行き振り向けば「用事思い出したので先に帰りますね」と笑み浮かべて、/
(/ だから止めろと← 授業頑張って下さいね!、お休みなさい、 )
...あ、うん......じゃなくってさ! その、人間なんだろ? 見えるとか見えないとか...わかんねぇって、そんなの!(非日常な場面になんとか対応しようと、脳内フルスロットル。未だ冷や汗は退かないままキョロキョロと定まらない視線を宙に泳がせつつも、なんとか彼女を引き留めようとやや語調を荒げ躍起になって。まだまだ疑問は消えないらしく、訊きたい事は山ほどある。此処で帰られちゃロクに眠れもしないだろう。)
( 休日開講ってなんなんですかいったい理不尽。← ただいまです。 )
人間ですが気付かれない人も居るんですよ、(苦笑しながら答えると「まぁ、それが私ですけど」と作り笑いを浮かべ。さて、相手はどんな反応をするのだろう。やはり普通の人と同じ様に離れていくのだろうか...。鞄を肩へ掛ければ「や、やっぱり気味悪いですよね」と目を伏せながら述べて、/
(/ お疲れ様です、 午後からは学校から出た宿題やってました← )
はぁ、...(一体彼女は何者なんだろうか。本当に生きている?それとも...。全く腑に落ちないと言わんばかりに首を捻ればふと、ひとつ手っ取り早い案が浮かんで。「ホントに人間なんだよね...」と念を押すように尋ねつつ、そろりそろり、相手との距離を縮めていき。触れたら人間、さわれたらにんげん、...と呪文のように心中で繰り返し唱えながら、恐る恐る彼女の頬へ手を伸ばして。)
( 宿題かあ。わたしは期限ギリギリまでやらないタイプです駄目人間です← )
人間じゃなかったら話せませんよ?、(当たり前だ、とでも言いたげに頷けば相手の手が自分へと手を伸ばしているのに気付き一瞬きょとんとするが、すぐに察した様で。そう言えば先程の相手が自分を幽霊だと思った時の反応を思い出せば笑えてくる。もしかして相手は幽霊等が怖いのだろうか。等と勝手に思って、/
(/ うあ、それだとめんどくさいですよ← 溜めると部活の顧問に叱られます、← )
...、(ひたり、と指先で相手の頬に触れる。つんつん。確認するように何度か突いては、大きく安堵の息をひとつ。「よかったぁー...!」と思わず声に出してしまえば、張りつめていた糸が切れたのか、ふにゃんと力が抜けたようにその場へしゃがみこんで。首はかくんと下方を向いているも、ほっとした表情は見なくとも相手に伝わっているだろう。)
( あー、それは...いやだねえ...。 怒られないギリギリを狙うんだ!← )
だ、大丈夫ですかー?、(座り込んでしまった相手に心配そうに声を掛ける。そこまで不安だったのだろうか。手を差し出せば「立てます?」と首を傾げて。...あれ、これは立場が逆なのではないだろうか。まぁ置いておこう(←) 相手は自分を見つけてくれた恩人..と言ってもいいだろう。自然と頬が緩み、心の中でだけ有難う、と呟き。/
(/ 顧問だけではなく...部長にも怒られるんだよ、← )
あー、うん。立てる立てる、(ごめんね、と顔を上げてはにぃっと歯を覗かせて笑って。差し出された手を反射的に取ってひょいと腰をあげるとすっかり気が晴れたようで、うーんと大きく背伸びをし。人間だったにしろ掴みどころのない不思議な子だなぁ、と思いを巡らせていれば、今更「そういや、大丈夫?用事。」と自分が呼び止めておきながら問いかけて。)
( なるほど... それは難しいですなぁ... いやー、真面目だねぇ )
あ、御免なさい。さっきの嘘です、(さらり、と自分の嘘を認めてしまえば何故嘘を吐いたのかは言いたくない様子。へらり、と笑み浮かべては「だから一緒に帰りませんか?」と今度は此方から誘ってみようか。相手となら仲良くなれるかもしれない、と密かに思っていて。こんな風に自分から誘ったのは何年ぶりだろうか。まさか自分の口からそんな言葉が出るとは思っていなかった様で、/
(/ 真面目じゃないですよー← )
え...? あ、うん、...うん。帰ろっか。(再び笑いかけた其の顔は何処か嬉しさを増して。鞄を肩に掛けなおすと、気分よさげに歩き出し。偶には、ごく偶には遅くまで学校なんぞに残ってみるもんだ、と心の中でほくそ笑んでみる。新しく知り合った不思議な女子生徒について謎は多く残るが、じょじょに知っていくのも悪くない、とひとり小さく頷いて。)
( 真面目でしょー。わけてほしいわ。笑 )
はい..!、(こくり、と頷けば「先輩って幽霊とか怖いんですか?」と先程疑問に思ったことを問い掛けて。まだ相手と出会っただけであって今後、自分がどうなるかは分からないが今はこうやって話せることを有り難く思っていよう。もし、もっと影が薄くなってしまったら相手にも気付かれなくなってしまうのだろうか、と不安が頭をよぎり、/
(/ 昨日睡魔に負けて寝てしまったという...orz これ以上真面目じゃなくなったら馬鹿になりまs← )
え?...どうだろ。人並み?(不意打ちの問いかけにきょとんと目を丸くし、何故だか此方が疑問符を飛ばす始末。次いで、先程の質問が意味するところを把握したのか、「いや、目の前の相手が『見えるんですか?』なんてきいたら誰だって怖いってば!」と珍しく正論。かたんと眉尻下げては苦笑いを浮かべて。)
( わたしもよくあります。駄目人間なもので。笑 馬鹿でもいいじゃない!← )
そ、そう言われれば確かにそうですね...、(納得した様に頷けば苦笑して。そこまで頭が回らなかった様だ。はぁ、と溜め息を吐けば茜色に染まった空を見上げ。一度視線を自分の時計へと移せば、嗚呼、もうこんな時間か。それにしても今日は本当に天気がいい。鞄に入れていた携帯を取り出せば夕焼け空を写真に撮り、/
(/ 私は駄目駄目人間です← 馬鹿な子の方が萌えますけどね← )
...あれ、なに、写真撮んの?(急に立ち止まる彼女の様子を隣で観察していると、思いついたようにそっと相手の正面へまわって。シャッターボタンを押すか押さないか、のタイミングで下方より悪戯っ子のような笑みを浮かべてフレームイン。呆れるほど子供っぽい悪知恵のはたらく男である。)
( だめなほど、ばかなほど可愛いもんよ! まぁわたしは賢いけd(ry )
あ、何やってるんですかー、(相手が正面に出てくると驚き思わずシャッターボタン押してしまい。その画面を見てみると、結構いい写真が撮れている。茜色に染まった空に相手の笑顔。「..保存っと」なんて呟けばクス、と笑みを溢し待受画面にしようか、と冗談半分で考えて。この人はこんな風に笑ったりするんだ、と思えば新しい彼を知れた気がして嬉しくなり。/
(/ 貴方様は馬鹿でも賢くても可愛いでs← )
待ち受けにするとイイコトあるよ? 俺の写真。(相手の心情を知ってか知らずか...後者なのは明白であるが、ふふんと何処か得意気にそんな冗談を飛ばしてみたり。沈みかかった夕陽を背にして破顔すれば、再度己の腕時計に目を落とす。特に予定があるわけでないが、「遅くなっちゃったなぁ」とひとりごとのように呟いて。)
( ありがとう結婚しようか!← )
じゃあ待ち受けにしまーす、(へらり、と笑み浮かべては早速先程の写真を待ち受けに設定して。携帯を鞄にしまうと相手の言葉に同意する様に「ですねー」と頷いて。まあ、独り暮らしだから大丈夫だろう。何故か今日は時間が過ぎるのが早く感じる。楽しい時間は早く過ぎてしまう、というのは本当の様だ。少しでももっと話していたい、そう思い恐る恐る相手の横に並んで歩いて、/
(/ いえす!、 結婚しましょう!、← )
...って、ホントに待ち受けにしちゃった?(慌てて其方に顔を向けるも時既に遅し。事の発端は自分であるにもかかわらず、「やめてよね恥ずかしいなあ!」と大袈裟な口振りで発しては、わざとらしく己の顔を両手で覆って。相手がどう思っているかは定かでないが、此方は随分と楽しそうに笑い声をあげご満悦な様子。)
( 資金はそちらの方でなんとか工面してください← )
はい、しましたー、(相手の様子を見ればクスクスと笑いながら頷き。可愛らしいところもあるんだなー、と呑気に考え乍「見ます?」と緩く首を傾げて。今日は自分の知らない相手のことが少し分かった様な気がした。今はこうやって普通の高校生みたいに過ごせている。明日からもこんな日々が続けばいいのに、と淡い期待を抱き、ちょっとずつでも人に気付かれる様に努力をしてみよう、と決意して。/
(/ え、どーしよっかな←← )
いらねぇってば、(ふにゃんと眦下げつつも本当に気恥ずかしいのか其の顔を逸らしてしまい。何を考えてるかと思いきや、いきなり「じゃあ俺も綾音ちゃん待ち受けにしてやる!」と意気込む始末。何がじゃあ、なのかまるでわからないが素早くポケットから携帯電話を引っ張り出すと、カメラを相手の方へ向け、「可愛く撮ったげるからさあ、」とシャッターを切る機会をうかがって。またもや悪ノリ。)
( 貧乏学生に結婚資金などありません(きりっ) )
わ、私なんかを待ち受けにしたら不幸が襲ってきますよ?、(少し困った様に苦笑いを浮かべては適当な言い訳を述べ相手のカメラから顔を逸らして。写真を撮られるのはあまり慣れていないのだ。それに集合写真を撮る時にどれだけ幽霊と間違われたことか...。はは、と乾いた笑いを溢せば「だから駄目ですー」と首を横に振り。それに待ち受けにするならもっと可愛い女の子の方がいいだろう、自分なんかが待ち受けにされてしまえば、本当に相手が不幸になってしまうのではないか、と余計な心配をして。/
(/ ローンで返しまよう← )
んー...じゃあいっしょに写ろっか!それならさ、俺と綾音ちゃんでプラマイゼロでしょ?(よくわからない持論を展開しては、てきぱきと何時の間にやら内側カメラに切り替えて。夕陽を背にすれば些か逆光気味。それでもかまわないと言わんばかりに相手の手首を掴めば、「ほら、もっとこっち!」となんとか彼女をフレーム内に引き込もうと。真っ赤に染まる夕陽に照らされ、歩道の真ん中で立ち往生なのは少しばかり迷惑だろうか。)
( ろーんだと…! いやー、返せる見込みすらないんですけd )
わ、私..不幸にする力強いですよ?、(本当かどうか定かではないが首を横に振って。しかしそんなことを言っているうちに手を引かれてしまい、相手との距離が近くなり。..どうしよう。こんなにも近いと心臓がバクバクしてしまう。緊張しているだけだ、と自分に言い聞かせると「い、1回だけですからね」と諦めた様に言って。フレームの中へと写れば多少ぎこちないが笑みを浮かべて、/
(/ 一緒に返しましょう← )
...っと。(シャッターを切ったはいいも予想通りやや逆光。掴んでいた相手の手首を解放し、まあいいや...と保存する間に何かひっかかるものがあるのを感じて。もしかして、彼女は無理矢理笑っていたのではなかろうか...。「あ...ゴメン、ホントに嫌だった?」と申し訳なさ気に眉尻下げ訊ねて。他人の感情の変化に鈍いのか聡いのか、どっちつかずなところは昔からだ。)
( ローン組む頭金さえ準備できない場合はどうしたらいいでしょうか← )
え、別に嫌じゃなかったですよ?、(相手の様子を見る限りやはり上手く笑えていなかったのだろう。今日何度目かの溜め息を吐けば「ただ近かったから緊張したと言うか...」と聞こえるか分からない様な声量でしどろもどろになりながら呟き。相手を不快な気持ちにさせてしまっただろうか、と不安になりちらり、と相手を見上げ。/
(/ し、仕方ない。ここは私が...! )
え?なんて?緊張...?(切れ切れに聞きとれた単語を頼りに推測するも、把握には至らず首を傾げ。此方を見上げたその顔が先程よりも不安の色を増しているのに気が付き、伝染したように己も不安な様子。これ以上気を悪くさせまいとなるべく落ち着いた声色で、「や、あの、ごめんね...?」と相手の顔色をうかがうように謝罪の言葉を述べ頭を垂れ。先程の調子は何処へやら...。)
( よっ!さすがっ!日本一!← )
何で先輩が謝るんですか?、(先程とは全く違う様子の相手に慌てながら首を傾げて。寧ろ自分が謝らなければならないのに...。嗚呼、どうしてこんなに優しいんだろう。相手の腕をグイ、と引っ張れば「も、もう1回リベンジです!」と意気込んで。先程は1回だけ、と言った癖に何を言っているんだろうか。全く欲張りなものだ、/
(/ に、日本一だなんて...、← あ、お知らせです。私は8日から10日まで此処に来ることが出来ません、; 11日から復帰しますので覚えていたら続きやって欲しいn、← )
っわ!リ、リベンジ...!?(余想定外だったのだろう、腕を引かれて大きくよろけながら其方を見遣っては間の抜けた声をあげて。今一度携帯電話を取り出せば、「えぇと、準備...いい?」と、未だ落ち着かない様子で問うてみて。準備が出来ていないのは此方の方でないか。画面に写るその顔は困惑したように視線が定まっていない。)
( いい嫁を貰ったよわたしは← 了解です!わたしも来られなかったりすると思うのでなにとぞお互いさまと云うコトで...。笑 )
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