高槻 音衣 2013-04-15 21:43:06 |
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瑞希
女子はそういう生き物なんです~((相手の言葉聞けば口を尖らせて言い、「そういえばこの間友達の一人が、瑞希君ってかっこいいよね、とか何とか言ってたよ」とついでのように付け足し。「そりゃまあそうかもしんないけど・・」といまいち相手の言う自分の女らしさを信じることができないまま自分も靴に履き替え
音衣>
え、まじで。それって誰?
(己を誉めている女子がいたという話に興味を示したのか、満更でもなさそうな表情で問い詰めてきて。何とも腑に落ちなそうな様子を見ては「なに、女扱いして欲しいの?」とニヤニヤしながら玄関の外へ)
瑞希
・・その子が例の最近彼氏できた子だよ((相手の表情見れば呆れ返ったように言い。相手の言葉に「べ、別にそんなんじゃないしっ」と返し若干俯いて早歩きで自分も玄関の外に出て
音衣>
は?彼氏いんのにそんな事言ってんの?駄目じゃん。
(相手の返答に目を丸くし、これだから女子は…と呆れたような溜め息をつき。「ま、恋人ごっこしてる間くらいは女扱いしてやるよ」と偉そうに言えば「ん」と少し照れながら相手に向かい片手を差し出してみて)
瑞希
本当だよね~・・すぐ目移りしちゃって((此方も同じように呆れた様子で呟けば「そういやあの子けっこうな移り気だけど浮気とかしないかなあ・・」なんて心配したりして。相手の言葉聞いては「何よその上から目線は・・っ」と不満を零しつつも差し出された片手を此方も少し照れくさそうに無言で握って
音衣>
そん時はお前の出番じゃん?親友の言葉ってのは結構重みあるからな。
(親友を心配している様子を受け取ればニッと笑いながら伝え。相手が手を握ってくると柄にもなくドキリとしてしまう自分がいて。照れ臭さを誤魔化すように「…そーいや昔はよくこうしてたよな」などと昔話を持ち掛けてみて)
瑞希
ま、いずれ言うよ・・((実はどちらかというと彼氏のできた親友など知ったことか、といった心境だがそれを面に出すことなくただ苦笑い浮かべて。相手に懐かしい話されれば「そういえば・・そんなこともあったね」なんて思い出しては昔は手を繋いだり抱き合ったりなど普通だったのにな、と考えては時の流れを感じて
音衣>
俺、そのうち告られたりしてな。
(浮気性らしい親友にその内告白されるのではと冗談ぽく笑いながら言って。「お前は昔からあんま変わんねーよな…」と、高校生になった今でもこうして話せる事を嬉しく思っているのか小さく笑みを浮かべながらぽつりと口にし)
瑞希
な、ば、馬鹿じゃないの!((相手が笑いながら言った言葉に少し焦った様子で返しては「そんなことあるわけないじゃん・・!」と言い手を繋いでいることも忘れスタスタと自分だけ先に歩き始め。「瑞希は・・小さい時よりはさ、その、少しはカッコよくなったんじゃないの?」と聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声でそう呟いては少し顔赤くして
音衣>
そうとは言い切れなくね?俺からアクション起こせばさ。
(有り得ないと否定された事で少々むっとしたのか、実際する気はない事を口にして。歩調が速まる相手に合わせれば耳に入るのはまさかの誉め言葉。普段なら聞けない相手からの言葉が嬉しくて、ついニヤけそうになるのを抑えながら「今何つった?わり、聞こえなかった」と故意に再度言わせようとし)
何・・告白してほしいの?あの子に((相手が返した言葉にどこか嫉妬心でも芽生えたのかムッとした表情で聞き返して。「っ・・・う、うるさいな。もう言わないしっ」自分でも今思うとなんて恥ずかしいことを言ってしまったのかと相手の方を向けずずっと下を向いた状態で
冗談だって。お前の親友に何かしたらお前にはっ倒されそうだしな。
(むっとする相手は余程親友が大事なのだろうと感じれば冗談だとくく、と笑って。俯いてしまった相手が何だか可愛らしく感じ、普段より幾分柔らかい声音で「音衣」と呼んでみて)
別に・・あの子のこと思って言ったんじゃないよ・・((相手に聞こえないように小さく呟いては言葉にしづらい気持ちが込み上げて。聞いたことのない相手の柔声につい顔を上げ相手の方に振り返れば自分の顔は頬が紅く染まった状態で
ん?なに?
(小さく呟いた声はよく聞き取れず不思議そうに聞き返すも、名を呼んだ後振り返る相手の頬が赤く染まっている事に気付けば、自然と普段とは違う声音で名を呼んでしまっていた事を今更ながら自覚して。「…っ、恋人ごっこしてんだろ今は。一々反応すんなよ」と若干目を泳がせながら相手の額を小突き)
なっ、何も言ってないしっ((聞き返されれば焦った様子で先に進んでいき。つい振り返ってしまった自分に相手に額小突かれればハッと気づいてまた相手から顔逸らし「だ、だって瑞希が変な声で呼ぶから・・!」と更に頬の朱が紅くなるのと同時に何故か鼓動が早まるのを感じてはどうしていいか分からず目が泳ぐだけで
っ、だからそれは「ごっこ」に付き合ってやってるからで…。お前がやるって言い出したんだろーが。
(目を泳がせる相手から焦りを感じ取れば此方もつられて落ち着かなくなり。息をつく事でどうにか平常心を取り戻せば「で、店どっち」己の頭を掻きながら雰囲気を変えるべく問いかけ)
そ、そりゃあ、そうだけどさっ・・((会話を変える暇もなく、早まる鼓動を抑えられず相手に異変を覚られたらどうしようか、などと焦り。相手が話題を変えたため答えるも「あ、うんとね・・あれ?通り過ぎちゃってた・・」と言い後ろ振り返れば目的の店を既に数十メートル程過ぎていて
おま…しっかりしろよ、鈍くせーな。
(通り過ぎたと告げる相手に呆れたような言葉を容赦なく投げるも顔は笑っていて。「あー、あそこか」それらしい店が視界に入ると、行こうぜと手を引いて元来た道を引き返していき)
ご、ごめん・・話に夢中になってたら、つい・・((頬を掻いて苦笑いを浮かべては「あー、うん。あそこのアンティークな感じのお店ね」と返し手を引かれ少しバランスを崩すも持ち直しては早歩きで
へー、洒落てるじゃん。野郎だけじゃちょっと入りにくいかもな。
(外観を眺め思った事を口にすると店の扉を開け相手を通し。案内された席に着くと一通り店内を見回して)
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